舞踊・バレエ

Dance New Air2020→2021

Takuya Takemoto “came to see mountains”

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Dance New Air2020→2021

山を見にきた

Takuya Takemoto “came to see mountains”

実演鑑賞

武本拓也

ドイツ文化会館ホール(OAGホール)(東京都)

2021/10/26 (火) ~ 2021/10/27 (水) 公演終了

上演時間: 約1時間0分(休憩なし)を予定

公式サイト: https://dancenewair.tokyo/2020/takuya-takemoto/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
屋上から見える風景は、向こうの山とつながっている。
巨大な空気が、その隔たりを埋めている。
はるか遠くの山のきわに、この目の先が通り着く。
小さく立っている、螺旋階段の貯水塔。
貯水塔は本当は小さくなんかないのだ。
階段を登る人がいる。
その人と私とが、同じ空気でつながっている。
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公演詳細

期間 2021/10/26 (火) ~ 2021/10/27 (水)
劇場 ドイツ文化会館ホール(OAGホール)
出演 武本拓也
演出
振付
料金(1枚あたり) 2,500円 ~ 3,000円
【発売日】
一般/¥3,000
24才以下・65才以上/¥2,500
港区在住・在学・在勤/¥2,500
公式/劇場サイト

https://dancenewair.tokyo/2020/takuya-takemoto/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 10月26日(火)19:00
10月27日(水)19:00
説明 屋上から見える風景は、向こうの山とつながっている。
巨大な空気が、その隔たりを埋めている。
はるか遠くの山のきわに、この目の先が通り着く。
小さく立っている、螺旋階段の貯水塔。
貯水塔は本当は小さくなんかないのだ。
階段を登る人がいる。
その人と私とが、同じ空気でつながっている。
一直線。ひと連なり。
その人は、そのことを知っているのか。
その人が吸う息は、私が吸うのと同じのか。
隔てるもののなにひとつない、この隔たり。
 
かーん、と乾いた、音が景色を打つ。
 
 
 
✳︎✳︎✳︎
 
舞台に現れ、耳を澄まし、ゆっくりと、一歩踏み出す。 「私」が何かをするのではなく、「私」と「あなた」の間にあるのでもなく、私もあなたも消していって、そこであらわれるギリギリの小さい一点。在るのでも消えるのでもないその一点へ。 この世界を──というよりも、目の前のもの。目の前の事が、世界に繋がっている──それを見るための場所として、上演をやっている。

対象年齢について

私の公演は全編に渡ってほぼ無音です。今回、室内での上演である事を鑑み、年齢制限を5歳と設定しました。

5歳という年齢について。
私は首くくり栲象(くびくくりたくぞう)さんという方に表現の事を教わりました。栲象さんは、毎日ご自宅の庭で首を吊るという「行為」をされていた方です。
栲象さんはご自身のその表現について、こう仰った事がありました。
「ダンサーは5歳とかの小さい頃から訓練を続けて表現をしている。俺の表現は大人になってから始めたものだ。だけど小さい頃から続けている事は誰にだってあるはずだ。だから俺は、5歳の頃の自分に顔向けできるのか、という気持ちでやっているんだ。」
私は今の上演を大人になってから始め、今日まで続ける中で、この言葉を何度も繰り返してきました。
5歳という年齢は、たまたまそう言われただけかもしれません。
ですが私自身の指針の一つとなっている言葉として、この度は少なくとも5歳の方から見ていただきたい、と思います。
5歳の時からずっと続いていくもの。続いてきたもの。その垂直に連なる時間の層を、この上演でもご覧いただけたら幸いです。
その他注意事項
スタッフ
照明:小駒豪
音響/音楽:大谷能生
舞台監督:河内崇
宣伝美術:鈴木健太
図版:吉原航平
照明設営:春田幹人(AIR POWER SUPPLY CO.,LTD.)
協力: 岡野昌代

[情報提供] 2021/10/08 18:33 by こりっち管理人

[最終更新] 2021/10/08 18:37 by こりっち管理人

この公演に関するツイート

初日1週間前から「団体名」と「公演タイトル」を含むツイートを自動表示します。
(ツイート取得対象にするテキストは公演情報編集ページで設定できます。)

  1. 武本拓也『山を見にきた』を昨晩。会場にぐるりと配置された座席の外と内をやや早足で(武本さんの動きとしては、だけど)それぞれ一周歩く始まりがとてもよかった。空間とのチューニングなのか、観てる者も繋がったような開かれたような導入。

    2年以上前

  2. 武本拓也さんの公演『山を見にきた』を拝見しました。過去にも公演を観ていますが、やはりあの時間と空間と身体をどう表現すればいいのか分からないままです。ただ分からないけれど「美しかった」と自分はなぜか思っています。もちろん今回も。むしろそれ以外の言葉を探す勇気が無い…そんな感覚です。

    2年以上前

  3. 本日最終日! 当日券若干数販売します 武本拓也『山を見にきた』 10/27(水)18:30開場、19:00開演 ゲーテ・インスティトゥート東京 当日券は18:30から会場受付にて販売 https://t.co/7nOxiK4R2B

    2年以上前

  4. 武本拓也『山を見にきた』@ゲーテ・インスティトゥート東京。 精緻に再構築された立つ/歩くという行為が、感覚に揺さぶりをかける。 重心の微細な変化、ある時ふっとそれが持ち上がって生まれる浮遊感。そして眼球の揺れと煌めき。空間全体が共に緊張し弛緩する。照明も素晴らしかった。

    2年以上前

  5. 武本拓也『山を見にきた』@ドイツ文化センター。やってることはミニマムで、余白の部分がとても多い。目は武本さんの身体を追いながら、この上演のことを考えたり、全然別のことを思ったり想像しては戻ってきたりした。それは、黒沢美香さんのソロダンスを見たときと同じような感覚だった。

    2年以上前

  6. 武本拓也「山を見にきた」。武本のパフォーマンスは極めて両義的だ。一方で現前の神話に依拠した無根拠な身体の捏造であり、他方で環境の事実性=偶有性を暴露する単なる媒体である。だから武本の課題はあの〈歩行〉を受容可能な共同体の外に出ること、無防備な試行の場を自ら作り出すことにあるだろう

    2年以上前

  7. 武本拓也『山を見にきた』@ゲーテ・インスティトゥート東京(Dance New Air 2020->21)

    2年以上前

  8. 今日と明日の夜に公演のある武本拓也『山を見にきた』当日パンフレット印刷、さっき納品しました 西小山のHand Saw Pressで印刷をお願いしました 紙はタブロ、色は金と黒 満席だけど当日券もあるかもとのこと 図版はフライヤーに… https://t.co/Ustfk3ryHF

    2年以上前

  9. 【武本拓也『山を見にきた』当日券のご案内】 10/26(火)、27(水)、前売りは完売しましたが、両日とも若干数当日券を販売いたします。 18:30より受付にて販売開始しますので、ご希望の方は会場のゲーテ・インスティトゥート東京… https://t.co/FLLcx2zWDv

    2年以上前

  10. 【武本拓也『山を見にきた』開演時間についてのお知らせ】 10/26、27の武本拓也『山を見にきた』は、演出上、開演時間(19:00)以降のご入場はできません。会場へ遅れて到着された場合は、ご覧いただけなくなりますのであらかじめご… https://t.co/ldeI5qCe8O

    2年以上前

  11. ootany: 10/26,27 武本拓也『山を見にきた』@ゲーテ・インスティチュート東京 ・音響/音楽 https://t.co/4BvUgCVQTt https://t.co/yGf7vRESD6

    2年以上前

  12. 10/26,27 武本拓也『山を見にきた』@ゲーテ・インスティチュート東京 ・音響/音楽 https://t.co/84lbEb81du

    2年以上前

  13. 10/26(火)、10/27(水)の武本拓也『山を見にきた』公演チケットは、両日とも予定販売枚数に達したため、販売を終了いたしました。 なお、当日券の有無は公演当日の朝に、DNAのSNSにてお知らせいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

    2年以上前

  14. 【武本拓也『山を見にきた』チケット情報】 10/26(火) 武本拓也『山を見にきた』公演チケットは、予定販売枚数に達したため販売を終了しております。 10/27(水)の回は引き続き販売しておりますが、残りわずかとなっていますので… https://t.co/MMpI0J5T4W

    2年以上前

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