満足度★★★★
平田演出はよくできていたと思います
大好きな平田オリザ演出作品ということもあって、楽しみにしていきました。客席は、F/T演目の週末としてはかなり空席が目立ったかな。芝居はというと、平田演出の前半はやはり期待の背くことなく、ウェルメイドでよくできていたと思います。役者はどなたも上手。ただ、3人の演出を合わせた作品のまとまりということでは、今一歩だったかなと。
満足度★★★★
このフェスティバルで上演される意義のある演目!
せっかくこうして都がバックアップして国際色豊かに、大々的に行われる演劇フェスティバルで、おそらく今年の日本の演劇界最大のイベントだと思うので、そうした中で上演されるには最も意義のある企画なのではないでしょうか。
平田オリザ氏以外の2名の演出家は寡聞にして予備知識が全くなかったので、どのようなものが提示されるのか楽しみに見てきました。
満足度★★
異文化交流を超えて・・・
アフタートークで話していたように、まさに異文化交流を目の当たりにした感じ。ただ、単なる異文化交流は最早面白くない!異文化交流を超えて、芸術として一つの作品になってものを見たかった。単なる参加国の言葉の応酬、考え方の違いでは面白くない。
満足度★★★★
演劇は終わらない
3人が共同して、どのように作・演出を行うのか興味津々だった。
まったくの空中分解に終わる可能性もあるからだ。
しかし、ちょっとした驚きとともにそれは成し遂げられていた、と言っていいように思う。
全編を覆うギクシャク感みたいなものも、互いの意思疎通の難しさを表しているように感じたからだろう。
字幕を追うのは辛かった。しかし、ひっとしたら、それには理由があるのでは? と思ったのだ。その理由はネタバレで。