実演鑑賞
JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)
他劇場あり:
2020/11/19 (木) ~ 2020/11/19 (木) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://mogamos.link/scattered2020/
| 期間 | 2020/11/19 (木) ~ 2020/11/19 (木) |
|---|---|
| 劇場 | JMSアステールプラザ 多目的スタジオ |
| 出演 | 西村貴治、福井菜月、澤村喜一郎、西マサト、北川啓太、坂井初音、岡田菜見、F.ジャパン |
| 脚本 | 田辺剛 |
| 演出 | 田辺剛 |
| 料金(1枚あたり) |
1,800円 ~ 4,300円 【発売日】 一般=2,500円/ペアチケット=4,300円 ユース(25歳以下)=1,800円 ※19日14:00の回はそれぞれ500円割引きいたします ※ペアチケットは、入場券を二枚一組で販売します。日時指定が別途必要です ※ユース(25歳以下)の方の割引には年齢を確認できる証明書のご提示が必要です ※当日券は残席数に応じて販売いたします。ご入場は開演直前のご案内となります |
| 公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
| タイムテーブル | 2020年11 月 19日(木)14:00,19:00★ ※受付と開場はそれぞれ開演の75分前と45分前からです ★……終演後にトークイベントを開催します ゲスト=柿木伸之(広島市立大学/教授,哲学・美学) |
| 説明 | 劇作家・演出家の田辺剛が主宰し京都を拠点に活動している現代演劇のユニット「下鴨車窓」は演劇作品『散乱マリン』を2020年1月に京都、11月に広島と三重にて上演いたします(元々は3月に広島、4月に三重の予定が新型コロナウイルス感染症の影響で変更されました)。この作品は2014年に『scattered(deeply)』というタイトルで東京と埼玉にて上演され(主催=雲の劇団雨蛙)、翌年度の第22回OMS戯曲賞の最終候補に残った際にはその隠喩の豊かさなどが評価を得ました。このたびはタイトルをはじめ出演者や演出も一新して上演に臨みます。 自転車をめぐる人々の思惑がぶつかりやがてそれは獣たちの縄張り争いのようにも見えてきます。田辺作品のなかでも不条理性が強い作品です。例えば身近な人の死をどのように受け入れればよいのか、果たして受け入れることはできるのか。その一方で相手が死んでも構わないと殺し合いもするような、人間の死にまつわる感覚は極めて複雑です。それを隠喩の手法を駆使してコミカルなタッチで描きます。どうぞご期待ください。〈上演時間=およそ1時間30分〉 ---------- それは祖母の形見の自転車だった それはある美術作家の遺作だった 佐藤マキは「そんなことがあるの」とつぶやいた。盗られてしまった自転車は大好きだった祖母から譲り受けたものでそれが撤去されたという。ペラペラのハガキに書いてある保管所の地図は彼女が住むところからは遙か遠い。引き取ったところでその距離を乗って帰ってくることを考えるとウンザリするけれど、盗んだ誰かへの腹立たしさも手伝ってきっと取り戻してやると心に誓った。昼間の仕事をなんとかやりくりして取りに行けたのは保管期限もギリギリのときだった。 伊佐原リョウタは焦っていた。ビエンナーレ開幕も間近に迫っての担当キュレーターの交代はアーティストを不安にさせる。後任の担当者は作品のタイトルが読めなかった。彼の作品は野外展示のインスタレーションだが天候の悪い日が続いて作業もはかどっていない。そこにきて台風が来るニュースだ。すぐに若いスタッフが作品を守るために現場に向かってくれるという。「ありがとうありがとう」。時間をかけて準備してきた。必ずやり遂げようと彼は心に誓った。 空にはカラスが舞い、野犬の群れが駆け抜ける。 果てしなく広がるその野原はいまでは海の底に沈んでいる。 |
| その他注意事項 | |
| スタッフ | [舞台監督]山中秀一[舞台美術]川上明子[照明]葛西健一[音響]森永恭代 [美術助手]下野優希[演出助手]松藤未夏 [主催]下鴨車窓[企画制作]mogamos/田中直樹 [助成]芸術文化振興基金(京都・広島公演) |
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