公演情報
「シャンドレ」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
面白いの前にまず役者さんと演劇凄えなあとなった
人の作り込みが深く細かく刻まれててそれだけでドラマが生まれてて
人はその場面その人相手にしか見せない顔があってそれが見事に舞台上にあって
役者さんの凄さに圧倒された
満足度★★★
鑑賞日2020/11/13 (金) 19:30
アゴラ初登場(だと思う)の小松台東だが、何だか後味の良くない芝居だった。
ある朝男が目覚めると、作業服のまま寝ていて、その作業服は血だらけだった。その顛末が時間を遡って描かれ、オープニングと同じ場面が終盤に展開される。田舎町(と思える)にあるスナック「シャンドレ」に集まる男たちの、スナックでの情景と、昼間の姿も含めて描き、しょうもない男たちの止むに止まれぬ行動の数々を丁寧に積み上げる。こういった日常を描くのが得意な小松台東だが、今回は主に3人の役者で演じるということで、1人で何役もやるなど、工夫が見られる。
だが、劇中で演じられる「酔っ払い」の姿が、私が嫌いな酔い方(こういう酔っ払いがいる店には行かない)なので、見ていて嫌になってしまった。加えて、酔っ払いの会話でテンポが悪く、冗長感が否めない。それだけリアルということだとは思う。
実演鑑賞
満足度★★★★★
オヤジたちを観劇。年を取ってしか味わえない、心が廃れた大人にはたまらないオヤジたちの物語でした。
25人ソーシャルディスタンス満席での観劇。
横にいたイケメンくん、足元のスペースに余裕がある分、終始激しい貧乏ゆすり。オヤジたちのどーでもいい会話劇。この味、サンマの苦みが美味いみたいなのが分かるまでには、後何十年の年食わないと・・と思いました。
それとこの芝居、観てない人に説明しても仕方がないが、サスペンス劇でした。
満足度★★★★
同じ電気工事会社で働く男三人。その三者三様の人生を、三人の行きつけのスナック、会社の休憩室、コンビニのイートイン…などなど、主に飲食の場での会話を描いてあぶり出す、オール宮崎弁演劇。身分や境遇の違いからくる男同士の嫉妬心をここまで細密に描いた会話劇はあまり観たことがなく、興味深く鑑賞。小松台東を観るのは実に久々だったけれど、相変わらずユーモアと毒のバランスが絶妙。
満足度★★★★
小松台東らしい痛い人間模様を摘出する解剖劇が、こまばアゴラという劇場で理想的に実現していた。今の時世、巷の泥臭い人間関係や醜悪さを見るよりキレイなものを見たい・笑いたいと、乾いた喉が水を欲するように「疲れ」に侵されている。ゆえに小松台東の芝居を観るという時間が実は不安でもあったが、杞憂であった。宮崎弁をフィルターに、笑いをまぶして酷薄な場面と台詞を浴びる時間は心地よかった。またアゴラ劇場という小サイズで色気の無い劇場は小松台東に「合う」のかも一抹の懸念があったがこれも杞憂、大胆な抽象美術が美的に、ドラマの色調的に、また機能的にも良い仕事をしていた。登場人物4名、芝居はほぼ2名時たま3名の場面で構成、どちらかと言えばじっくり進む会話の言葉一つ重ねるごとに独特な人間味が滲み出るのが、醍醐味。