公演情報
「ツバメの幸福」の観てきた!クチコミ一覧
劇場に入ると目に入ってきたのは一面のビニールハウス。シュールな光景でした。
なるほど感染対策をそうしてきたかあ。
これでは見えにくいのでないかと思いましたが、始まってみるとほぼ問題なく見られました。
満足度★★★★
幸福な王子をもとにした作品だったが、幸福な王子をざっくりとしか知らなかったので、より楽しめた気がする。
王子役の人が9割以上ずっと同じ場所での立ちっぱなしに役者魂を感じました!
コロナ対策で見づらい感じでしたが、作品はとても面白かったです。
満足度★★★★★
鑑賞日2020/09/11 (金) 14:00
オスカー·ワイルド作の「幸福の王子」を参考にした『ツバメの幸福』という劇を観ました。
ほとんど原作通りなのですが、ところどころ違うところがあって、例えばそれぞれのキャラが凄く個性的に演じられていたり、幸福の王子像よりもツバメがむしろ主人公にされていたり、ツバメの葛藤や本当は幸福の王子に言われて立ち回った事なのに、自分はツバメなので、人に自分の言葉が上手く伝わらず、何か責任を感じたりする人間の様な、いやそれ以上の思いやりや切なる願いだったり、温かい心などを持っていることを劇中では強調しているところ。
自己犠牲の物語ですが、舞台ではそこの部分はそんなに大袈裟には強調されておらず、むしろツバメの心理描写や物語に出てくる他の人たちの一つ一つの小さなドラマの部分がかなり強調されていて、幸福の王子が強調されないことによって、神秘性や浮世離れした感じが薄まり、現実味が増して、感情移入しやすかった。
また、観ているなかで、涙があとからあとからほとばしり出てきて、涙腺が崩壊した。それぐらい感動した舞台です。まぁ、ツバメ役の女優の泣く演技や悲しむ演技が真に迫っていたので、本気で泣いたり、悲しんだりしているのかなと私に思わせたことも大きかったのかも知れませんが…。
後、今どき珍しく演出家が主要な役で出演しているのは驚きでした。現在において、なかなか演出、脚本、俳優の三つを器用にこなせる演出家なんて、ほとんど私が見てきた限り、特に若い世代ではあまりいないと思うので。
満足度★★★★
9月の観劇、オーバーペース気味の7本目。
「幸福の王子」の短い記述を作者の想像力で膨らませた秀作である。
縫子さんとその息子の話、劇作家の話、マッチ売りの少女の話、どれも原作では1ページ程度のあっさりとしたものである。そこに幸福度を計算する父親とその娘、娘の今の恋人と昔の恋人の4人を創造して3つの話に絡ませてくる。
たとえば原作では「マッチ売りの少女がマッチを溝に落としてしまう」としかないところを乱暴な男とぶつかってマッチを落としてしまうということにしている。この男は上記の昔の恋人であってかなり困った人物であることがここまでで観客に十分浸透しているのである。いつマッチを落とすのかと訝しんでいた私は「おおそう来たか」と大きくうなずいた。また作家がマッチ売りの少女に「あなたのことを小説にしても良いですか」と尋ねるところはまあそう書きたくなるよねと思わずニヤついてしまった。
最初の母と息子の話はドタバタギャグで会場では受けているものの私は完全スルーである。しかし不快感を持つ観客がいることも計算の内なのだろう。その後の二つは基本的に落ち着いたものであった。元々原作者はこのような書き加えを想定して簡潔な記述に徹したのではないかという気になるくらい説得力があった。そういうわけで脚本は星5つ。役者さんもみなさんうまい。ただ舞台があまりに貧相である。背景の一枚くらいはあっても良かったのではないだろうか。
コロナ対策は最低だった。澱んだ空気に気分が悪くなった。若い人々で赤字にするわけにはいかなかったのだろうと同情はするものの、またこういう会場設営であったなら行かないだろう。ここはマイナス1、本当はマイナス3にしたいところだ。
満足度★★★★★
童話のようなストーリー、
幸せについて色々考えてしまいました
風と月の存在、立ち位置が良かったです
コロナ対策の為の客席、
後方の方は足元が見切れてしまうのが少し残根でした
満足度★★★
言わずと知れたオスカーワイルドの名作。芝居でも何度か見たことがあったが,丸山正吾の役どころが気になり観劇。ドガドガとは全く違う所作,やっぱ良い役者さんだと思った。説明にもあったとおり,席の間隔は保証されていないが,各席の左右と後ろをビニールで囲んで感染防止対策。それ自体は良いことだけど,ビニールを張るためのポールが視界を遮って,舞台下半分が見えない。段差のある劇場なら良いが,この劇場でこの対策は不適切。閉塞感もあり,また空気の流れも阻害され暑さも増し,観劇環境としてはとても残念なものであった。
満足度★★★★★
期待を裏切らない、素晴らしい舞台でした。
涙が溢れて止まらなかった。予想してたけれど。
暗くなってしまうと、心配してたけれども、子供と、母親のお話、とてもおもしろくて、笑い転げた。
風の吹いている状態を、雪が降っている状態を、美しく表現していた。とても感動した。
子供向けで、幼稚になるのかな、と予想してたが、完全におとな向けでした。よかったです。
ひとつだけ残念だったのは、始まる前、暑いなか、自転車が通るあぶないなか、番号を待っていたとき、つらく悲しくなりました。
ひさしぶりに、とてもいい舞台を観ました。すごーく、満足です。
満足度★★★★
シーンに合った照明の綺麗さ、風や雨の繊細な音がとてもよかったです。
物語はお針子の親子に笑わされ王子とツバメで泣かされ・・・最後まで凄くいい舞台でした。
コロナ禍での舞台では珍しく席は詰めて座わり、また1席づつ左右と後ろをビニールで覆われていたので暑かったのとビニールを覆うためのポールが邪魔で舞台下半分が見えない為ラストがわからなかったのが残念。
満足度★★★★
「幸福とは何か」、捉える視点によって異なる問いかけが面白い。精神的な満足による充実感、物質的な充足感、そのどちらが幸福か…計算ずくでは解らない。テーマの問いかけは分かる。しかし演出は、箸休め的な効果を考えたのかもしれないが、敢えて笑いを誘うような観せ方をしており、自分は好まない。真摯な問いかけを前面に押し出す、そんな意図が感じられるだけに全体的なバランスを欠いたように思える。一方、照明・音響等の舞台技術は印象的で巧い。それだけに少し残念。
コロナ感染防止対策のため、自席の前方以外をビニールシートで囲っているため見難く、また閉塞感があるのは仕方がないのだろうか。カーテンコールで、「演じられることが当たり前だと思っていたが、コロナ禍では上演することすら難しい」と…。感染防止を図りつつ、観客に いかに心地良く観劇してもらうか、その観劇環境のバランスを保つのも難しいようだ。
(上演時間1時間40分)
満足度★★★★
かなり笑いの入ったファンタジックな舞台だっだけど、自己犠牲の精神と「幸福とは何か」の根源的問い掛けの重いテーマ。見入ってしまいましたね。ライティングが見事。終始直立不動の王子様、大変お疲れ様でした。
満足度★★★★★
ぜひたくさんの人に観てもらいたい舞台。
水崎さん演じるツバメ、星璃さん演じる王子ともにピュアかつ繊細な演技で心が揺さぶられる。
シンプルな舞台美術だけど、照明とはこうして使うんだというぐらい多彩かつ美しい表現と相まって、本当に良い舞台。
超おすすめです!