公演情報
「女々しき力プロジェクト〜序章『消えなさいローラ』」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
いろんな作品へのオマージュを込めた別役実の隠れた秀作。なんといっても別役にしては分かりやすい。ローラが、帰ってこないトムを待つのは「ゴドーを待ちながら」のよう。母親がすでに死んでいて、ローラがその遺体を母の椅子に座らせたままでいるのは、ヒッチコック「サイコ」のよう。そして「ガラスの動物園」のパーティーの後片付けをしないまま、時が止まった家は、ゴシックホラーのようであった。テーブルの上の干からびたお茶やパン粉を食べさせる、渡辺えりと尾上松也のやり取りが、ユーモラスで面白く、大いに笑えた。
最初は、渡辺えりが演じるのはローラなのか、母親なのか、一人二役なのか、そういうもやもやから入るけれど、すぐに、これはローラの二重人格化とわかってくる。そういう謎ときの要素、過去の輝いた瞬間から抜けられないローラのいじらしさ。そして最後に尾上松也が明らかにするトムの死。切ない芝居であった。
満足度★★★★
鑑賞日2020/08/22 (土) 18:00
渡辺えりが別役に挑む、恐らく初めて観た試みだが、渡辺らしさ満載の作品になっていた。
期待していた「女々しき力プロジェクト」だが、コロナの影響で形を変えるということで、別役作品の挑んだわけだが、渡辺らしい潤色や、歌を入れるなどして渡辺カラーがいっぱいだった。
満足度★★★★★
鑑賞日2020/08/21 (金)
長い禁足後のお出かけ、大変楽しい時間を過ごしました。
戯曲自体は言うまでもなく、役者の演技を含め舞台全体は
コロナを忘れさせてくれた別世界に一時間半ほど連れて行って
くれたような気がしました。舞台が終わっても帰りたくないほどでした。
満足度★★★★★
お二人の掛け合いに思わず笑ってしまいましたが・・・。別役さんの脚本ということでもっと訳わからないのかなと思っていましたが、そんなことはなく面白かったです。元になる(?)『ガラスの動物園』をみておけば良かったと思いました。
流浪の民の出演、舞台の大道具小道具が見覚えのあるもので一連の感がありました。
コロナ対策も、これでもかと言うくらいやってました。空けてある隣の席に荷物を置いて良いことになっていたことに感心しました。