ジプシー 〜千の輪の切り株の上の物語〜 公演情報 「ジプシー 〜千の輪の切り株の上の物語〜」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.3
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    Team葉 観劇
    憧れと現実の狭間のファンタジー、
    こんな状況の現実社会から抜け出せたようなひとときでした!

  • 良かったです。

  • 満足度★★★★

    結構な出演人数の割に共通役無しで2チーム。「大事に作る」印象のことのはboxにしては・・制作上の事情か、とすれば稽古回数の圧縮が中身にしわ寄せを・・等と実は勘繰りながら観ていた。が、戯曲の本線がやがて浮上し、堂々たるメッセージ性が倒れた大木を起こすようにもたげ、元来飲み込みづらい超自然的要素をすっかり観客に飲み込ませて終幕した。
    バブル時代を思わせる台詞に、若手中心の俳優は時代気分のシフトが出来ない様子、これが序盤のギクシャク感の事情と想像するが、戯曲を古いと感じさせなかった点において上演は成功と言えるかも知れない。貨幣や住居、所有に捉われない生き方・・・思い起こせば当時こういった視点がバブルに踊る自らへのアンチとして)巷間あった(『パパラギ』なんてのもあった)。
    しかし今この時代にこの戯曲の言葉を据えると、バブル期からさらに転落した文明そのものの惨めな帰結を、深く深く思わされる。
    このご時世に・・は決まり文句になりつつあるが、本舞台、この時世によくこの作品を蘇らせた。そしてよく中止にしなかった。

  • 満足度★★★★★

    人の生き方を力強く、そしてハートフルに描いたちょっと不思議な物語。

    (上演時間1時間40分) 【Team葉】

    ネタバレBOX

    芝居は映画と違い、その時、その場だけの新鮮さが最大の魅力であろう。脚本の魅力は、そのテーマというか主張の鋭さ面白さとすれば、演出はそれに息吹を入れることだろうか。

    「ジプシー・千の輪の切り株の上の物語」…時代はバブル最盛期、その当時を象徴する土地神話、それを当時の典型的な若夫婦に語らせる。
    念願のマイホーム、その建設中のマンションに「流浪の民」であるジプシー一家がやってくる。彼らは梅雨の時期だけ住まわせてほしいと強引に住みついてしまうが──何とか彼らを追い出そうとする夫婦だが、次第に奥さんが彼らの生き方に共感を覚え始め──という物語である。何となく奇天烈のような物語だが、その描くところは鋭く、単に時代(背景)に対する風刺だけではなく、人の生き方を問うている。

    バブル当時の物欲への批判的なシーンが印象的であり、今となっては、バブル崩壊後の失われた経済活況を振り返れば含蓄ある台詞の数々。…過ぎたことを悔やめば、無くした物が惜しくなる。先のことを思い煩えば、無い物が欲しくなる。どちらも、ただ物が増えるだけのことだ。物が増えれば、もう旅には出られなくなる……物に縛られて動けなくなるか、何も持たずに自由でいるか、私たちは迷わず自由の方を選ぶ。
    とは言え、世代的には夫婦(夫)の感情に近く、自他所有(コンビニ商品含め)関係なく我が物にするところに異論が…。

    一見、楽観的な夢物語の戯言に聞こえるが、目先だけではなく、もうほんの少し先を見据えさせることで、観客の思いに訴える。時代背景の現実性とジプシーという夢物語をうまく調和させた脚本。その脚本の面白さを十分引き出す演出が巧みだ。例えば鳥の浮遊感をイメージした衣装、小躍りしたようなパフォーマンスは地に足を着けない、物にこだわらない自由さを表現しているようだ。建築現場のコンクリート=人工、森林=自然というイメージ対比を舞台セットと音響(羽ばたきと風)・照明(夜中=薄暗さが神秘的な自然空間)でうまく表現している。

    さて記録(記憶ではない!)という点では、戯曲は映画に劣るかもしれない。また小説のように想像性をかきたてない(直視しているから)。しかし役者の身体を以て、瞬間瞬間で物語を紡ぎ実体化する、そこに芝居の醍醐味を感じる。まさに本公演のようにー。
    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    まずは,公演を行ってくれたことに感謝。こういう時世ではあるけれど,自分にとって心の安全のために観劇は必要であり,観劇が出来たことは素直に嬉しくありがたい。ことのはさんの舞台は何度か見ており,この作品にはちょっと違和感が残るが,満足できるもの。検温や除菌,換気などの劇団さんの努力にも感謝。

  • 満足度★★★★

    受付の隣で係りの方が非接触で検温してくれて、消毒液のスプレーで入場する前にシュッ、トイレから出てきたらシュッしてくれます。場内は窓を開けて換気していました。座席はいつもより間隔が広く、終演後の面会もなかったです。
    本作品は何年か前に見たことがありました。応援している役者さんが出演していたと言う理由だけで見に行ったので、ことのはboxさんだったとは自覚していませんでした。その時はジプシーの正体を知らずに見ていたので、やっと家を買ったと言う夫婦に肩入れして「この人たちなんなの?」と言う気持ちが大きくてどうなるのかとハラハラしていました。今回はもう知っているので「そうそう、そうなるよね」とゆとりを持って、また、ジプシーたちにも心を寄せながら見ることができました。ずっと続いていく命の営みに泣けました。
    それにしても前回反省したことをすっかり忘れていました。

  • 満足度★★★★★

    カーテンコールの『ありがとうございました』を受けて、観客として『ありがとう』と感謝で涙が止まらない。
    早口の台詞が見事に聞き取れる。効果音もよかった。ラストのシルエットがきれい。もうひとつのバージョンも是非みたい!。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2020/04/01 (水) 19:00

    Team 葉。110分。休憩なし。

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