公演情報
「今、出来る、精一杯。」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
非常に面白い作風でした。
これまでに小劇場で既にやられていた作品を新国立劇場にサイズアップして、
更に生演奏のミュージカル調のテイストも加えられていてなかなか無い作品でした。
特に主演の清竜人さんの空気感は独特で弱々しくも生々しい生きた人間臭い男がリアルでした。
歌声には良い意味でのザラ付きがあり耳に残り、上手い!とかでは無いからこその良さがありました。
また伊藤万理華さんが殻を破らんばかりの熱演をされてて印象的だったのと、春名風花さんの決然とした拒絶感と声の通りがとても良くビリビリと響きました。
車椅子の女性と主人公の、一周回って何故か成り立つ相互依存の様な奇妙な関係は、もしかしたら本当にあり得るのではと思うと考え込んでしまいました。
とにかく清竜人さんが良く、彼の存在抜きには生まれなかったであろう世界観はとても印象的でした。
満足度★★★★
再演の中野でのStageを観ているだけに、どうしても比較してしまう。。。小劇場の舞台としては前回の方が物語の進み方、ステージのサイズ、小屋の大きさなどなど完成度が高かった。
一方で、今回の音楽劇としての挑戦は別のインパクトを観客に浴びせかけてくれたし、可能性を感じるだけでなく、あの空間での衝撃や感じることも多かった。(正直1回めは圧倒されて?であったが2回めで納得だった)。
根本さん演じる長谷川の精一杯、やっぱり好きだなあのシーン!
満足度★★★
鑑賞日2019/12/13 (金) 18:30
2013年にスズナリで初演、2015年にテアトルBONBONで再演した劇団の代表作とも言える作品を、初の新国立劇場進出に際して、ミュージカル化して上演する。面白いとは思うのだけれど、初演も再演も観ている者としては、やはり小さな劇場が合う芝居だと思う。ミュージカル化は『プレイハウス』の大成功からヒントを得たもののようにも思うが、本作には向かず、冗長になっただけに思えた。豪華な役者陣は皆巧く、しっかりと役割を果たしているが、大きさに負けた舞台、という印象が拭えないのが惜しい。