ドクター・ホフマンのサナトリウム 〜カフカ第4の長編〜 公演情報 「ドクター・ホフマンのサナトリウム 〜カフカ第4の長編〜」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.0
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  • 満足度★★★★

    ケラリーノさんのオープニング演出は毎回、素敵ですね。
    できればオープニングで遅れてきた客の誘導はやめてほしかったな、
    そこがいい区切りかもしれないけど…。
    カフカとか全く知らなくてもわかりやすい内容だったので助かった。

  • 満足度★★★

    うーん、、、
    体調不良だったこともあるのだろうが、
    作品の内容が全然入ってこなかった。
    何を言いたかったのだろうか。。

  • 満足度★★★

    多部未華子の可憐さと少しの影と、渡辺いっけいと大倉孝二のコミカルな笑いと、緒川たまきのシュールさがよかった。それらが相まって、カフカ的というより、カフカをネタにしたケラ的世界をうまく立ち上げていた。

    冒頭の、列車で旅するシーンは、長塚演出の「イーハトーボの劇列車」を思い起こしたが、もちろん演出はちがいが多い。でも椅子や人間の配置で列車内をつくるというと、似てくるのは当然。

    この始まりは、実はカフカの残した第4の長編の冒頭シーンで、この新発見の遺稿をめぐるドタバタを渡辺と大倉が演じていくことになる。多部と緒方は、カフカの物語の中の人。それがいつしか入交、みんなが出会って、カフカ本人も登場するわけだが、ここら辺の複雑な展開を、面白く、わかりやすく、たっぷりと魅せるのはさすがケラである。得意のプロジェクション・マッピングと、群衆のステージングもうまい。

    ただ、最後に盛り上がりに欠けるのが残念なところ。つまり、最後の最大落差が、今一つ大きくならなかった。そのせいで、なんとなく物足りなさが残る。芝居は観終わっての感想なので、ラストの出来が3割ぐらいを占めてしまう。
    あと、師団長夫人の家の話は必要かどうか。ただでさえ長いので、そこは刈り込んでもよかったのではないか。
    休憩込み3時間半。大作である。

  • 満足度★★★★★

    ■215分弱(途中休憩込み)■
    とてもとても、優れてカフカ的でした。

    ネタバレBOX

    「乗ってはいけないほうの列車」の意味が分かった時、ゾッとしました。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/11/12 (火)

    イイ、イイ、イクってな感じで。大好きな作品がまたひとつ増えました。なにがいいのかってふふふふふ…。何だかね、すべてに関して贅沢な感しもして、3時間30分瞬きせずにいた!!って言っちゃうくらい集中しました。こんがらがってころがってひとつになってるような。怖いくらい奥へ奥へ進んで結局もとに戻っているような…。

    ネタバレBOX

    ケラさんと小野寺さんの組み合わせがね、…。次は違うのが観たいかな??笑。
  • 満足度★★★★

    好きが嵩じてここまでやってくれれば、見物は恐れ入って拝見するしかない。
    不条理劇大好きのケラが、散文不条理の本山カフカを素材にした集大成版。3時間35分の大作である。大劇場で、ナイロン以外のスター俳優も多く配した公演だ。
    現代、カフカの第四の長編原稿が発見された、という発想だけで面白そうだと気をひかれるが、その原稿の行方をめぐる現代の追跡劇、書かれた時のカフカの周辺とその最後,さらに書かれた作品の中身と、およそ三つの物語が錯綜する。舞台では、五人編成のバンドが様々な形で現れ演奏し、ケラの舞台としては珍しい20人の出演者が、小野寺修二の振り付けでモブシーンを展開する。幕開きのシーンなど手が込んでいるが一糸乱れなく息をのむ美しさだ。マッピングを多用した舞台美術もいいセンスだ。
    カフカというと、抽象性に頼って、簡素な取り組みでも舞台にしてきたが、これは官能性にあふれたケラならではのカフカである。
    ケラとしては、あまり慣れていない大劇場の広さを意識した振り付けやマッピングのスタッフの起用が成功して、ナイロンとは一味違う舞台になった。
    異論を上げれば、やはり、カフカの世界に若い女性の主人公というのはなじみにくい。
    多部未華子は熱演だが、カフカの人物としては、いい悪いは別として浮いてしまう。相手役の瀬戸康史も同じような感じだ。そこへ行くと大倉孝二と渡辺いっけいはうまいものだ。ここでずいぶん全体が見やすくなった。麻美れいの贅沢な使い方。本人は役不足と思ったかもしれないが、ちゃんと締めの役を果たしている。ナイロン公演でもまた別の味のある面白い芝居になったであろうが(ほとんどすべての役でナイロンの配役が浮かぶ)、ここは観客お得の料金で横浜の大劇場の一夜を楽しませてもらった。だが、東京の客はつらいよ。これなら夜は6時開演でもいいのじゃないか。

    いつも、パンフレットに凝るケラだが、今回は普通のブック・スタイル。おやと思って思わず買ってしまったが、これが日本の出版界では珍しいアンカット装本。紙にも活字にも例の通り凝りまくっている。読みでも十分。

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