公演情報
「ビッグ・フィッシュ」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
こじんまりとまとまったいかにもクリエ向きのミュージカルだ。
二年前の初演を、登場人物を減らし小屋も日生からクリエに移った小ぶりの再演だが、それが功を奏した。話自体が、父(川平慈英)と男の子(浦井健治)の葛藤のホームドラマだ。あまり、女優陣の活躍の場がないのもかえって新鮮ということもあるかもしれない。
トウエィンからスティーブン・キングまで、アメリカの映画、小説の独壇場といってもいいヌケヌケした少年物でもある。川平、浦井の親子が好演、ミュージカルにつきものの型通りの三枚目のシーンなどを抑えた白井演出も、この数年飛躍的に使えるようになったマッピングの映像も効果を上げている。
満足度★★★★★
もはやエドワードは川平さんなんじゃないかと確信するほど、憧れの彼女までの遠い道のりを生き抜く熱さ。感動しかありませんでした。曲もいい。まじめ息子のウィル浦井さん、クレバーな嫁夢咲さん、実にチャーミングな彼女霧矢さん。12人が、みんな輝いてる。特に人魚にまた会えて幸せ!白井さんの丁寧な演劇的な演出、大好きです。
家族っていいな。自分の終り方をこんな風に迎えられたらどんなにステキだろう。クリエという劇場にピッタリの作品です。
満足度★★★★★
鑑賞日2019/11/04 (月) 12:00
170分。20分の休憩含む。
父親が、自分仕事をどこか大げさに語りたい、という願望。子供に対して真実をそのまま伝えても、多分理解してもらえないだろうからこその、誇張であったり。その誇張が、関係を悪くする原因にもなったり。そんな父と子の心の構図を、「大人のための童話」というキャッチフレーズの通りに見事にストーリー化した作品。後半涙が止まらなかった。物語全体が、アーサー・ミラーの「セールスマンの死」の、アンチテーゼになっているような気がした。
日本初演は、アンサンブルかいたが、今回はなし。“12 chairs version”。舞台の広さのわりにちょっと迫力は書いたものの、ストーリーの良さと、12人の演技が絶妙。特に川平慈英が絶妙にはまり役だった。