公演情報
「ミス・キャスト」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
くだらなくてゲラゲラ笑える舞台の中に
まっすぐな現実が沈んでるタピオカみたいなキャッサバ演劇
シーンや展開はそれぞれベタなのに本気の熱に笑ってぶたれる
笑いの部分は「裸の銃を持つ男」感がして好き
千葉さんの舞台装置の機能を持った二枚目っぷりも効果的だった
左手Verと合わせて考えると
これはダブルキャストと冠しながら、8本のドラマの連作短編集だな
フォーマットも演出家も同じはずなのに
関係性の違いは、情念も気持ちを乗せる人物も変えていく
なんかオクタプルなピザを食べたような贅沢に味わえた作品
関係性に向き合う二人の周りに満ちているのは
余計な物や余計な言動をする、関係性の無い人たち
わかりやすい物語は余計なものに浸るとなんか可笑しくて
スノードームみたいに綺麗じゃない人たち
覗き込む僕ら観客は実はそれを望んでる
満足度★★★
鑑賞日2019/08/04 (日)
左手チーム・4日15時開演回を拝見。
「結婚したくても、できないカップル」をテーマにした、教師と生徒・同性愛・義理の兄妹・職場の上司と部下、の4つのエピソードからなるオムニバス構成の105分。
でっ、各エピソード共、確かに切り口は異なるものの、ワタシにはテイストが似通ったものに感じられ、次のエピソードが始まると従前のそれが記憶から「上書き」されるきらいも。終演後、個人的には、それまでの3つのエピソードでは狂言回し役だった、不倫関係にあるブライダルプランナーの先輩・後輩を描いた最後のエピソードのみが強く印象に残った。
演じ手では
『いつもの致死量』での先輩営業レディー以来の金井愛さん
表情豊さん作品では珍しい(注.弊社調べ)正統派の二枚目役な千葉一磨さん
のお二人が特に印象的だった。
あと…ワニズホール?での着物姿とか、何度か舞台を拝見しているはずの年代果林さんが、「あれ、こんなに小柄で可憐な方だったっけ?」と従来抱いていたイメージがアップデートされたことも付記しておく(☜なんのこっちゃw)
【配役】
武内ミホ(教師)…金井愛(かない・いつみ)さん
ヨコヤマナオヒロ(ロッカーな生徒)…池田みのるさん
ユキナ(同性愛カップルの求婚側)…宮下真美さん
リリ(同性愛カップルの躊躇している側)…佐倉仁菜(さくら・にな)さん
カリン(義理の兄を慕う妹)…勅使河原里菜さん
マモル(義理の兄)…芳賀勇さん
ファミレス店員、他…年代果林さん(好演!)
相沢タケル(ブライダルプランナー)…千葉一磨さん
トウコ(タケルの上司。家庭持ち)…多菊八重さん
満足度★★★★
鑑賞日2019/07/28 (日) 19:00
価格3,000円
【左手チーム・3ステージ目】
謂わば「神の左手悪魔の右手」ならぬ「神の右手悪魔の左手」?(笑)
基本構造は右手チームと同じだがMUで言うところの「反転」、人物の性別がほぼ入れ代わり、それだけでなく各カップルの障壁がより高くなっているという。
その一方で「アソビ」も多く振れ幅が大きい印象。
やはりダブルキャストや複数バージョン公演では先に上演される方が「基本形」で、後から上演される方が「応用編」なことが多いようだと確信。
これ、左→右の順で観たらどういう印象になるんだろう?
満足度★★★★
鑑賞日2019/07/28 (日) 14:00
【右手チーム・4ステージ目】
ノルマの達成に赤信号が点った上司と部下、2人のブライダルプランナーが悩んでいる深夜のファミリーレストラン、そこに3組のカップルが来店して……という状況から始まる物語。
そうして語られる3組(+α)のコミカルで甘いかと思いきやけっこうビターに転じたりもするイマドキの恋愛事情、妙にリアルな部分もありカップルそれぞれが出す結論に説得力があって見応えアリ。
満足度★★★★★
価格3,500円
左手チーム観劇。
いやあ、面白い。小劇場の良さを存分に活かした芝居。表情豊さんの演出センスが冴え渡る。強引に取る笑いが見事。
宮下真実(どん)さんの顔芸は至宝。めんどくさい女を演じるのが得意のようである。
佐倉仁菜さん、魅力的な女優さん。とにかく役者陣が全員、濃ゆい