ミュージカル「音」 公演情報 ミュージカル「音」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    いいじゃん!
    以前観た天才ホテルの芝居も難解で不条理で好みだったけど,このミュージカルは明快で気楽に楽しめて,これもまた好みです。歌も上手かったしね。ただ,自分が観た回は子供さんも数人いたけど最後は完全に飽きてたね。次回はファミリーミュージカルではなく,本格的ミュージカルを期待します。

  • 満足度★★

    言っちゃ悪いけど・・・。
    なんだか全然ダメだった・・・。

    ずっと居心地の悪さを感じてた。

    それはべつに隣の人の息が臭いとか、椅子の作りが悪いとか、そういったことじゃなく・・・(実際そんなことなかったし)、なんだか芝居の中に漠然とした違和感を感じての居心地の悪さだった。

    ネタバレBOX

    もう心を鬼にして言うと、たぶん登場人物に全然感情移入できなかったからだと思う。

    語り部の神谷さんが言ってたように出演者達が皆、まさに『年齢不詳』・・・。
    特にドちゃん、ハイツェーちゃん・・・無理あり過ぎ(ごめんなさい)。

    正直、ちっちゃなおばちゃんが歌がうまいってだけでカワイイ女の子役をやっているようにしか見えず、それでいて彼女たちのことを『可愛い可愛い』というセリフで飾り立てるものだから違和感が胃を荒らした。

    一番前の席から見てて、上からスポットライトが当たった顔が、口の奥の奥まで見せるくらいに大きくあけている姿は・・・怖かった(再びごめんなさい)。泣くほど心底恐怖を感じた(三度ごめんなさい)。


    そして歌・・・。
    ミュージカルってどんな作品でも一曲は必ず心に残るいい曲があったりするもんだけど・・・まったく無かった。

    そして、歌のうまい人と下手な人のギャップがありすぎた。
    フラット・・下手すぎ(もうほんとごめんなさい)。


    で、ストーリー・・・なんだか中途半端だった。

    ドちゃんとフォルテッシモ王の絡んでる場面の進行が意味不明だったし、デモ隊意味分かんないし、クラゲに刺されて音楽や言葉が聞こえなくなる設定がいまいち生きてなかったし、音楽を禁止したわりに歌ってる人たちに対しての規制甘いし、王と薬屋の関係や意図するところの掘り下げが甘いし・・・ありすぎて書けない(ああ、もうなんでこんなこと書いちゃうんだろう・・・ほんとごめんなさいごめんなさいごめんなさい)。


    キャラも出来てなかったなぁ・・・。
    スタッカートがあの感じでいくなら、フラットにももっと特徴欲しかったし、とはいえスタッカートも途中から普通に話してたし・・・もうなんでもありなんか?と頭に?マークが大量に浮かんでは消えた。


    なんかなぁ・・・期待し過ぎたせいかな。
    なんか観終わった時は胃が痛くなってた・・・。
    (ってほんとすいません・・・この子、根はやさしい子なんです)。

    まぁ、
    ファンとソラとレミの絡みはほのぼのしてて観てて楽しかった。
    特にファンはすごく可愛かった。


    で、全体的にはなんだかんだ言って可能性を感じた。
    だからこその苦言だし。

    だから、がんばっていい芝居を作って欲しいなと心から思った。
    (ほらね良いところあるでしょ)。

    って、取ってつけたような励ましだけど・・・。
    (って、ダメじゃん・・・)
  • 満足度★★★★

    素晴らしかった!
    佐々木姉妹ってあんなに歌が上手かった?マジびっくりですわ。東京ネジでの公演を観た時はあまり、インパクトがなかったのよね~。
    それから、芝居も・・。劇団四季の出身じゃあないはずの佐々木姉妹(いいのよね?四季とは無関係なのよね?)が歌といい、表情といい、四季バリバリでした!
    プチミュージカル!素敵でした。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    死島に居る音楽しか聞こえない少女の姉と音島に居る音楽だけが一切聞こえなくなってしまった妹の物語。

    舞台には大きな本が置いてあります。
    その本の1ページずつをめくって「レミちゃん家」「死島の地下」「歌風呂場女風呂」「死島の森」「薬屋さんの家」「革命」「クラゲの世界」と場面のタイトルを説明する仕組み。

    ナビ役は元劇団四季の神谷憲司。
    フラット役にディズニーシーのダンサー(現在ミスティックリズム公演中)の森政治を起用し、SOUL GIRLにも元四季の役者を歌わせるという夢のようなコラボで、それどころか今回は更に佐々木姉妹の歌の上手さも発見しちゃったというワタクシにとっては最高のプレゼンテーションだっての!(^0^)

    冒頭、妹が音島に漂着するまでのシーンが物凄く夢がある。
    ワタクシ、最初からニコニコ。
    次から次へと登場する役者にもニコニコ。
    要はちょっと子供じみたこうゆう芝居が好き。って事。
    実際に小学生が見に来ていたけれど、小学生にも受け入れられる楽しいお芝居です。

    この物語はただのノー天気な独裁者の王様が描かれてる芝居じゃあない。
    なぜ、王はクラゲを主食にしていたか?何故、この国では音楽しか聞こえなくなってしまったのか?それらの全ての原因はクラゲにあったことが判明します。

    苦悩する孤独な王とその王の苦悩の原因を知っていた薬屋。
    その人間関係の縮図が絶妙に絡み合い、見応えのアル芝居でした。

    王の苦悩するシーンがちょっとだけ中だるみ的に長く感じたけれど他のシーンはお好みの舞台でした。

    うーーん。舞台っていいね。観てるとその年齢まで戻れる。(笑)

    そう、こうやって色んな世界を想像する為に足を運ぶのだ。


  • 満足度★★★★

    ちょっと舞台が狭かったような・・・
    前作と比べるとまったく異なるテイストだが、ファンタジーミュージカルというのは理解できたし、実際、歌と踊りは楽しめた。ただ、出演者の人数に対して舞台が狭いような気がした。

  • 満足度★★★

    うーん...
    設定はおもしろいし、役者さんはかわいいし、歌も踊りも聞き応え見応えがあったのだけれど、何かしっくりこない。
    物語の後半に、厚みのある表現を求めてしまったからかなぁ。
    出演者が少なくて1時間くらいの作品を観てみたいかも。

  • 満足度★★★★

    おもちゃ箱みたい!
    観劇させて頂きました。前回番外公演を観劇させていただいた時は、「歌」と「踊り」を融合させた表現力にただただ圧倒されたのですが、本作品は一転「楽しさ」を前面に押し出した作品でした。おもちゃ箱をばら撒いたようでもありながら、グリム童話の残酷さのようなものも少し取り入れてあり作品全体が引き締まった感じにまとめられていました。個人的には前回番外公演で見事な表現力を観させていただいた役者さんたちが脇に回ったこの作品が、こちらの劇団の実力から生まれてくる自信がもたらす余裕により、大胆な遊び心を舞台上に持ち込んだ作品に思えてなりません。役者さん自体楽しんでいるようにも観えてしまうこの作品を観劇させて頂き、前回番外公演と合わせて2作品目でしかないのですが、どうやら自分は少し「歌」と「踊り」の表現力と言うものを甘く見ていた気がします。まだこちらの劇団のほんの実力の一端しか知らないのですが、引出しの多さに驚かされてしまいました。自分としてはこちらの劇団の星による評価次第で、今後小劇場でミュージカル作品を観劇させていただく際に星の評価に大変頭を悩ませることになりそうなので、こちらの劇団の次回作以降のミュージカル作品を観劇させて頂いた場合は、こちらの劇団のみの独自の星評価をさせていただきます。

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