公演情報
「僕たちへ、ぬかるむ町」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
ぐっぐつと抑圧された情念を
かる~く流しつつも
重たくしたり軽くしたりとして
絶妙な流れで展開していった
父の葬儀の日の家族や仲間の集う
台所での会話劇でした~何か凄かったデス
満足度★★★★
鑑賞日2019/07/27 (土) 13:00
105分休憩なし。
ストレートプレイ。肉屋の裏の、どこにでもあるごく普通のさびれて黄ばんだ台所が舞台。舞台美術が素晴らしい。この世界観だけでも、まずは圧倒され。そんな緻密な世界の中で積み重ねられる、濃厚な会話劇だった。題材というか、シチュエーションは、それになりシリアスなのに、どこかコメディのような視点で、観客にも、醒めた眼差しで世界を見せているように感じる。
満足度★★★★★
初日観劇。
父親の葬儀当日、25年ぶりに帰ってきた長兄が「この街は変わらねぇ」と呟く。もちろん街は開発され昔とは違っているが、呟きの意味するところは、人の心を揶揄しているようだ。底意地の悪さ、嘲り、裏切りなど人が持っているであろう醜悪な面を次々暴いていくような非人情劇。直接的には葬儀に集まった身近な人々の厭らしい部分をあぶり出しているが、真の狙いは人の懊悩を描くところにあるようだ。
観客の集中力を失わせないよう、”暗転なし”の工夫をするなど上手い観せ方。テンポの緩急、緊張をもたらすシーンなど観応えも十分だ。
なお、初日のためか演技が少し硬いこと、また冒頭は「ハッ?」「えっ?」などの感嘆詞のような応酬がくどく間が好くないところが気になったが…。
(上演時間1時間45分) 後日追記