皿の裏 公演情報 皿の裏」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    最近まで名も知らなかったユニットだが、作演出美術音響その他何でもござれ、才媛ここに在りと10年以上も前から発信していただろうに気づかなかったとは。との自省を込めつつ、自ら完結させてしまう舞台はどんなものかと座高円寺を訪れた。劇作家協会プログラムだけに劇作家・宇吹萌作品上演という色彩が強いのか、どうかは判らないが作家の趣向が覗く舞台ではあった。再演に耐える現代的寓意に満ちた作品だが、舞台はオリジナルな手触りで、美術をはじめ俳優の使い方、音楽の使い方にも先人の薫陶を授かった堅実さを離れて独自の匂いがある。特に俳優の扱い=演技アプローチの統一性の面で「成長(改良)の余地」のある作り手、という印象が個人的には際立った。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/07/05 (金)

    5日19時開演回(1時間35分)を拝見。

    ネタバレBOX

    その甘美なまでの甘さで人々の心をとろけさせ、だが、過剰摂取が続くと、まるで水をかけられた角砂糖がドロドロに溶けていくかのように、心身共にスポイルされていく…「砂糖」という戦略物資?によって、搾取と支配が行われている近未来の世界を描いた、現代の寓話です。

    「貴重な砂糖を育成?する工場」「工場から衣服の洗濯を請け負っている、家族経営のクリーニング屋」「砂糖より安価な人工甘味料?を生み出そうとしている治験施設」の3か所を代わる代わる登場させての巧みなストーリー進行を初めとして、演技巧者な役者さんたち! こだわりの劇伴・照明・舞台美術! には大いに感心させれた反面、ヒトにより好みが分かれる作風かな?とも思われました。
    あまりに精緻な・一部のスキもない話の進行ぶりに「少しスタティック過ぎるかなぁ」とは、あくまでもワタシ個人の印象であって、客観的には、明らかに高水準の作品であると断言できます。おそらく舞台を、そして公演を重ねる毎に、更に一層、磨きがかかっていく作品なのだろうと思われます。次年度以降の再々演を期待された観客も多いのでは?

    【配役(塩チーム)】
    ※場面毎の配役分類、記憶が違っていたらゴメンナサイ!
    <工場>
    ミア…小川諒子さん
    エリカ…加藤えりーさん
    ヤン…オギクボノ・トムさん
    ジベ…渡部健太郎さん
    ホリ…山田将平さん
    ナギ…和田悠佑さん
    女…太田祥世さん
    <クリーニング屋>
    父…森下庸之さん
    母…鈴木佳さん
    ケイ…石井寿美さん
    ルカ(姉)…松本さえ子さん
    リク(妹)…斎藤アイナさん
    祖母…星野クニさん
    セールスマン/スカウトマン…神山武士さん
    <治験施設>
    所長…おおばゆかさん
    シナモン…岡庭菜穂さん
    塩コショウ…柴田愛奈さん
    タバスコ…土佐みきよさん
    安酒…早川みゆきさん

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