「笑顔の砦」RE-CREATION 公演情報 「笑顔の砦」RE-CREATION」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★★★

    笑いの耐えない漁師達の共同生活と裏腹に、
    老痴ほう症、親の介護、老い…
    避けて通れない現実が突きつけられる。

    初演も拝見したが細かな所が修正され、より自然でリアルな感じに。
    また初演時とは別の角度から拝見したが、見え方が異なり、面白かった。
    むっちゃ良かった

  • 満足度★★★★

    二回観ました!1回目は前から三列目。2回目は後ろからだいたい三列目で見ました。
    ペニノを観るのは実は初めてで、後輩や先輩から面白いと聞いていてやっと観れました。
    前日にエンタメを観に行っていたため、振れ幅が広すぎて、ペニノの世界に入るまで時間がかかりました。
    前に聞いていた後輩・先輩の感想から、今回の笑顔の砦は普段やっている演目とは違うのかな?と思ったので、ペニノという団体をこの1つの作品のみで判断するのは難しいと思い、もっと見たいなと思いました!

  • 満足度★★★★★

    それぞれにはそれぞれの事情がありました。

    ネタバレBOX

    舞台左は53歳の漁船の船長が一人暮らしをする部屋で、長年相も変わらず帰港後に乗組員たちと魚をさばいて食ったりしている毎日ですが、乗組員にも事情があって去る者来る者少しばかりは変化します。舞台右はずっと空き部屋だったものの、海が見たいと言った認知症の母親のために借りた部屋で息子と息子の娘が世話をし始めましたが、所詮認知症の人が言うことですから別に海が見たかったわけでもなかったようで、また世話は大変で、結局は引っ越していきました。そんな二部屋の様子を客席から遠望する作品。

    手前がアパートの裏庭になっていたこともあって、役者は結構舞台奥の方にいる感じがして細かい表情が分かりませんでしたが、それがまた良く、まさに遠くから二部屋の他人の生活を覗いている気がしました。

    隣通しで何か事件でも起こるのかと思っていましたが、それぞれはそれぞれで、さほど絡むことはありませんでした。

    機嫌の悪そうな娘さんでしたが、舞台挨拶のときは明るく爽やかでスタイルのいい女優さんで嬉しくなりました。
  • 満足度★★★★★

    前作「蛸入道忘却の儀」はライブであったが今回は劇である。「ダークマスター」と同じカミイケタクヤの超リアル美術が舞台上を埋め尽くし、超リアル芝居が展開するという近年の(以前のは知らないので)ペニノ芝居。にんまり。「ダークマスター」と同様、料理が一つのポイント。緒方晋の緒方晋節も健在。リアルな生活臭が立ち昇る細部へのこだわりには脱帽。理想を言えば、客席はもっと舞台に近寄りたく、密な空間で味わいたかった。

  • 満足度★★★★★

    この劇団凄いな、演劇って最強のメディアなのかも!?と思わせる見せ方・演出が今回も素晴らしい!

  • 満足度★★★★★

    気持ちいいまでに作り込まれた舞台美術。実際はあまりリアルとはいえないセリフを、リアルに感じさせる舞台的なリアル。だからこそ、まるで物陰から他人の生活を覗き見しているような濃密な芝居時間が流れるのだけど、芝居って、ある程度以上にリアルに迫ると、芝居としての必要性がなくなるのでは、などと妙なことを考えてしまった。

  • 満足度★★★★

    ネタバレ

    ネタバレBOX

    庭劇団ペニノの『笑顔の砦』を観劇。

    漁師の剛史は53歳ながら、仲間を従えて、笑いの絶えない楽しい日々を送っている。
    そしてある日、隣に母親が認知症の男性が越してくる。互いに挨拶はするが、特に付き合いがあるわけではないが、隣の部屋の物音が聞こえてきて、何気なく、気になってしまう。
    そしてある日、隣の家の認知症の母親を見かけた瞬間、剛史の中で何かが変わっていくのである……。

    今作の見所は、セットが真っ二つに別れていて、左が剛史の部屋、右が認知症の母がいる男の部屋で、観客は同時に芝居を観ることが出来る。
    だが登場人物たちは隣同士で、壁があり、互いの生活が見えず、隣から聞こえる物音でしか相手を理解する事が出来ない。観客は、常に両方が見えているからか、登場人物たちが知り得ない情報を知る事が出来、両家族の視点から見る事が出来るようになっている。普通なら、登場人物の見たもの、感じたものに追随していく形で、観客は感情移入していくが、今作は登場人物よりも沢山の情報を我々が得ているからか、観客の感情が先に揺れ動いてしまい、登場人物と観客の感じる箇所と時間に微妙にズレが生じていき、何とも言い難い、体験をしてしまうのである。

    この劇団を毎回観る度に、とても奇妙な感覚に陥ってしまうが、生の舞台の無限の広がりを感じずにはいられないのである。
  • 満足度★★★★

    舞台を均等に2分割し、漁師たち、とある家族、それぞれの世界を、丁寧にそしてリアルに描き、五感をフル稼働した感がありました。
    無声映画のように淡々と粛々と進むストーリー展開は、ほかにはない満足度を感じました。
    これから誰もが向かう「死」について、あらためて考えるチャンスとなりました。
    なんらかのご縁があって生まれたのですもの、おおいにあがいてあがいてあがきまくりましょう!

    ネタバレBOX

    後部よりも前席での観劇をおすすめします。演劇者の表情や仕草など、お見逃しなく。
  • 満足度★★★★★

    他では味わえない演劇体験。演劇を「観る」んじゃなくて、「体験する」っていう感じ。

    ネタバレBOX

    最後の男ふたりの会話が、なんともいいですよね。予想をはずされたというか。
    暗転するとき、部屋が二つに割れたようで、「おお、すごい」と思ったが、明転するとくっついてた、、、あれは何だったんだろうか。まぼろし?

  • 満足度★★★★★

    丁寧に細部まで作り込まれた美術もさることながら、役者陣の演技のリアリティーが作品の強度と説得力を高めていた。
    何も大きな事件は起こらないが、粛々と営む日常に転がる静かな愛と生が炙り出されていく。
    手触りのある時間が確かにそこに流れていた。ぐっと心が掴まれました。

  • 満足度★★★★★

    舞台セットがかなり凝っていて小さな道具まで生活感が出ているものをきちんと使っているのが凄い。本当にその人の家のようにリアルだった。
    水道の水音がずっとポタポタと響いているのがあの部屋らしくてよかったのだが、話に入り込みすぎてしまって介護の話になった時かなりきつく自分の事のように辛くなってしまった。
    前のダークマスターではオムライス今回はおでん・・・見終わった後はお腹がすきました。

  • 満足度★★★★★

    セットやらなんやら、とにかくリアルな作品。これからの日本社会を生きる人にとって、身につまされるような内容だと思う。怖いし胸が痛むけど、まあ現実ってこんな感じだよねと実感したい方は是非劇場へ。まったく救いがないというわけでもないから。

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