【募集】
2013年の公演&勉強会に興味のある方を募集しています。
重力/Noteでは、問題意識の共有や演技スタイルの追究のために、一昨年より通年で試行錯誤できるメンバーを募集してきました。現在8人+αの体制で主に東京・浅草橋を拠点に活動しています。今年は6月にポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアのテクストを取りあげ、冬には昨年より試行錯誤を重ねている寺山修司の集大成バージョンを発表します。その他、研究発表や国内ツアー、演劇祭などの参加を準備しています。
俳優、劇作家、ドラマトゥルグをはじめ、各スタッフからの参加をお待ちしています。
《対象》
①舞台藝術を専門に活動している人(未経験者は応相談)
②25才前後〜30才前後(学生や対象年齢外は応相談)
③参加する企画のスケジュールに対応できる人
④東京・浅草橋近辺に通える人
*定期的に面談を重ねながら個々の問題意識と付き合っていく体制です。 最終的には、演劇と世界の繋がり方についてああだこうだ言える方を募集していますので、興味ある方は「氏名/性別/年齢/簡単なプロフィール/面談希望日」を添えてinfo@jyuuryoku-note.comまでご連絡ください。面談の際に年間の活動に関する詳細をご案内します。締切は1/10。ご応募お待ちしてます。
劇団HP http://www.jyuuryoku-note.com/
【重力/Noteとは・・・】
東京・浅草橋を拠点に活動。世界と人間を取り巻く様々な力の運動を記述した《場》を提供し、それらを通じて観客とともに世界と人間とのあいだにある沈黙について想起していくことを目的としている。創作スタイルとしては、演出家が既存のテキストに取り組む体制をとっており、トップダウン型に共有される演技形式や個人の作家性などに依存しない関係性での集合創作を模索中。稽古場では、俳優が個別に演技法を創出/探究していくため、一人一人が見つけた《演劇的なるもの》を肯定していくことが、そのまま作品へと繋がっている。演劇とは「《喪われた経験》へ向けられた追悼行為である」とし、人類史上において破局的な経験を描いている作家/テキストを中心に取りあげながら、演劇表現の可能性を追究している。俳優の身体や舞台美術といった物質としてそこにある素材や、声・音・光・時間などといった痕跡を残さない素材を駆使して、存在の生成と消尽の運動を記述していく。現在の作業課題は、もっとも微弱な《演劇的なるもの》を見出して条件づけていくこと。《眼差し》と《名づけ》の反復を経て、言葉と世界が触れあう前線に立とうと試みている。10年より劇団に改編。近年の公演では『島式振動器官』(11)、『リスボン@ペソア』(12)『職業◉寺山修司(1935〜1983/1983〜2012)』(同)、F/T12公募プログラム参加作品『雲。家。』(同)を発表。2013年は近年再評価されているフェルナンド・ペソア、そして没後30周年を迎える寺山修司のテキストを中心に取り組む。