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第38回『本読み会』のお知らせ。今回は泉鏡花の『夜叉ヶ池』です。

  • honyomikai honyomikai(0)

    カテゴリ:ワークショップ告知 返信(1) 閲覧(178) 2012/10/18 00:42

いつもお世話になっております。『本読み会』です。

(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページをご覧ください。)

次回の開催情報をお知らせいたします。



第38回『本読み会・泉鏡花』

■作家
泉鏡花

■作品
『夜叉ケ池』

収録
夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫)

■日時
2012年11月25日(日)13~17時

■場所
都内・千代田区周辺

■参加費
会場代として、お一人様50円

■作品について
琴弾谷の山奥を訪れたある男が、行方知れずとなっていた旧友と再会するが、彼は夜叉ヶ池の定めに従い、明六つ、暮れ六つ、丑満と、一昼夜に三度鐘を鳴らす鐘守りとなっていた――

尾崎紅葉に師事し、『婦系図』や『高野聖』など多くの作品で知られた泉鏡花の代表的戯曲作品が『夜叉ヶ池』です。

白雪「義理や掟は、人間の勝手ずく、我と我が身をいましめの縄よ。・・・鬼、畜生、夜叉、悪鬼、毒蛇と言わるるわが身に、袖とて、褄とて、恋路を塞いで、遮る雲の一重もない!・・・先祖は先祖よ、親は親、お約束なり、盟誓なり、それは都合で遊ばした。人間とても年が経てば、ないがしろにする約束を、一呼吸早く私が破るに、何に憚ることがある!ああ、恋しい人のふみを抱いて、私は心も悩乱した、姥、許して!」

浪漫、耽美、怪奇、華美。
様々に形容される泉鏡花の言葉ですが、読めば納得。とにかく艶のある美しい言葉だと思いませんか?

言葉を味わうには声に出すのが一番。
皆様のご参加をお待ちしております。

■おねがい
作品は未読のままでもご参加いただけますが、全シーンを読まず、ところどころ飛ばして読み進める場合もありますので、一度目を通してからのご参加をお勧めしております。
図書館やインターネット等を利用して戯曲を入手し、目を通していただければと思います。

■定員について
申し込み多数の場合、参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
(お申し込みは先着順で受け付けますので、お早めにお申し込みをお勧めします。)

■参加申し込み/お問い合わせ

『本読み会』
ホームページ
http://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net


■『本読み会』について
『本読み会』の活動は不定期ですが、約2ヶ月に一度のペースで開催していて、毎回参加者を一般から広く募っております。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)

第1回『本読み会』が開催されたのが8年程前、今回が第38回目の開催となります。
また『本読み会』では講師を招いてのワークショップや講演会などを企画し、その他、数年に一度のペースで有志による上演活動なども行って参りました。

『本読み会』では、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行ってきました。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、興味がおありでしたら、どうぞお気軽にご参加下さい。

皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。


『本読み会』
大野遙
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。
  • 第38回『本読み会・泉鏡花』へのたくさんのお申し込み、ありがとうございます。
    参加をご検討くださっている方には申し訳ないのですが、参加申し込みが定員に達してしまいました。

    以降のお申し込みに関しては、キャンセル待ちの枠も兼ねて、見学者の募集とさせていただきます。
    (定員制限は参加者それぞれが読める量を確保する為のものなので、見学でもよろしければ、来ていただける事は大歓迎です。)

    今後も『本読み会』をよろしくお願いいたします。

    『本読み会』
    大野遙

    2012/10/29 21:21