多摩美術大学　映像演劇学科
「専門演習１映画」 合同オーディション

多摩美術大学映像演劇学科の授業『専門演習I 映画』で、
教授・映画監督／青山真治、客員教授・映画評論家／大久保賢一のもと、数本の映画製作を行うことになりました。
現在検討されている全１２企画、内７企画でメインキャスト及びサブキャストの募集をさせて頂きます。
なお、出演料とオーディションへの交通費はお支払いできません。
申し訳ございませんが、オーディションへは実費でのご参加よろしくお願いします。撮影の際の交通費等は各企画が負担いたします。

日時：７月１９日（木）　１４：００〜２１：００まで
会場：多摩美術大学　上野毛キャンパス　映像演習室
東京都世田谷区上野毛 3-15-34
URL:http://www.tamabi.ac.jp/access/
※当日は看板、スタッフを正門に配置してご案内する予定です。



≪各企画概要≫

１【PICNIC】　監督：廣田 智大 　(ヒロタ トモヒロ)

あらすじ：砂浜でテーブルを囲むとある家族。テーブルのうえには拳銃が一丁。

父が拳銃を掴む。銃声。母は言う。「じゃあ、次。」そういって息子を見る。当たり前のようにたどり着いたこの場所この状況。

何がいけなかったのだろうか。僕らは普通に暮らしてきただけだった。ただそれだけだった。

・募集

父役 40代から50歳くらいを2人

母役 40代から50歳くらいを1人

・撮影期間

8月の半ば一週間と12月の半ば2日程度




２【 素晴らしき忘却の日々】　
監督：甫木元 空 　(ホキモト ソラ)
あらすじ：自分自身の焼身自殺を自撮りしネットに中継でながした涼太、テレビは連日そのニュースをとりあげている。
涼太をとりまく人々は平穏な日々を取り戻しつつあるが、そもそもどんな日々が日常だったのか・・
そんな日々のなかを生きる人々を描く

撮影期間：八月中旬〜九月内 一週間程度
・必要な役、年齢
35歳〜55歳女性
30歳〜65歳男性
7歳〜25歳男性

３【この澄みきったとき（仮）】監督：桑原 飛向　(クワハラ ヒムカ)
あらすじ：夜に劇場で清掃のアルバイトをしているひさ。実家はすぐそばにあるが、けんたとだいとルームシェアをしている。
大学生だが大学には行ったり行かなかったり。最近ハマっているのが、バイト帰りの朝方にホテルのプールに行くこと。
ひさたちが住むのは、限られた“ここ”という場所。ひさはある時、“ここ”とは違う“あちら”への境界線があることに気がつく。
そんな時、ホテルで働くしゅんから“あちら”にある海の話を聞き、ひさには見たことのない向こう側“あちら”への熱望が生まれていく。

・撮影日：８月２０日〜９月下旬の内、１日程度

・必要な役：主人公ひさのお母さん（５０代に見える方）、
主人公のおばあちゃん（７０代に見える方）


４【鶯谷でまた会おう】　監督：廣瀬 有紀　（ヒロセ ユキ）

あらすじ：地雷嬢が巣食う鶯谷のヘルスで、かつてバラバラになった家族が再集合するハートウォーミング下衆コメディ！
軽い気持ちで始めたソフト風俗のバイトからヘルスまで堕ちた、山塚愛(ヤマツカアイ/23)。
保育士になる為の資金集めに始めた仕事だったが、男性器を扱った手で幼児に触れる事に嫌悪感を覚え夢を諦める。
ストレスからの暴飲暴食、喫煙、仕事による不規則な生活により、見た目も性格も醜くなっていき店を解雇された。
そんな時に出会ったのが、地雷嬢専門の風俗店、鶯谷マッディボムなのであった。
鶯谷マッディボムには、男になる為の資金を貯める男女リョウ。性格も体格もだらしないリナコ。熟女ユウコ。老婆ヤエコが居た。
鶯谷の面々の生き方を見て愛は変わる。コンプレックスだらけの人間が自身のそれを受け入れ、自分にとっての最良の環境を選んで生きている。
底辺から太陽の光を見つめるような生き方を見て、自分も卑屈になる事はやめようと思ったのだった。
愛は、SNSで交流をはかっていたいっさんと自身の店で会う約束をとりつける。
そこにユウコが現れ、私は貴方の母でその人は父だと告げる。
幼少期に捨てられ、家族にはいい思い出など無かった愛は、家族の再集合を受け入れられるのか…？！

・撮影期間
9月-10月予定
内、一日〜一週間程度。

・必要な役、年齢、各キャストの撮影期間
1.斉藤勇:40代 男性
現在は名古屋の土木作業員。かつて別れた娘の愛とSNSで知り合い、失われた親子の時間を取り戻して行く。
趣味はパチンコでECHOを愛煙している。
撮影期間：一週間〜二週間

2.佐伯:30代 男性
鶯谷マッディボムの店長。
160cm代で少しアブナイ雰囲気を持っている。
撮影期間：一週間

3.戸田:30代 女性
デブ娘リナコを体質改善の為絶食キャンプに入隊させようとした所逃亡される。娘を探してぽっちゃり系風俗を渡り歩く日々。
撮影期間：１〜２日

4.ヤエコ:60代 女性
鶯谷マッディボムの古株。ヤエコに指名が来た日には奇跡が起こると言われている。
撮影期間：一週間以内

いずれも、指定の年代に見える風貌の方。実年齢は問いません。


５【愛してよみいぽん、神じゃない】　監督：加藤 秀則 　（カトウ ヒデノリ）
あらすじ:
僕らが愛し、尽くしたアイドル、みぃぽんが疾走した。
狂信的ファンの野口、田中、小泉はもう一度みぃぽんに会うため、それぞれ異なった思いを抱きながら探し始める。
こっくりさんに呪われて、プライベートに幻滅しようとも、3人はみぃぽんへの愛を貫き通すのだった。

・撮影期間:9月下旬～10月予定、うち１週間～２週間程度
・撮影場所:東京・神奈川を中心とした関東近郊

募集キャスト:アイドルヲタクの中年サラリーマン・田中
／ 30～40代前半、ふけ顔の20代後半もあり
太った体格の男性、身長不問


６【世界の針】　監督：板坂 華菜 イタサカ ハナ
あらすじ：繰り返しの日々を享受する男が望む世界が、少女に連れられやってきた。
ここは本物の勇気を見せる場所だと言う。
男は繰り返しから脱却し世界を手にすることができるのか。

募集キャスト：
・男（24）
身長172センチ前後（目安）
会社員（技術職）なので、長髪ではなく黒髪の方
多少体を動かすのが得意な方

・女の子
身長158センチ前後（目安）
年齢は10代中盤に見えるくらい（見えるようであれば年齢不問）
澄んだ声の良く通る方

・撮影期間：
9月中旬～10月下旬予定

・撮影場所：
東京、神奈川を中心とした関東近郊（予定）


７【ぽんぽん】　監督：中村 祐太郎　（ナカムラ ユウタロウ）　木村 暉 （キムラ ヒカル）
あらすじ：人と上手くコミュニケーションが取れず、バイトも長続きせず、家で引きこもりながら脚本を書く光輝。
ストレスを抱えながらも外で仕事をし、献身的に光輝を支える優子。
そんな二人が同棲するアパートで、何も変わることのない閉鎖的で怠惰な生活を繰り返すのだが……ぽんぽん。

撮影期間：　9月中旬～10月にかけての、合計で約2週間です。

役、年齢：　物語を左右する、暗い女性の役です。　10代から20代の女性でお願いします。

コメント：　10年後のスターを探しています。




興味のある方はまずは一度ご連絡下さい。 不明な点、質問などもお気軽にどうぞ。

多摩美術大学映像演劇学科 「専門演習１ 映画」プロデュース班一同

問い合わせ先:tamafilm013@gmail.com

※１７日夜２１時までにご連絡ください。






********************************************************************

多摩美術大学映像演劇学科 【「専門演習１ 映画」担当教員】教授・映画監督青山真治、客員教授・映画評論家大久保賢一、学科助手鈴木余位

※青山真治作品のオーディションではなく、あくまで授業内での生徒の作品です。お間違えなのないようにお願いします。