「ホンが読める役者」とは、ディレクターや演出家にとって、共に作品を創造するパートナーだと言うこと。
「本が読めない役者」は、ただの「お客さん」か「お荷物」「足手まとい」。
台詞と、若干のト書きだけの台本から何をどう読み取れば、天才的な「自然で胸に迫る演技」が出来るのか?
スタニスラフスキー・システムには、戯曲読解の明確な方法が指示されており、今も色あせる事なく世界中で素晴らしい演技を生み続けています。
しかし、日本の俳優、演出家、演技教師の、実に90%以上は、この「戯曲の明確な解釈法」を知らないまま演技に取り組んでいます。
台本の行間に隠されている膨大な情報の10分の1も読み取れぬまま、目隠しされたような状態で演技に望んでいるのです。
スタニスラフスキー「行動分析のメソッド」は、台詞から状況を詳細に読み取り、台詞の背後にある、具体的な行動の『意図』を導き出します。
多くの俳優が舞台で、感情を搾り出そうと四苦八苦しますが、スタニスラフスキーは
「正しい『心理身体的行動』をすることでのみ、自然に真実の感情が生まれる。」
と教えてくれます。
この方法を知っているのと知らないのでは、目を開けているのと閉じているの程の違いが有り、習得すれば確実に演技力がアップします。
驚くべき、天才的、奇跡的な方法です。
初めてこの方法を学んだ俳優は必ず言います。
「目からウロコが落ちるとは、まさにこのこと。」
「自分の今までの演技は一体何だったのか。闇の中で手探りしていたようだ。今はどこに向かって進み何を探るべきなのかハッキリと分かる。」
※受講者の感想→http://edgeproject2007.blog116.fc2.com/blog-entry-44.html
今回はこのメソッドを使って、10日間で実際にA taste of Honey を分析し、シーンを演じます。
また、Prayers studio では、A taste of Honey の長期継続アトリエ公演を計画しています。今後のワークショップ受講者の中で男性キャストとの良い出会いが有れば出演をご相談させていただく予定です。
【日時】2012年
6月
25(月)、29(金)
7月
2(月)、6(金)、9(月)、13(金)、16(月)、20(金)、23(月)、27(金)
※時間は全て13時~16時50分
【定員】10名先着順(少人数で確実に!)
【場所】渋谷・目黒・世田谷区の区民センターなど
【受講料金】10日で3万円(内容濃すぎ(^_^)破格です!!)
【講師】渡部朋彦
Prayers studio 代表、東京ノーヴイ・レパートリーシアター俳優、理事
【ご予約・お問い合わせ】件名に「シーンスタディー・クラス」と明記しinfo@prayers.jpまでご連絡下さい。
翌日になっても返信のない場合はメールトラブルの可能性があります。お手数ですが再度ご連絡下さい。
※不定期開催の希少クラスです。是非この機会にスタニスラフスキーの「行動分析のメソッド」を学んでみませんか?
http://prayers.jp/index.html
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