-ある劇団俳優と裏方達の衝撃の舞台裏。
浮き彫りになる現代演劇の立ち位置、認識、価値、社会制度。登場人物がフィクションという力を借りてさらけ出す
衝撃のドキュメンタリーのような舞台。-
―ある劇団を取り巻く一
抹の不安と生々しい裏側の物語。
シカクを持たない我々の矛盾の旅路―
衝撃の1時間40分を超えるアドリブ劇
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劇団アレン座と申します。
この度、劇団創設初の4月公演に向けて一般公募でのオーディションを開催することになりました。この度”劇団アレン座が向き合う物語の題名は、『シカク』。「シカク」、という文字には、様々な意味があります。
今回私達が向き合いたいのは、芸術の保証・評価を通してみる、日本国内の文化の貧困です。舞台は東京の小劇団。一般的に見て、夢を追いかける・目標を叶えようとする人々という、ポジティブな部分を感じさせつつも、お金が稼げない・将来がないという、ネガティブな部分も避けては通れないごく普通の考えでしょう。では、なぜそのごく普通の考えは私達の中に根付いているのでしょうか。それは、単に需要と供給の数値的格差の問題だけなのでしょうか。
世界から見た日本の演劇、日本人から見た劇団という存在、劇団から見た日本の芸術的価値、様々な視点から日本の劇団運営のリアルを描き、日本の芸術文化を作ろうとする人々の現実を浮き彫りにしたいと思います。また言うまでもなく、演劇は、俳優だけでなく、制作、技術部、演出家、脚本家、宣伝美術、衣装、メイクその他様々な人々との総合芸術だと私達は考えています。そういった人々を絡めながら、日本演劇というものを客観的に、また主観的に描きたいと思っています。「資格」のない人々が作り出してきた演劇は、何を生み出し、どう社会に評価されてきたのか、今私達が知らなければならない芸術の「死角」はなんなのか。この公演を通して、過去と今の日本演劇に向き合い、今後の日本芸術における保証・評価を変えたいと考えています。
是非、意志のある方々と作品作りをしたいと思っていますので、
応募お待ちしています。
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◆応募対象・条件◆
・募集人数:2〜3人ほど
・男女不問。年齢10代〜60代。身⻑不問。 ・舞台を創るための意欲のある方、本作品の宣伝を意欲的にできる方。 ※2次選考の詳細は1次選考(書類審査)を通過した方にのみお伝え致します。 ※原則として本番スケジュール、イベントスケジュール並びに下記稽古期間などのスケジュールを必ず確保できる方。
◆本作は様々な演劇賞、演劇祭の出品を視野に入れ製作をして参ります。ご了承いただける方のみ応募をお願いします◆
◆【出演料あり】出演料は別途相談(1st換算でお支払いします。)◆
◆公演概要スケジュール◆
<公演稽古>2020 年 3 月 5 日(木)〜4月5日 予定
(週4日、集中稽古期間は毎日)
<本公演>2020 年 4 月8日(水)〜4 月 13 日(月) 100分〜120分のアドリブ劇
【劇場】花まる学習会王子小劇場
2020 年 3 月予定 ビジュアル撮影、物販撮影等、
今春(2020年4月8日(水)〜4月13日(日)(2020年4月6日から小屋入り)
(稽古 3月5日顔合わせ、4月5日までを予定)
・花まる学習会王子小劇場にて予定している公演のメインキャストオーディションのご案内を送付させて頂きます。
お時間ない中でのご案内で恐縮ですが、
添付しました資料をご参照頂き、条件等合うようであれば
メールにてエントリー頂けますと幸いです。
【エントリー方法、応募概要】
◆オーディション概要◆
第 1 次選考 書類審査/ 1次選考の結果は通過者の担当者携帯またはメール宛に【2 月1日(土)23 時までに】 ご連絡致します。
第2次選考 実技審査/ 2 月 2 日(日) 会場:都内近郊
※2 次選考の詳細は 1 次選考(書類審査)を通過された方にのみ、お伝え致します。
※選考の日程に関しましては変更になる場合もございます。あらかじめご了承下さい。
◆応募書類◆
以下、2 点をメールにてご提出ください。※郵送・ご来社頂いてもお受けできません。
1 プロフィール(A4 用紙1〜2枚にまとめた写真入りのもの)
2 ご本人様に殺陣、アクションのレッスン暦、ダンスのレッスン暦、ボイストレーニングのレッスン暦があれば
プロフィール、またはメール本文に出来る限り詳しくご記入ください。
●メール宛先⇨ info@allen-co.com
※件名には【舞台「シカク」エントリー】と明記ください。
ご不明点、ご質問などございましたら
下記、連絡先までお問い合わせ下さい。
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主宰 來河侑希(キタガワユウキ)
1984年3月9日生まれ、福岡県北九州市出身。俳優として12年、映画「Heart Beat」(12/浅沼直也)で高校生の微妙な心理を演じ注目を浴びる。 モントリオール世界映画祭ノミネート作「Noise」(17/松本優作監督)などに出演。
企画から立案した、映画「僕の帰る場所」(17/藤元明緒)では,出演・プロデューサーを務め同作は、東京国際映画祭(アジアの未来部門)にて、作品賞と国際交流基金アジアセンター特別賞をW受賞。その他アジア太平洋映画賞最優秀児童映画部門ノミネート、16カ国34以上の国際映画祭に選出され注目を浴びている。また、2018年文部科学省選定作品、特別選定作品、アジアの映画祭や映画を紹介するサイトAsian Film Festivalsにて2017年“見逃せないアジア映画100作品”の中にも選出された。出演とプロデューサーを兼任するスタイルを貫きながら高い評価を受ける作品を制作している。
STAFF
Staff
作・演出:鈴木茉美
舞台照明:大平智己(ASG)
映像:浦島啓(colore)
音響:川西秀一(Lucky Jr.sound)
衣装:Yoshimi Saito
アートデザイン:yoshimi saito
ヘアメイク:藤本麗
撮影:木村健太郎(Allen)
宣伝美術:Allen、小倉美緒
主催・制作:株式会社Allen
企画・製作
劇団Allen座
Allen(アレン)は、不飽和化合物の一種allene(アレン)の名称からインスパイアを受け、
個人名の綴りでallenが使用される事が多いため、eを外したAllenを正式名称としました。私達Allenは、allene、すなわち電子不足の不飽和化合物のように、あらゆるクリエイター、
地域社会と繋がり、化学反応を起こすような作品作り、あるいは「炭素」がスミや、
ダイヤモンドを作るように、人と人が剥き出しで挑みまったく異質なものを生み出すような、
既成概念に囚われない作品づくりを目指す創作集団として設立しました。
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株式会社Allen
公式HP:http://allen-co.com/
問い合わせ:info@allen-co.com
過去公演
舞台「いい人間の教科書。」シアターX提携公演
http://allen-co.com/allen-ningen/
舞台「積チノカベ」北九州芸術劇場・墨田パークスタジオ倉
http://allen-co.com/the-wall/