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劇団遊戯主宰 ペ・ミヒャン「真の俳優 養成ワークショップ」受講生募集中!!

劇団遊戯主宰で演出家、俳優のペ・ミヒャン(裵美香、배미향、Mihyang Bae)による俳優のためのワークショップです。
「真の俳優」の養成を目的とし、発声、立ち歩きかた、身体と呼吸の用いかた、セリフの感情表現など、演技の根本から発展までを徹底的に指導します。


日本の俳優養成(を含め演劇を取り巻く様々な状況)が、世界的にかなり立ち遅れていることは、近年多く指摘されるようになってきました。
確固たるメソッドや指導法がないまま、「やるよ!」と手を挙げた作演出家の周りに俳優たちが集まり、あらゆる物事が我流に進められて行く。これが、特に小劇場演劇界の現状ではないでしょうか。
(だからこそ独創的な舞台が多く生まれる面もあるでしょう。ただ、作家としてはそれでよいかもしれませんが、俳優としては?)

演技や舞台の品質は定まらず、足を運んだ観客が「どんな芝居を観ても一定の水準が保たれている。必ず何らかの満足が得られる」とは言いがたいのが日本の演劇状況。そのような芝居が多くかかっていては観客も育ちませんし、観客が育たなければ芝居の水準は上がらない。この悪循環が起きてはいないでしょうか。


「フツーの人」にはいつまでも演劇は縁遠く、映画やコンサートに出かけるようには芝居を観に来てはくれません。有名劇団でもなければ、制作費から割り出したチケットノルマ頼みの集客や、役者同士でバーターで客になって座席を埋めるという、あまり幸福でない状況ができあがっています。「友人が出てるから、一回観たいと思って来たけど、まぁつまらなくはなかったけど、何千円も出す価値あるかな…」、そうお客さまに思わせていないでしょうか?

演劇がエンターテインメントとして、あるいは「人間の生活に欠かせないもの」として市民の意識に根付いている世界諸国と比べ、あまりにも状況が異なると言わざるを得ません。そしてこれは当然、国や自治体の予算などの大きな違いとなって表れています。(さて、どっちが先か、よく考えてみましょう…)


…話が大きくなりましたw その背景には日本の演劇受容の歴史を含め、いろんな事情が絡み合っていると思います。が、これを根本的に変えなければいけない、まずは俳優養成から、と私たちは考えています。

本ワークショップが目指すのは、大劇場か小劇場か、現代か古典かなどを問わず、どんな舞台にも通用する=つまり世界的に通用する技術や身体、また老若男女を限定しない観客に訴えられる表現、そんな「真の演技」を体得した「真の俳優」を生み出すことです。

そのために、本来は初歩であるはずの呼吸法や発声法、身体法などを、韓国で長く有名俳優として活動し(当地では半ば「伝説の女優」と化しているようです)、世界公演も多数行ってきたペ・ミヒャンがとことん指導します。日本であまり触れる機会がない、逆腹式呼吸法や丹田式発声法、身体の部分ごとに特定された脱力と緊張の指示、舞台上での身体の運びかた、あるいはセリフから感情を落とさないための文字通り一語一句の訓練など、正直最初は面食らう(コマかすぎて、しんどいw)指導内容が少なくないと思います。が、繰り返すにつれ徐々にその目的や意味が理解され、過去の訓練の誤りや問題点が浮かび上がってくるはずです。このワークショップを受けるなかで、演技とは何か、俳優とは何か、そ
んな根本的な認識を新たにせざるを得ないのではないかと思います。


…カタいことを長々と書いてしまいましたw
そんなわけで、ある程度の期間を継続して参加できる方が望ましいのですが、一度参加されただけでも「あれっ? これを変えると、こんなに声が出るんだ」なんて感覚などを味わっていただけるのではないかと思います。まずは気軽にのぞいてみてください。

ちなみに身体的な訓練もみっちりやりますが、ペ・ミヒャン氏は幼い頃から舞踊をやっていた人で、いまも身体がものすごく動きます(東洋と西洋の身体の使い方の違いなどにも精通しています)。演出家や指導者は多くあれど、こんな風に演技面と身体面の両方を、身をもって指導できる人はなかなかいないんじゃないかと思いますよ。

お待ちしてます!^.^


● 日時
毎週 日曜日13時~18時
※ 場合により変動します。また、ご相談に応じます。

● 会場
日暮里〜三河島近辺

● 受講料
1回 3500円
※ お得な通しチケットもあります。詳細はお問い合わせください。

● お問い合わせ・お申し込み
gekidanyuugi@gmail.com


<劇団遊戯>
http://gekidanyuugi.amsstudio.jp/
https://www.facebook.com/gekidanyuugi/
※ 劇団員(俳優・スタッフ)も随時募集しています。お気軽にご連絡ください。

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  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。

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