日時: 8/20-10/1 毎週水曜 19:30~22:00
会場:急な坂スタジオおよびSTスポット他
※受講申込方法は、ページの末尾をご覧ください。
【技術ゼミ】
アートの「つくり手」や「つなぎ手」を対象とした少人数の学びの場
イメージを具体化するってどういうこと、「技術ゼミ」に手がかりが!
授業概要: このゼミナールでは舞台芸術を中心にアートにおける発想と技術の関係について捉え直し、その空間設計及び、技術設計についてアーティストと共に考える人材を育成します。
アートや舞台表現における空間設計はアーティストや演出家の発想をいかに具体化するかということに留まらず、その表現自体にも影響を与え、作品制作において重要な役割を果たすと考えます。ことに最近では、表現の多様化により、空間、美術設計においても専門的な知識とともに、クロスジャンルな考え方と応用技術を必要とする作品が増えています。
どのように作品制作の主体(美術家、演出家など)と関わりその表象をリアライズしていくのか。まずは、概論的なところから入り、具体的な劇場や、美術展で行われていることを考察していきます。職能としての舞台美術やテクニカルワークではなく、メディアやジャンルを越えて作品創造に関わり、その表現を具体化できる人材を育成したいと考えます。
(※この企画は実践的、直接的な技術修得が目的ではありませんが、個別の企画に対する技術的質問、疑問の相談は可能です。)
【目標】
『技術』とは『学ぶ』ものではなく『作り出す』ものである。という基本の上にそれぞれの才覚に応じた作品との関わり方を考えていくと同時に、表現の可能性を広げるべく作品制作に機能的に寄り添える人材(テクニカルキュレータ)を育成したいと考えます。
技術ゼミ長 プロフィール:眞野純
1948年生まれ。1987年文化庁芸術家在外研修生として、ロンドン・ロイヤルオペラハウスにて舞台美術・技術を学ぶ。舞台監督、技術監督として、蜷川幸雄、串田和美、野村萬斎など多くの日本を代表する演出家の作品に関わる。1997年~2007年、世田谷パブリックシアター技術監督。08年4月より神奈川芸術文化財団・神奈川芸術劇場開設準備室長。
カリキュラム等、詳しくは急な坂スタジオHPをご参照ください。
●お問合せ
急な坂スタジオhttp://kyunasaka.jp/topics/seminar/gijyutsu2008.html
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