【2018年新作発表/オーディション開催決定】
この度、ビエンナーレ新作ミュージカル「ジャンヌ, またの名を奇跡」出演者オーディションを実施いたします。
この作品は、2017年1月に初演を迎えた「土俵で相撲を取ることは大変キケンです」とはまったく異色のレパートリーとなります。
「土俵~」がショーアップされたエンターテイメントとするなら、
この「ジャンヌ」はより演劇的で祈りに満ちたミュージカルとなります。
独白が歌となり、コーラスで物語が進む点についてはミュージカルと古典劇はとても相性がよく、
また悲劇性のあるストーリーもあいまって重厚かつやりがいのある作品になることは間違いありません。
そしてこれを「現代の若者たちが演じてみせる」というコンセプトで描くのが今回のひとつのトリックとなります。
お芝居にすると堅苦しくなってしまう内容を、フレッシュに、そして希望をこめて生き生きと歌い上げること。
ミュージカルの可能性を信じ、多くのお客様に支持される作品になるよう誠心誠意、創作に励んでまいります。
新たな才能と出会えることを願って、ここに募集とさせていただきます。
ぜひ私たちの仲間に加わってください。
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”ミュージカルを考えるチーム" ビエンナーレ
ミュージカル「ジャンヌ, またの名を奇跡」
劇作・演出/北村 太一
作曲/山下 永眞
企画・主催/"ミュージカルを考えるチーム" ビエンナーレ
──神が彼女に与えた天命、それは「奇跡」だった。
15世紀のフランスに突如として現れたジャンヌ・ダルク。窮地に立たされていたフランス軍を強い信念で勝利に導いた少女の軌跡。望みを捨てないジャンヌの叫びが、逆境に立つ者たちを救う。
ミュージカルの可能性を研究し続ける作家チーム・ビエンナーレが贈る最新作。
2017年1月、女相撲を題材としたミュージカルで好評を博した彼らが、今度は独自の手法でジャンヌ・ダルクに挑む!
なんとジャンヌ・ダルクを演じるのはひとりだけではありません。
劇中で何役もが入れ替わりながら展開するストーリー!
出演者全員で英雄ジャンヌの人物像を描き出す音楽劇を初演にしてロングラン上演する。
今作は現代の若者たちを中心に物語を展開し、史実をリアリスティックに再現していく。
ジャンヌ・ダルク役も含めた幅広い年齢の出演者を募集。意欲ある若者、未経験者も歓迎。
●募集要項
カンパニー(男性6名、女性6名の予定)
チケットバック、ノルマあり
●応募資格
・男女:年齢不問 (俳優・女優、モデル、歌手、アイドルの方)
※本作は若者たちを中心に物語を展開する演出となり、ジャンヌ役を 含め数役を兼ねていただきます。
・稽古(3月下旬)から本番(5/30~6/11)までのスケジュールを調整できる方
●選考手順
書類選考を通過された方のみ、順次ご連絡させていただきます。なお、ご応募いただいた書類はご返却いたしかねますのでご了承くださいませ。
●応募方法
Eメールにて
件名: 「2018年5月公演 オーディションC係/( お名前 )」
本文:①名前(フリガナ) ②性別・生年月日 ③身長 ④所属 ⑤経歴 ⑥連絡先 (データ受け取り可能なアドレス必須) ⑦写真2点添付 (全身・バストアップ)
をお送りください。
●応募先
biennale@matsu-p.com
<応募締切>2017年12月25日(月)15時迄
●オーディション
2018年1月16日(火)、1月19日(金)
都内稽古場にて
▼ Introduction ▼
過去1万人規模の動員を誇るミュージカル劇団の作家が作り上げる新作ミュージカル、その題材に選ばれたのが「ジャンヌ・ダルク」です。農夫の娘として生まれ、神の啓示を受けてフランスを導いた少女ジャンヌ。その奇跡とも呼ばれる存在が、孤立し、魔女として火刑に処せられるまでに要した期間はわずか数年だったと記録されています。 そんなジャンヌの人生を現代の若者たちだけで舞台上に再現したらどうなるだろう。もしかすると、史実がただの物語としてではなく、もっとリアリスティックに胸に迫ってくる作品になるのではないだろうか。そんな思いで企画されたのがこのミュージカルです。 原案は、数多くのブロードウェイミュージカルを研究するビエンナーレ。劇作・演出は北村太一、音楽は山下永眞が担当します。最後まで神に忠誠を誓った少女ジャンヌの生き様は、かたくなに何かを信じることの強さを我々に教えてくれます。その奇跡の一部始終を若き歌声に乗せ、世に届けます。
▼ Q&A ▼
Q. 殺陣・アクション、ダンスの経験がなくても大丈夫ですか?
A. 本作は、ジャンヌ・ダルクとその周りの人間たちのドラマをお芝居と歌で綴るもので、大掛かりな殺陣やレビューショーのようなダンスシーンはありません。 最低限の立ち居振舞いと身体表現ができる方であれば、舞台に立つことができます。
Q. 男性キャストの活躍の場はありますか?
A. 物語を通して、男性たちの存在はとても重要です。王太子や兵長、神父やブルゴーニュ公などジャンヌと関わる主要な役のほとんどは男性が占めています。
Q.ジャンヌ・ダルク役は決まっていますか?
A.今回、ジャンヌ役を含むすべての役をオーディション合格者の中から決めます。若者を中心としたカンパニー構成のため、キャリアや実力以外の部分で役に 抜擢される可能性も十分にあります。同じ役を交代で演じる演出があるため、多くの出演者に台詞とソロが振られるチャンスがあります。
▼ ビエンナーレ ▼
北村太一 (劇作・演出)
1987年1月29日生まれ。劇作・演出家。日本大学芸術学部演劇学科演出コースで演劇を専攻。台本提供、外部演出などの活動を経て2016年、ビエンナーレとして再スタート。
山下永眞 (作曲)
1987年1月8日生まれ。ミュージカル作曲家。10年間、数々のミュージカルに携わる。東宝ミュージカル・元劇団四季俳優への楽曲提供も多数。
<ビエンナーレとは>
劇作・演出家の北村太一と作曲家山下永眞によるミュージカル研究団体。2017年1月、女相撲を題材としたミュージカル「土俵で相撲をとることは大変キケンです」 (出演:石丸椎菜、今泉りえ、宮川浩 ほか) を発表。北村太一の真骨頂である予想だにしないストーリー展開と、山下永眞の遊びに満ちた音楽は好評を博し、女力士誕生の物語を観る者の心に強く印象付けた。二人はビエンナーレの結成以前にも、10年にわたって様々な舞台作品を生み出しており、その動員は10,000人を超える。日本では珍しく固定ファンのいるミュージカル作家チームでもある。
公式サイト ::: http://a-musical.wixsite.com/biennale