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映画 『ジョジョ』 主演女優2名オーディション 5/31〆切

  • anarchyfilm anarchyfilm(0)

    カテゴリ:オーディション告知 返信(5) 閲覧(589) 2011/05/19 13:43

<概要>
東京国際映画祭コンペティション部門に出品予定の映画『ジョジョ』の主演女優2名のオーディションです。撮影日程がすでに決まっている募集になりますので、下記の日程が可能な方のみ御応募お待ちしております。

<募集>
孫 リリア(20代)役 女性
座間 ジュン(20代)役 女性

<作品>
題名 『ジョジョ』 少女と少女の或る日の話
監督/脚本 ヨリコ ジュン
制作 anarchy film  http://www.anarchyfilm.asia/

<内容>
この物語は、女と女の日常の恋愛劇と事件を描いた作品である。

『ヒノアタラナイバショニイルアタシタチニイキテイルイミハアル?』

ジュン 「何で話したの…聞きたくないって言ったじゃん!」
リリア 「…」
ジュン 「なんで南沢なの?私の上司だよ?しかも五十過ぎてる親
     爺だよ?」
リリア 「ジュンと出会う二年も前の話だし、その時は私の上司だっ
     たし」
ジュン 「…」

      ジュンは携帯を閉じた。

リリア 「…」

      ありったけのミントの飴を口に頬張るジュン。
      涙ぐんだジュンは、飴玉を全部吐き出した。
      ジュン、突然の号泣。
      息が荒くなったジュンはガタガタ震えだした。
      電話ボックスをブン殴るジュン…。
      ジュンは呼吸を整えながら、月を見た。
      ジュンは手帳を広げて走り書きした。

    『…こういう時って、何で空を見上げるのか…何となくテレビ
     とかで観たことあるから…ただそれだけ…月を見ても救わ
     れない』

      再び電話ボックスをブン殴るジュン…。

     ×     ×     ×     ×     ×

リリア 「太らないよ」
ジュン 「太るよ」
リリア 「太ったら私のこと嫌いになる?」
ジュン 「…ならない」
リリア 「何で?」
ジュン 「…リリアのこと愛してるから」
リリア 「私はジュンに太ってほしくない」
ジュン 「何で?」
リリア 「ジュンのことずっと愛していたいから」

     ×     ×     ×     ×     ×

リリア 「…死刑にはしないでください…」

     リリアは、トイレットペーパーにジュンへの最後の手紙を書
     いた。

<日程>
5月31日 (火)一次書類審査締め切り
6月4日(土)二次オーディション
6月5日(日)二次オーディション
* 二次オーディションは、4日か5日のどちらか一日です。
6月10(金)撮影
6月11(土)撮影
6月12(日)撮影

<応募>
資格 16歳〜30歳の女性 経験不問
http://form1.fc2.com/form/?id=660784
上記応募フォームに必要事項を入力し、送信してください。
*添付ファイルにはバストアップ写真を貼付してください。

<合否>
一次書類審査合格者にのみ6月2日までに、二次オーディション日時/詳細を御連絡させていただきます。
二次オーディションは、実際の脚本を使用し、ワークショップ形式のオーディションとなりますので、6月4日または5日のどちらか一日数時間の予定です。

<参加費>
5,000円 (二次オーディションワークショップ受講料として)
*一次審査応募/出演決定後の費用はいっさいかかりません。

  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。
  • リリア 「…病気?」

    ジュン 「…大事なものを壊したくなる病気」

    リリア 「…」

    ジュン 「何」

    リリア 「…私は…愛されたい病気…異常に愛されたい病気…」

    2011/05/27 17:14
  • ジュン 「ナイテル?」

    リリア 「ナイテナイ」

    ジュン 「ナイテルヨ」

    リリア 「ナイテナイヨ…」

    ジュン 「ジャア…ナニシテルノ?」

    リリア 「…イラナイナミダヲステテル」

    2011/05/28 16:11
  • リリア 「でもさ、偽物って、生き延びるために偽物になってるんだ
         から、全然悪くない…偽物が本物になっちゃえばいいだけ
         だから」

    ジュン 「…」

    リリア 「造花は花の偽物だけど、造花って呼ばれてるから、造花
         の本物」

    ジュン 「そうだね」

    リリア 「そうだよ」

    ジュン 「私たちは?」

    リリア 「正常の偽物で病気の本物」

    2011/05/29 12:38
  • ジュン 「リリアはママのこと、好き?」

    リリア 「何で」

    ジュン 「よくママの話が出てくるから」

    リリア 「好きだよ」

    ジュン 「リリアは…ママになりたい?」

    リリア 「…」

    2011/05/29 12:39
  • リリア 「…」

    ジュン 「…何で黙ってるか当てる」

    リリア 「何」

    ジュン 「アナタがそう想ってるかどうか自身がないから、私に質問
          してるんでしょ?…って想ってるんでしょ…」

    リリア 「…(頷く)」

          リリアがジュンをビンタ。
          ジュンがリリアをビンタ。
          ビンタを何回か繰り返した二人は、互いの頬を抓り合っ
          た…。

    2011/05/31 00:39

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