楽園王では、2018年の公演に向けた、新しい俳優との出会いを一番目の目的に、過去に楽園王に出演した方が参加する場合にはウォーミングアップの意味も込めて、一般俳優向けのワークショップ(以下WS)を開催することになりました。
10月と11月の2回(それぞれ2日間)。過去に開いたWSからは、多くの方へ、その後の幾つかの公演へ出演をお願いして、たくさんの仲間を増やすことにつながりました。正確にはオーディションではありませんが、26年間続いている劇団の稽古方法などをWSの中で体験してもらって、その中で良い関係が築けたら、と考えています。たくさんのご応募お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
なお、今回、11月15日(木)~19日(日)には楽園王の公演があります。板橋ビューネ2017という演劇祭の中で、過去に好評だったベケットの『芝居』という作品を再演いたします。そして、このような稽古からどんな作品が生まれるのか観てもらいたいので、WS参加者の方はご招待させていただきます。WSの日程だけでなく、ご招待公演の日程を空けておいていただけると嬉しいです。
※画像は次回上演する ベケット『芝居』の初演時のものから。
楽園王は、主宰の長堀博士が自分の書いた作品を上演するためにスタートした劇団で、現在でも主に長堀作品を主軸に本公演を行っています。しかし、長い劇団の活動の中で、古典戯曲や文学作品を上演する演出家としての仕事が注目されることも多く、演劇祭やフェスティバルに呼ばれての、古典の上演の方が数としては多いのが現状です。現在、ハッキリと決まって公演として出演者を探しているのは、来年の4月のハイナーミューラー『ハムレットマシーン』の出演者。1年も先ですが、10月に予定している本公演の出演者です。
ワークショップの情報:
第1回 10月20日(金)18時半~21時半と 22日(日)18時半~21時半の2回
※両日参加できる方を優先しますが、一日だけ、という方はご相談下さい。
※金曜日と日曜日の2回です。お間違えのないようご確認下さい。
第2回 11月24日(金)18時半~21時半と 25日(土)18時半~21時半の2回
※両日参加できる方を優先しますが、一日だけ、という方はご相談下さい。
(注)第1回と第2回の、特に初日に関してはだいたい同じ内容です。2日目にはそれぞれ違うテキストを使って台本稽古を行います。
人数:各回10名(予定)
場所: 参加者に直接ご案内します。池袋駅の最寄です。
参加費: 4000円
※参加費は、WS当日にいただきます。
連絡先: home@rakuenoh.tokyo
ホーム@ラクエンオウ・ドット・トウキョウ
・応募について。心身ともに健康な方で、基本的には過去に舞台経験、演劇経験がある方。部活レベルでもOKです。初心者の方は応相談にて。性別は不問。年齢は、未成年の方はご遠慮下さい。
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・応募は、インターネットメールにて。応募の時には、10月11月どちらのWSへの応募か御選んでいただき、①お名前、②年齢、③性別、④ご職業(学校)、⑤舞台経験についてを簡単に、をお書き下さい。
また、写メレベルでも構いませんので、お顔が分かる写真を添付願います。
★☆☆ご招待する公演の情報:http://stage.corich.jp/stage_main/69677 (こりっち)
☆★☆WSファシリテーター: 長堀博士(楽園王主宰、劇作家、演出家)
2004年「利賀演出家コンクール」優秀演出家賞
2015年「利賀演劇人コンクール」奨励賞
その他、青学WSD第18期履修のワークショップデザイナーであり、心理カウンセラー認定資格なども持つ。
その上演作品は、「戯曲=詩」の考えのもと、独特の音楽的な要素のある話法にて、耳から入ってくる言葉の音が気持ちいいと評される演出作品を上演してきている。劇作家としては、「エッシャーの絵の中に紛れ込んだよう」と言われる迷路のような作風にて、楽園王のみならず他劇団にも多くの書き下ろしを行ってる。
★☆★楽園王
URL: http://www.rakuenoh.tokyo/
Mail: hoem@rakuenoh.tokyo
楽園王は、東京を拠点に今年26年目を迎えた劇団。劇団化をしておらず、公演毎に出演者を集めるスタイルで公演を行ってきているが、長い目で見ると多くの方が継続して出演をしてもいます。もともと、他の劇団へ書き下ろしをしていた劇作家の長堀博士が、自身の手による上演する場としてスタートしたカンパニーです。しかし現在では、賞の受賞など演出家としての評価が高くなり、古典戯曲や文学作品などもレパートリーに加えています。
・最後にもう一回、連絡先を書いて置きます: home@rakuenoh.tokyo ホーム@ラクエンオウ・ドット・トウキョウ です。どうぞよろしくお願いいたします。
楽園王オフィス