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締切 2016年7月3日
空間製作社17回公演
「お誂え四十七士」
●空間製作社とは●
空間製作社という、少しカタイ名前は、演劇だけに
こだわらず、映像やライブなど、様々な「空間」を
表現する団体として付けた名前です。ミュージカル
作品以外にもストレートプレイやイベントやショー
映像作品、などにも取り組んでいます。
●あらすじ●
劇団の稽古場。舞台は素舞台。作業灯、劇団員が集まり今度の
上演作品「忠臣蔵」の稽古が始まる。10代20代には時代劇になじみがなく、
「新撰組」と混同される始末。
松の廊下のシーンも「タクミ、ガチ怒る」と台本に書き込みにジェネレーションギャップを受ける劇団員たち。
時代劇の稽古シーンと劇団の稽古の様子が繰り返されるうち、次第に舞台は元禄時代のシーンが大半を占める。
シーンは討ち入りのあと、泉岳寺で吉良の首を墓前にささげたあと、門前を閉め追っ手である上杉家を迎え撃とうと臨戦態勢の内蔵助たち赤穂浪士からはじまる。
しかし内蔵助はみんなの思うリーダーシップに長けた人物ではなく、いまいちはっきりしない人物。
おかげで一行の中でも仲間割れが始まる。
みんな大石の不甲斐なさに頭に来ているのだ。
意見もあくまで戦おうとする堀部、不破の武闘派と思いを遂げたのだから潔く幕府にお預かりになろうとする派など。
話がすすむうちに討ち入りも偶然うまく言っただけとわかる
しかし泉岳寺門外では「生類憐みの令」などの悪政に不満の民衆には熱狂的に迎え入れられていた。
幕府も今になってお咎めなしの吉良と、お家取り潰しだった浅野家の処分を不服と唱えるものも出だし、処分に困る
46人は三家の大名におあずけとなるが、すぐに処分が言い渡されないまま年を越す
その間に預かりになった家でも憧れの的となり、
やがて討ち入りは偶然から必然になり美談として祭り上げられていく。
本人たちもその気になり、最後にはりっぱな討ち入りの様子がまことしやかに本人の口から話される。それは田舎侍が行った「赤穂事件」からだれもが理想とする「忠臣蔵」になった瞬間である
●企画内容●
アメリカのトランプ氏しかり、ナチスのヒトラーしかり、民族の争いには必ず
人々の不満とそれを煽り刺激する人たちがいる。
やがて祭り上げられて本人もその期待にこたえて間違った方向に進んでいってしまう。
そんな人間の群集心理の怖さを描ければいいと思います
○配役
大石内蔵助…
堀部安兵衛…
柳沢吉保…
寺坂吉衛門…
堀内伝兵衛…
徳川綱吉、不破数衛門、浅野内匠頭 他、多数
大石内蔵助以外は、本役以外も多数演じ分けていただきます。
はじめは稽古着で。演技だけで体ひとつで表現、
舞台も素舞台から少しずつ話が進むうちにセットが組まれ、
衣装も完成していき、最後は歌と殺陣と照明が入った「芝居ががった忠臣蔵」を演じます
今回はミュージカルではなくストレートの公演です
公演仔細
武蔵野芸能劇場(三鷹駅北口徒歩30秒)
客席 約150席
チケット 4500円
●チケットバック1枚目から
ノルマ以上はさらにアップ
ノルマ枚数:30枚前後(役柄による)
公演期間 10月24・25日(仕込み)26日(休館日) 27(水)~31日(月)
脚本・演出:うえだかつひこ
音楽:石山理
振付:加藤毅
○稽古
7月下旬顔合わせ
○稽古日程
7月後半から 週2回(夜)
9月後半から 週3回(内一日昼夜、二日夜)
10月10日~毎日稽古(昼夜)
○場所
世田谷区公共施設&相模原市矢部
○プロフィール
うえだかつひこ
監督作品
映画「お茶と麦酒」インディーズムービーフェスティバル入賞
映画「水ノコエ、波ノオト」カンヌ映画祭出品作品
映画「東京おしゃれ探偵シマヅヤマゴウGO」シリーズ 他
テレビ東京、BSジャパン、JCOMなどでディレクターとして活躍
加藤 毅
山本リンダ、快獣ブースカなど商業演劇での振り付け、
外部演出、出演などミュージカルを中心に活躍
「空間製作社 動画」で検索すると一部過去作品が観れます。