「演劇の新潮流 ゼロ年代からテン年代へ」夏季特別舞台映像連続上映会
~天野天街×柴幸男×竹内佑×山崎彬~
主宰・中西理(演劇舞踊評論)=演目選定
今回は夏季特別企画として3日間連続で舞台映像を上映。「わが星」で岸田戯曲賞を受賞し、今もっとも話題の作家である柴幸男と外部のプロデュース公演にも脚本を提供するなど関西を代表するゼロ年代作家といえるデス電所の竹内佑。そして、「ゼロ年代からテン年代へ」との表題には合わないが、ともに愛知県出身である彼らに大きな影響を与えたと思われる少年王者舘の天野天街の作品を紹介します。さらにこの上映会では快快、柿喰う客など2010年代に活躍しそうな若手劇団を取り上げてきたが、今後彼らとならぶ存在として関西の若手の雄となるはずの悪い芝居の山崎彬。以上の舞台を簡単なレクチャーを交えて紹介したいと思います。
東心斎橋のBAR&ギャラリーを会場に作品・作家への独断も交えたレクチャー(解説)とミニシアター級の大画面のDVD映像で演劇とダンスを楽しんでもらおうという企画がセミネール「現代日本演劇・ダンスの系譜」です。今年はレクチャーではなく、「ゼロ年代からテン年代へ」と題してセレクションした現代の注目舞台の映像を連続上映しています。
セミネール演劇編では青年団の平田オリザ、弘前劇場の長谷川孝治らの現代口語演劇の紹介にはじまり、前田司郎、三浦大輔らその影響を受けたゼロ年代の作家たち。そこから抜け出し独自の演劇を展開したチェルフィッチュの岡田利規らを紹介してきました。今回の連続上演では彼らゼロ年代作家を再び紹介するとともに「わが星」で岸田戯曲賞を受賞し話題の柴幸男をはじめ、これからの10年間の新しい潮流を作って行きそうな作家たちの舞台を取り上げていきます。
【日時】8月16~18日(夏季特別企画) 7時半~(16日は7時~)
【演目】ミニレクチャー担当 中西理
8月16日 柴幸男 青年団リンク・ままごと「わが星」
天野天街 少年王者舘「夢+夜」
8月17日 竹内佑 デス電所「夕景殺伐メロウ」
8月18日 山崎彬 悪い芝居「嘘ツキ、号泣」
柴幸男 toi presents「四色の色鉛筆があれば」
(演目については今後変更の可能性もあり、ブログ「大阪日記」の情報を参照してください)
【場所】〔FINNEGANS WAKE〕1+1 にて 【料金】¥1500[1ドリンク付] (3日通し割引¥4000)
※[予約優先] 定員20人ほどのスペースなので、予約をお願い致します。当日は+300円となりますが、満席の場合お断りすることもあります。
【予約・お問い合わせ】 ●メール fw1212+100816@gmail.com (希望日時を間違えないよう注意) あるいは BXL02200@nifty.ne.jp(中西) 希望日時 お名前 人数 お客様のE-MAIL お客様のTEL お客様の住所をご記入のうえ、 上記アドレスまでお申し込み下さい。 06-6251-9988 PM8:00~ 〔FINNEGANS WAKE]1+1 まで。 web:fw1plus1.info Bridge Gallery & Bar 〔FINNEGANS WAKE〕1+1 大阪市中央区東心斎端1-6-31 リードプラザ心斎橋5F (東心斎橋、清水通り。南警察署2軒西へ)
「演劇の新潮流 ゼロ年代からテン年代へ」舞台映像これまでの上映作品
第1回
小指値(快快)「霊感少女ヒドミ」
五反田団「長く吐息」
快快「ジンジャーに乗って」
ミクニヤナイハラプロジェクト「五人姉妹」
第2回
渡辺源四郎商店「俺の屍をこえてゆけ」「河童」ほか
第3回
ポツドール「顔よ」
第4回
柿喰う客「真説・多い日も安心」