今回はメンバーのNOYが、9月に約一ヶ月かけてセルビアで自主公演を行ってきたことから、その創造のプロセスと身体表現のエッセンスを共有することを目的として、ワークショップを開催することにいたしました。
参加者とともに「身体で会話する」ことを中心に置いた、創造的なワークショップにしたいと思います。
【セルビア公演の経緯】
フランスのトゥルーズにある演劇学校L’EDAを卒業したNOYは、かねてから親交があった教授とともに、教授の祖国で一つの舞台作品を創る企画を提案。
難民問題で揺れるセルビアに単身乗り込み、なにもないところから企画をスタート。共演者も得られ、教授の演出のもと、英語・フランス語・セルビア語・ハンガリー語が飛び交う環境のなかで、「浮浪雲」と「蜘蛛の糸」から着想を得た舞台を完成させました。
セルビアの劇場で上演されたその公演は、記者会見やTV取材も行われ、大変な反響をもたらしました。
【このワークショップを通して伝えたいこと】
言語に頼ることが出来ない環境でのコミュニケーション、そして想像力を撚り合わせ、身体を通した会話の中で創りあげていくプロセス。これらがセルビアで肌で感じてきたことです。
自らの身体に深く耳を澄ませて、内から沸き起こる声に身を任せて表現することを是非体験してほしいと思います。
今回のWSでは台本を用いません。参加者たちで即興的に身体表現を共に生み出し、最後には一つの作品を創り上げることを目標としております。
【こんな方に参加をお薦めします】
台本の言い回しや、決められた動きの稽古に不自由さを覚える舞台俳優の方。また、新たな演劇の可能性を追い求めたい方。言葉に頼らない身体表現・空間共有に興味のある方。
【カリキュラムの内容】
◇自己紹介
◇ウォーム・アップ
◇内面と身体表現のつながりを意識する
◇日常動作を使っての身体表現
◇集団でまとまって動く練習
【日時】
12月5日(土)11:00 ~ 14:30
(開場10:30)
【定員】
10名
※18歳以上(身体的に健康な方)
【参加費】
3,000円(税込み)
【申し込み方法】
メールで氏名・年齢・メールアドレス・演劇ダンス運動経験を書いてskysoartwings@yahoo.co.jpまで送って下さい
【用意するもの】
動きやすい服装・動きやすい靴(あればダンス用シューズ)
【場所】
和光勤労青少年ホーム 軽体育室
最寄り駅⇒和光市駅
※地図のリンク
http://www2.wagamachi-guide.com/wako/map.asp?dtp=1&uid=54&lid=10&mpx=139.6138478&mpy=35.7904451&mtp=1&mps=10000
【今回の講師 NOY】
フランスの演劇学校L’EDAで3年間学び帰国。 SKY SOART ψ WINGS第13回公演より参加し、すかそあでもvol.1、vol.2と連続出演。 STONEψWINGSアクティングスクール「クリエイティブボディ&マインド」担当講師。
【今回のWS特設ページ】
http://skysoart.info/workshop201512/