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誤植を修正→楽園王(東京)「夏の終わりのワークショップ」

  • 楽園王 楽園王(0)

    カテゴリ:ワークショップ告知 返信(2) 閲覧(374) 2015/08/21 16:05

楽園王では、「夏の終わりのWS」と題して、俳優向けのワークショップを急きょ開催することになりました。テーマは、これから涼しくなり、活動的な芸術の秋に入るに当たり、頭と体の「メンテナンス」をキーワードに考えています。楽園王、本年は8作品の公演があり、夏のこのWSまでに6作品の公演が終了、10月に2つの公演を控えるだけになります。今回は、その公演に向けてのニューフェイス探しも兼ねて、また、来年のすでに決定している公演に向けても視野に入れて、未知の新しい俳優を交えたワークショップを開催いたします。もちろん、ワークショップには出てみたいけど、公演参加は今のところ考えてはいません、でも構いません。どこか琴線に触れるところがありましたら、是非ご応募ください。

楽園王の主宰、長堀博士はワークショップデザイナーの肩書きも持ち、専門的な知識を踏まえた本格的なワークショップのファシリテーターとしても活動しています。今回は、楽園王が普段行っている俳優に必要なウォーミングアップを紹介、体験するのに合わせ、短い時間ですが参加者共同での場面創作も行いたいと思います。その中で、単にこちらが何かを押し付けるのではなく、参加者間のダイアローグ(対話)を生かしていく方針です。


日時: 8月28日(金)19時~22時、
30日(日) 19時~22時、
9月1日(火) 19時~22時(全3回)

※3回中2回以上の参加が望ましいですが、1回のみの場合でも言ってください。
※遅刻しないと参加できない方は、事前にお伝えください。

場所: 池袋駅、大塚駅から徒歩圏内の稽古場。詳細は応募者へ直接お伝えいたします。

金額: 部屋代、テキスト代として1000円

※1回のみの場合には半額。3回参加の増額はありません)
※参加当日に徴収したします。

連絡先: home@rakuenoh.tokyo
      ホーム@ラクエンオウ・ドット・トウキョウ

rakuen0hxxv@docomo.ne.jp
      ラクエンオウのオーを数字のゼロに換えて、
      エックス・エックス・ヴイ、後はドコモアドレス です。


◆ちなみに、楽園王の今後に決定している公演とは、10月17日(土)18日(日)に北海道の札幌でも行われる演劇祭『板橋ビューネ』の中での公演と、
10月25日(日)、つまりその翌週でありながら別の作品を上演する島根県出雲での演劇祭『雲劇祭』の中での公演、その2つの地方公演です。
作品はそれぞれ、代表作のイヨネスコ『授業』の再演、出雲はオリジナル新作です。
また来年には、4月~5月に日暮里d-倉庫で行われるフェスに参加する公演が決まっている他、劇団創立25周年の年でもあり、祝祭性の高い大きな公演を行う計画です。


◆ファシリテーター: 長堀博士(楽園王主宰、劇作家、演出家)
2004年「利賀演出家コンクール」優秀演出家賞
2015年「利賀演劇人コンクール」奨励賞
その他、青学WSD第18期履修、心理カウンセラー認定資格など
「戯曲=詩」の考えの下、独特の音楽的な要素のある話法にて、耳から入ってくる言葉の音が気持ちいい作品を上演して評価の高い演出作品を上演しています。劇作家としては、「エッシャーの絵の中に紛れ込んだよう」と言われる迷路のような作風にて、楽園王のみならず他劇団にも多くの書き下ろしをしています。


◆楽園王
URL: http://www.rakuenoh.tokyo/
Mail: hoem@rakuenoh.tokyo
楽園王は、東京を拠点に今年24年目を迎えた劇団。劇団化をしておらず、公演毎に出演者を集めるスタイルで公演を行ってきていますが、長い目で見ると多くが継続した出演をしてもいます。もともと、他の劇団へ書下ろしをしていた劇作家の長堀博士が自身の手による上演する場としてスタートしたカンパニーです。しかし現在では、賞の受賞など演出家としての評価が高くなり、古典戯曲や文学作品などもレパートリーに加えています。

写真は、本年の利賀演劇人コンクールのもの: http://togaconcour.tumblr.com/
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。
  • 写真は「利賀演劇人コンクール」から提供していただいたもの。撮影:中尾栄治。

    http://togaconcour.tumblr.com/

    2015/08/21 16:13
  • ダイアローグ(対話)の重要性を感じたのは、政治の場での問題からでした。どれだけ長い議論を繰り返しても、(所属政党の意向などから脱することなく)そこから誰一人考えを変えることがなく、議論は相手を打ち負かすディスカッションに終始する。一方通行。一つに固執し変化を受け入れない人々。勝つか負けるかだけで、合意形成に至ることがない。では、それでは果たして議論の意味があるだろうか? …演劇の世界では例えば、有名な『12人の怒れる男』のような作品がある。あるいはそれにインスパイアされて書いた三谷幸喜さんの映画『12人の優しい日本人』を思い出してもらってもいい。そこでは、頑なに自説を持った人や、その議論に無関心な人が、議論(=対話)の力によってどんどん変化して行く。考えを変えることが出来る。それは、とても感動的な風景であると共に、現実世界でも“起こって然るべき”と思うことが出来る。対話ということが機能すれば、この世の中はもっと良くなる、世界には救いがある、そう考えた。

    そして、まずは芸術の分野で何か出来ないか?、そう考えている。今、自分がやっていることとしては、舞台演劇で。

    実は今年初め、青学に3か月通って、ワークショップデザイナーという資格を得た。資格は、まあいいとしても、そこで学習した内容には、ワークショップ、上記したダイアローグ、そして演劇の広い可能性を見た気がした。すでに決定された目標に向かう、ということではなく、集団で、人とのつながりの中で、まだ決定されていないゴールを目指す点で、上記したことは似ている。

    24年も続いた劇団ですので、教える、と言おうか、伝えることもありますし、それもやりますが、今回のワークショップは、決定さてないゴールを目指す、そんなことを大事にしていきたいと考えています。

    楽園王 長堀博士

    2015/08/23 16:45

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