毎月4日と6日に行っている演劇の稽古の為の稽古、劇団の枠を越えて、としまして、様々な方面から幅広い多くの方に参加してもらっています。今年3月でとうとう1年間を越しまして、4月より2巡目に入りました。今後も意義を持って継続して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、あらためまして6月と7月のご案内、参加者の募集です。いつもの通り、この文章にて参加者を募集いたします。7月には、日曜日の午後クラスも作ったので、3クラスありますので、こうして早めに募集案内してみています。以下、過去の募集案内と同じですが、あらためまして、これにて募集の案内としたいと思います。
(以下、だいたいいつもと同じ内容の文章です。)
(過去参加者は、出欠表をご存じかと思います。それへの記入にて参加希望を把握しています。ご記入お願いいたします。)
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通常稽古46とは、WS形式の演劇の稽古で、ファシリテーターは長堀博士が行います。演出家で劇作家、青学第18期を履修したワークショップデザイナーでもあります。また、多くの劇団で舞台監督や音響や照明を行っている経験から、様々な稽古に触れる機会を得ています。それらの経験から、通常に行う稽古ってどんなものだろう?って側面からワークショップ形式にて、舞台演劇の稽古を行っていく企画です。
小劇場演劇の稽古では、どうしても、人が集まる短い稽古時間の中では、台本稽古ばかりになってしまい、その前にウォーミングアップを行うとか、身体的なスキルをアップさせる時間を作るとかが行われないままになってしまう場合も多いです。一方、プロの俳優たちの多くは、演劇や映像のお仕事でも、日常の中で身体を作る時間、メンテナンスを行う時間を持っていて、そのことで、完全にプロとは言い切れない自分の身近な出演者との間にある開きが、より離れていってしまっているのではないか?と思うようになっていました。
それで、長堀の演劇の稽古では、・・・楽園王という劇団と、ウテン結構という劇団の2つあります・・・、なるべく短い時間にギュッと発声練習を中心としたウォーミングアップの時間を作り、その後に台本稽古に入る、ということを行ってきています。そのウォーミングアップは、様々な劇団、優れた演出家がやっていることの真似ですから、効果的だったり、実は面白かったりもします。
「通常稽古46」では、それを行います。本当は、短い時間で行えるウォーミングアップなのですが、丁寧に説明をしながら、少し時間を使って行っていきたいです。そして、稽古の後半では、ウォーミングアップ後の台本稽古、というところまで辿り着きたいと思います。
どこか琴線に触れるところなどありましたら、ぜひ参加をご検討下さい。よろしくお願いします。
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・通常稽古46の名の通り、毎月4日と6日の開催。1回だけでも、続けて2回とかでも、自由にご参加ください。
★6月は、6/4(水)、6/6(金)の、いづれも18:30から。2コマです。
★7月は、7/4(金)、7/6(日)の、いずれも18:30から、の他に、
7/6(日)13:00の回があります。3コマです。
・開始30分前から稽古場に入れます。夜間は22時に終了予定です。
・場所は、問い合わせがあった方に直接案内いたします。
・参加費が掛かります。1回1000円です。当日にお支払いいただきます。
・内容は、基本的には毎回一緒です。扱う台本は毎月違うものを、としています。この稽古に向けて新作を書く場合も多いです。
・都合が良い日を申し込み、お越しください。これまで、1回だけの方から、ほぼ前回顔を出してくださる方まで、様々な方に参加いただいています。
・体を動かしますので、動ける格好で来るか、着替えを持ってきてください。お手洗いなどで着替えてもらうことになると思います。
・発声練習の丁寧版、スローモーションの練習、台本を使った台詞の稽古などを行います。
「あらためまして、ご自身だけでなく、知り合いを紹介したくなった方がいましたら、ぜひお願いします。演劇は、一人では決して成立しないものです。この企画が、良い演劇的なサイカイ(再開や再会)や、新しい邂逅につながれば嬉しいです。このサイカイの言葉で参加してくれた方も今までいましたね。どうぞよろしくお願いいたします。」
長堀のメールアドレス: rakuenoh20@gmail.com
演出家 長堀博士(楽園王/ウテン結構/通常稽古46)
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■長堀博士、劇作家、演出家。1991年に「楽園王」をスタート、2025年で34年目に。来年には35周年の記念公演を。2018年には「ウテン結構」をスタートさせ、プロデューサーも行っている。来年には3つの番外公演を挟んでの、記念すべき第+回公演を行う予定。
演出家としては、「利賀演出家コンクール」には通算7回参加し、イヨネスコ『授業』の上演では優秀演出家賞を受賞、その後2年間、審査員としてもコンクールに係わっている。「利賀演劇人コンクール」と名前を変えてからは、チェーホフ『イワーノフ』の上演で奨励賞を受賞。静岡県舞台芸術センター(SPAC)には2回招聘されて、寺山修司『青ひげ』、エウリピデス『メディア』を上演。青学ワークショップデザイナー(第18期)を履修したワークショップのファシリテーターでもある。現在、「楽園王」も「ウテン結構」もコンスタントに公演活動等を行っている。と同時に、幾つか他の劇団の公演では、舞台監督、照明や音響、出演?も行ってきている。近年は、古典だけを上演する演劇祭「板橋ビューネ」へは毎年参加をしていて、コンスタントに古典戯曲や文学作品を手掛けている。
また、2024年7月に『風』の上演にて「初代茨城劇王」の称号を手に入れた。
2025年度は、まずは5月~6月にウテン結構『ひかりあるところ』の公演が。この「通常稽古46」での係わりから出演して下さっている方もいます。夏には、まだ正式には発表していませんが、楽園王の方の仙台公演が入る予定です。「初代茨城劇王」として、短編の上演を計画しています。東京でも10月に凱旋公演をします。実は楽園王は来年の2026年が創立35周年で、その時の企画の為に今年は準備にも力を割いて行きたいと思っています。この「通常稽古46」では、舞台演劇とは集団でしか創作できないジャンルですので、その為の準備へとつなげても行きたいと考えています。
rakuenoh20@gmail.com (ラクエンオウ20@ジーメール.コム)
https://note.com/rakuenoh/n/n34057c764d4d
【ハラスメント防止のための取り組み】
恫喝、罵倒などの威圧的、暴力的な言動や、許可のない身体的接触は行いません。
あらゆる差別と暴力を容認せず、誰もが心身ともに安全で、安心できる環境づくりに努めます。
ワークショップ指導者と参加者が2人きりになることはありません。