オーディション 詳細
役柄:
モンタギュー / ベンボーリオ
キャピュレット / マキューシオ
キャピュレット夫人
ロレンス神父
大公(エスカラス)
乳母
パリス / 夜警
ピーター/ 薬売り
ジュリエット
ロミオ
バルサザール / ティボールト
( 一行の / は 二役を兼ねることを意味します。)
時間 :2014年3月30日 午後6時から8時:30
場所 :アカデミー茗台(春日通り茗台中学併設ビル7F)
上演日程: 2014年11月末、シアター80St. Marks Theater(NYC)
必要な準備: 台本を読み、希望する役のシーン(一つか二つ)を理解し、暗記しておく。
殺陣の動き、身体性を確認する内容もあるので、
体を動かせる服装と 予め柔軟などの体の準備。
台本は下記のURLよりダウンロードできます。
https://drive.google.com/file/d/0B3d_oSuVwPm6N1BPSU42Z2xDU00/edit?usp=sharing
申し込み : プロフィールを添えて
Kazkit098@gmail.com までお申し込みください。
参加費 : 1000円
1 企画コンセプト(企画意図など)
(1) 事件を解明するサスペンス・ドラマ形式で描く”ロミ・ジュリ“
シェイクスピアの”ロミオとジュリエット“を裁判ドラマ様式で、サスペンス・ドラマに翻案する。 また、時代背景を、刀を帯刀していたころの日本に設定し、一連のキャラクターを封建時代の侍に置き換え、日本の物語として描く。
2 企画概要(構成内容、具体策)
オリジナルの戯曲のラストでは、ロミオとジュリエットがすでに自害し、遺体 を目の当たりにして唖然とする両家の親達を前に、エラスケス大公が夜警やロレンス神父に事の次第を問いただす。 この翻案では、まさにこのラストシーンから舞台は幕を開ける。
エスカラス大公の前で証言するロレンス神父やバスサザール、夜警や乳母。彼らが語り描く場景をきっかけに、舞台はフラッシュバックし、ロミオとジュリエットに何が起こったかが描かれていく・・・2人が何故死んだのか? 薬液の真相、ロレンスの計画、また、パリスとの結婚、乳母の手助け、ジュリエットを追い込んだ父親母親の思い・・・が回想的に描かれる。ベンボーリオの証言で明らかになるマキューシオとティボルトの争いとマキューシオの死。 そして、その復讐に怒り狂ったロミオの逆襲とティボルトの死。 映像的に作品の要所を押えながら、物語はフラッシュバックを繰り返し、追放を言い渡されたロミオは最初で(最後の)一夜をジュリエットと過ごし、再会を誓ってマントバへの旅立つシーンで完結する。
(a)翻案のテーマや目的
つい最近ブロードウェイで30年ぶりのロミジュリのリバイバル(オーランド・ブルーム主演、デイビッド・ルボー演出)が話題を呼んだ。 二つの反目する家系を黒人と白人とに配役し、根深い反目の中での愛を描き、豪華なキャストと本火を使ったセットで、多くの観客を楽しませた。 このシェークスピアの3時間の壮大なドラマを翻案バージョン”R and J、最初で最後の一夜・・・”ではいわば、要所を取り出しながら物語をつないでいく。オリジナル戯曲通りの流れを追っていくと、ともすると見失いがちなロレンス神父のの視点を中心に据え、いわば、この事件の責を追うべき人間としてのロレンスを描きながら、若いロミオとジュリエットに起きた、わずか一週間の時系列の中起きた悲劇を解明する。