いつもお世話になっております。『本読み会』です。
(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ
http://honyomikai.net
をご覧ください。)
次回の開催情報をお知らせいたします。
第44回『本読み会・唐十郎』
■作家
唐十郎
■作品
『少女仮面』
(少女仮面・唐版 風の又三郎/白水社)
■日時
2013年11月24日(日)13~17時
■場所
都内・千代田区周辺
■参加費
会場代として、お一人様100円
■作品について
宝塚のスターに憧れる少女「貝」は、かつての大スター春日野八千代が隠れ家とする地下喫茶店を訪ねる。喫茶店の名は「肉体」。腹話術師が人形と一緒にコーヒーを待っており、持ってきたコーヒーをひっくり返し続けるボーイが働く異様な喫茶店。地上では地下鉄工事が始まって、喫茶店の天井からは砂が舞い落ちてくる・・・。
日本のアングラ演劇といえばご存知この人、唐十郎。60年代から現在に至るまで、代名詞である赤テントを引っさげて演劇のあり方そのものを変革した異端児です。唐演劇の主体である「肉体」を求心力に、芝居は砂煙を巻き上げながら時間と空間、夢と現実を縦横無尽に飛び回ります。『少女仮面』は1970年に岸田戯曲賞をも受賞した、唐十郎戯曲の金字塔です。
■おねがい
作品は未読のままでもご参加いただけますが、全シーンを読まず、ところどころ飛ばして読み合わせを進める可能性もありますので、一度目を通してからのご参加をお勧めしております。
図書館やインターネット等を利用して戯曲を入手し、目を通していただければと思います。
(『本読み会』ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。)
どうしても見つからない場合は『本読み会』までご連絡ください。こちらでテキストをご用意致します。
■定員について
申し込み多数の場合にご参加をお断りさせていただく事がございます。あらかじめご了承ください。
(お申し込みは先着順で受け付けますので、お早めにお申し込みいただければと思います。)
■参加申し込み/お問い合わせ
『本読み会』
ホームページ
http://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net
■『本読み会』について
『本読み会』は、約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)
また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。
『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。
『本読み会』
大野遙