忍守シン(しのもり しん)の観てきた!クチコミ一覧

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あほんだらすけ24

あほんだらすけ24

劇団東京ヴォードヴィルショー

ザ・スズナリ(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく楽しめました
いや、楽しかったです。面白かった。
コント集という形でしたが、演劇的でもあり楽しめました。

さすがちゃんとした芸歴を持つ方々の舞台。エンターテイメントでした。なかなか出来ないことと思います。

内容とは関係ありませんが、
台風直撃で、まさか劇場内で風雨の音が気になってしまうとは思いませんでした。スズナリはそんなに外の音が聞こえるような劇場ではないはずですが・・・おそるべし台風。

ネタバレBOX

山口良一さん、本当によくあれだけ沢山、早口で喋られます。
楽しい東京オリンピック

楽しい東京オリンピック

宇宙論☆講座

ラ・グロット(東京都)

2016/09/03 (土) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇はウソ
そう、演劇はウソなのです。それをこんな形で、ここまで痛快に見せてくれたことに脱帽。
もはや演劇と呼べるのかどうかわからない、ぶっ飛んだ内容のお芝居でしたが、台本は素晴らしい。切なくて、意外にイイ話でした。

心は孤独なアトム

心は孤独なアトム

“STRAYDOG”

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/10/22 (木) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

思わず涙腺が
星組を観劇。
フライヤーのイメージでは女の子が強調されてますが、実は心に傷を負った男の物語。物語の多層構造がよく出来ていて、思わず涙腺が緩みます。シニア男優陣の演技の賜物でしょう。若い役者陣に対してはテンポ重視の演技にするなど、演出家はかなりの策士と思われます。

君原毬子の消息

君原毬子の消息

劇26.25団

駅前劇場(東京都)

2015/07/30 (木) ~ 2015/08/03 (月)公演終了

満足度★★★★

良いです
見応えあり、良かったです。台本はよく考えられてますし、役者さん達は皆、上手いので、良いお芝居になります。今回もリサリーサさんの歌があり、最後まで飽きさせません。
これまでの作品よりブラックさは減り、テンポも速いので比較的観やすい作品になったかと思います。後半は次第に虚実ない交ぜになり、ラストに向けて胸の内が吐露される様は圧巻です。

ズーキーパーズ ★第24回 池袋演劇祭「優秀賞」受賞作品★

ズーキーパーズ ★第24回 池袋演劇祭「優秀賞」受賞作品★

マグズサムズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/09/27 (木) ~ 2012/10/01 (月)公演終了

満足度★★★★

そつの無い芝居
成る程、シチュエーション・コメディでした。
主人公の思惑とケーブルテレビ側の勘違いが組み合わさり、そこにいる登場人物達それぞれの思いや行動を巻き取りながら展開していく物語は、ソツがありません。こういう芝居はテンポが大事ですが、役者の皆さん見事に演じていらっしゃいます。

ネタバレBOX

冒頭で登場人物の紹介をするという手法は、わかりやすさという点では良いのですが、説明的になりすぎる弱点もあり、好みが分かれるかと思います。
片恋スパイラル

片恋スパイラル

私立ルドビコ女学院

サンモールスタジオ(東京都)

2014/09/17 (水) ~ 2014/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★

楽しくて、そして・・・
楽しくて、そして切ない物語。
公演全体の構成は同じフォーマットを辿っているが、その中で語られる物語には余計なものは無く、かなり繊細に描かれている。永遠の片恋、ですか・・・。
歌や踊りのクオリティには磨きがかかり、本当によく練習したのだろうと想像させる。この懸命さがルドビコの魅力のひとつであろう。
前作の主人公”最凶ガール"が良い感じで絡んでくるのも良かった。

ネタバレBOX

私の観た回では、HRのダメ出しの斬れ味がいまひとつだったような気がしました。本編とは関係ありませんが、これが結構大きなウェイトを占めてますので。
欄外

欄外

劇団テアトルジュンヌ

立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)

2014/12/10 (水) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

シュールでブラックで
シュールですが真っ当な、王道の小劇場芝居。やはり力があります。
思いっきりブラックなこの世界観を表現出来た役者さんたちに拍手。
鬼気迫るボスは勿論、どの役の方も最後まで一貫性を持って演じておられたのが素晴らしい。

ネタバレBOX

すさんでないけどスサミさんが良かった。
フェス

フェス

ゆうめい

スタジオ空洞(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

思いのほか色モノではなく
面白かった。色モノかと思いきや、真っ当な芝居で、意外であった。
演技が自然で、かなり奇妙な人物設定に説得力を与えていた。
空間を上手に利用していたり、話の展開が無理無かったりと、演出のセンスが良かった。役者も魅力的。

ネタバレBOX

ミケの粘土もあったというのは、なかなか衝撃的でした。
HON GURE

HON GURE

劇団くりびつてんぎょう

ウッディシアター中目黒(東京都)

2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

つか的ヤクザもの
舞台装置は無く、黒幕を貼っただけの素舞台で30人近くのキャストが動き回るのはなかなかの迫力。全編通して力みなぎる演技を続けた役者さん達、お疲れになったと思います。主役の木崎氏は、いかにも主役といった感じで良かったです。和田氏の的確なツッコミも良いテンポを生み出していました。
始めのうちはコメディなのかシリアスなのか、どんな方向性を持った芝居なのかよくわかりませんでしたが、徐々に「あ、これは、つかこうへいを演っているのか」と合点がいきました。惜しいのは、つか作品と違って抑圧された者たちの悔しさや情念があまり表現されていなかったこと。勢いだけで押すのではなく、そのあたりが考慮されればもっと良かったです。

ネタバレBOX

内輪ネタは、その劇団をよく知らない観客にとっては理解しづらいです(私もそうです)。ギャグネタのしつこさも、ある程度に抑えないと観ているほうは疲れてしまいます。
治天ノ君【次回公演は来年5月!】

治天ノ君【次回公演は来年5月!】

劇団チョコレートケーキ

シアタートラム(東京都)

2016/10/27 (木) ~ 2016/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★

意義深い作品
偶然、明治節(11月3日)での観劇となりました。
変わらずのクオリティの高さで、感服することしきりです。特に明治天皇の演技が素晴らしい。(全員、うまい役者さんではありますが)
初演の時よりも大きな劇場での上演となって、役者さんとの距離が離れてしまったのが残念。じっくり見せる演技なので、小劇場のほうがもっと良かったな、と思いました。デハケの多い芝居なので、動線も長くなりましたし。
ともあれ、皇室、特に大正天皇を描いた作品は希少であり意義深く、今後も繰り返しの再演を望みます。

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

変わらぬクオリティ
変わらぬクオリティで芝居を作られるのが凄いです。今回も、あまり取り上げられることのない史実を題材に、濃密な世界が広がります。役者さんの演技は言うことなし。抜群の安定感です。
ただ、上演時間2時間15分という長さもさることながら、クライマックス(私としてはセルゲイの正体がわかるところが一番の盛り上がりでした)の後が長く続いたという印象です。これまでの作品と違い、強烈なインパクトのある登場人物がいなかったから、そのように感じたのかもしれません。

ネタバレBOX

時代は変われど、いつの世も人間の”業”が不幸を作り出すと思いました。
ひとよ

ひとよ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

スキの無い芝居
演劇として、よくできています。
脚本もしかり、役者さんの演技もしかり。舞台装置の細かい所に至るまで。
これ以上、何を望むことがあろうかというぐらい、スキの無い芝居でした。

物語は、少し重たいものを含んでいるため、笑えるところで素直に笑えない部分はありましたが、なんというか”大人の芝居”という感じがして安心して観ていられます。
今回初見でしたが、このクオリティを常に保っているとしたら驚きです。

冥途

冥途

ピタパタ

調布市せんがわ劇場(東京都)

2016/09/30 (金) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

構成が見事
構成が良かった。
短編小説を切り貼りしたとのことだが、全体として見事にまとめあげられていた。
役者さんの演技も違和感無く、かなり工夫されているものと見受けられる。テンポが一定にならないように随所でアクセントがあり、観ていて退屈しない。

ネタバレBOX

大きな劇場の広い舞台だったがため、デハケの際の動線に少し無理があったように見えた。もう少し狭い舞台なら、もっと良かったように思う。
デイドリーム・ビリーバー

デイドリーム・ビリーバー

BLUE HIPS

上野ストアハウス(東京都)

2015/04/22 (水) ~ 2015/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★

オーソドックスな作り
よく出来た話。各登場人物のキャラクターがきちんと描かれ、笑い・泣きの要素も入りオーソドッックスな作りのお芝居が楽しめました。台本の力はさすがです。

狂っても、恋

狂っても、恋

寝れない部屋

OFF OFFシアター(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/05/04 (土) 19:00

価格4,000円

役者さんの演技が良かったので、2時間というやや長尺でも飽きずに見ることができた。春名風花さんは魔性の女がよく似合う。

ネタバレBOX

演出を工夫されていたが、話の内容としては全体的にありがちな展開ではあった。
作家は煙草好きなのかわからないが、作家夫婦はカラオケ好きということはわかった
見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

劇団青年座

本多劇場(東京都)

2014/05/10 (土) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

実力
さすが老舗劇団。実力を存分に見せつけられたといった感じです。どこにもスキがありません。
小劇場演劇ばかり観ている身には、久々の本多劇場は大きく感じます。が、その大きな劇場でも全く問題ない発声・滑舌は頭が下がります。セリフがちゃんと聞き取れるというのは基本なのでしょうが、なかなか出来ないことです。

話のテーマは現代では通じなくなってきていますが・・・。

ネタバレBOX

女性の解放というテーマは、今やすっかり女尊男卑の世の中となった現代では通用しなくなりました。
お盆に家族でバーへ行く

お盆に家族でバーへ行く

BASEプロデュース

BAR BASE(東京都)

2013/08/12 (月) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

きちんとしていました
本物のBarで上演された作品ですが、思いのほか良かったです。脚本と演出がしっかりしており、会場が本物であることに頼るだけ、という事態は避けられたようです。音楽も生演奏のメリットを生かしていました。照明だけは制約が大き過ぎて残念な結果でしたが。
話の内容も良く、芝居のテンポも申し分なく、70分という尺で丁度良かったと思います。

ネタバレBOX

若干あざとい展開ではありましたが、きれいにまとまっていました。
ただ、フライヤーの写真やオバケの絵などはネタバレになるので控えたほうがいいかと思いました。
『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

生き残るために
「あの記憶の記録」を鑑賞。
重いです。自分が生き残るためには、何をやっても許されるのか?という問いを突きつけられ、それは仕方のない状況だったと答えるという昔からのテーマです。戦争はいつも「仕方のない」状況を作り出し、一般人を殺人者にまで仕立て上げてしまう。昨今の日本の周辺国の様子を見るにつけ、相変わらず人間は同じ事を繰り返すものだなと思ってしまいます。
いつもながら重厚なテーマをきちんと作り上げ、役者さんのきちんとした演技で見せていただき、良かったです。後半、父親が過去を話し始めてから少し長かったですが、ラストの事件で全体がまとまったという印象です。

SHOOTING PAIN

SHOOTING PAIN

コロブチカ

横浜美術館レクチャーホール(神奈川県)

2013/05/04 (土) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★

元気な病院モノ
若さ溢れる舞台。とにかく元気でした。
コロブチカ初見のため、それがいつものことなのか、或いは演出・池亀氏によるものなのか判断つきませんが、文字通り劇場全体を駆け回る芝居は元気そのものでした。
魅力的な役者を揃え元気な演技をする、それだけでじゅうぶん見せられる芝居になっていました。

ネタバレBOX

題材として精神病院、そして多重人格と、なんとなく鴻上尚史の「トランス」を彷彿とさせますが、キャストの数が5倍も違えば全く異なる趣です。(当たり前ですが)
しかし、他の人にマツリと小春の両方が見えていたり、あまつさえバットで殴られて小春だけが気絶していたりと、どうにも腑に落ちない点があります。病院自体が全て小春の妄想だった、というわけなのでしょうか。
白い巨根

白い巨根

Peachboys

シアター711(東京都)

2016/03/15 (火) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★

上手い役者だからこそ
劇場に着くと、行列。このタイトルで思いのほか観に来る人が多いというのは意外(失礼)でしたが、やはり面白いから人も来るのでしょう。2015年の黄金のコメディフェスティバルで一番爆笑したPeachboys。今回も期待違わぬ馬鹿馬鹿しさと真剣さで観る者を圧倒しました。
この面白さは、やはり役者陣の演技力に由来しているのでしょう。くだらないことはあくまで真剣にやる。それが出来る役者陣の実力は凄いと思います。当日パンフに書かれた今後の活動予定を見ると、ああ、あそこに出るのかと納得するラインナップとなっています。

ネタバレBOX

3人の童貞がなぜか格好よく見えてしまいます。

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