マリナが投票した舞台芸術アワード！

二人芝居を３本連続上演。
レンタルスペースを１ヵ月間借り切っての、詩森さんのこだわりが詰まった公演でした。
３本とも初演を観ていますが、更にパワーアップしていて見応えあり。
全く違ったキャラクターを連続で演じた田島亮くんの今後が楽しみです。
終演後のカフェ（バー）タイムで、詩森さんや俳優さんたちとコミュニケーションを取れたのも楽しかったです。

普段は縁の無い明治座での公演。
ゴージャスで質の高いエンターテイメントで、チケット代が高く感じませんでした。
上川隆也さん、松平建さんの殺陣は流石のクオリティ。

お友達の勧めで初めて観たロロの作品。
ポップでチャーミングで、一気にファンになりました。

地方の公共ホールと演劇の蜜月。
演劇による地域活性化のモデルケースにもなり得るのでは。
田島くん、佐野くんの駅ネココンビは可愛くて破壊力抜群！

まずはこの作品が、20歳そこそこで書かれた物だということに驚きました。
弁護士と一緒に、機長に翻弄された２時間弱、ラスト１０分の緊張感が半端無い。

数学、暗号、チェス、と美しい道具立てが整った作品。
お互いを思いやるが故のほろ苦い結末が切ない。

常識や言葉が通じない相手がとにかく怖かった。
観劇しながら「死ねばいいのに」と何回も念じたのは始めてかも。

秀逸な会話劇。
美術も好きでした。

屠殺場の休憩室を舞台にしたワンシチュエーションの三人芝居。
いきものから食品に変わるのはどの瞬間なのだろう。
命をいただいて生きているということを再認識させられました。

観客が作品の一部としてクリスチャンに拍手を送る、
人の幸福と生きる意味を考えさせられる作品でした。