長寿郎が投票した舞台芸術アワード！

好きなＳＦの舞台化は期待感も倍増するが、ふさわしい満足が得られた作品でした。

ありきたりな自分の想像した教師像が、ものの見事に覆ってゆく舞台進行には目が離せなかった！

何と言っても舞台セットでの水の使い方はインパクトが強かった！　水で濡れてる・濡れてないという表現の違いも伏線に使用する細かさは記憶に強く残りました。

タイトル通りの”穴”が重要なファクターであり、劇場の使い方も話もユニ～クに魅せてくれた作品でありました。

残された文章から推測するしかない文豪の生活が血肉を持った役者さんの力で垣間見れるという舞台は感動します

これもＳＦといえたかな＝好きだなぁ＝　ファンタジーではありましたが楽しめました

なんとも昭和テイストな登場であったヒーローが、実は今風なカッコ良さで縦横無尽に四角い舞台を駆け巡るのは楽しかった（＾＾）　アンサンブルを呼ぶ敵役のユニークさは今でも記憶が鮮明であります♪

高齢化社会を迎えて、超高齢化社会に突入する日本では避けられない”介護”の話が実体験を踏まえて舞台化されていた好作品でありました。

遜色なく整合性を表現した舞台は見事でありました

本編前からの観客を楽しませようとする姿勢はブレず。継続してゆく面白さに脱帽です。