アキラが投票した舞台芸術アワード!

2014年度 1-10位と総評
痕跡 〈あとあと〉

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痕跡 〈あとあと〉

KAKUTA

鳥肌モノの舞台。
そして、「生(身)の人間」が舞台の上にいた。
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おとこたち

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おとこたち

ハイバイ

「後で思い出してもらう」っていうのは、いいことかもしれない。
思い出したり、思い出されたり。
老人へ向かってまっしぐらの、来るべき未来も、恐くないかもね
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桜の園

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桜の園

ミクニヤナイハラプロジェクト

「桜の木」から広がり、見えてくるもの。
ミクニヤナイハラプロジェクトには、「美しい思想」があり、その奔流に「思考」が刺激される。
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ムシノホシ

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ムシノホシ

大駱駝艦

ミクロの視点から広大なマクロへの広がり。
「外」にも「内」にもあるマクロ。
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悪霊

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悪霊

地点

無限なる雪原。
終わりのない旅(ループ)。
先端のその先に見えたものは。
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非常の階段

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非常の階段

アマヤドリ

社会・集団・組織・家族・非家族・イデオロギー・経済システム。
演劇として、非常に完成度の高い作品だと思った。
初めて同じ作品を3回観た。
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星の結び目

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星の結び目

青☆組

青☆組『星の結び目』
天に輝く美しい星を見つけたような作品。
演劇好きの人には、どのようなタイプの人にでも、自信を持ってオススメできる作品。
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よるべナイター

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よるべナイター

FUKAIPRODUCE羽衣

命ほとばしる、喉から肉体から。
身体ではなく(生きている)肉体を感じる舞台。
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ロケット・マン

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ロケット・マン

劇団鋼鉄村松

愛は光速を超えられるか。
『ロケット・マン』とは、劇団鋼鉄村松自身のことであり、観客へのメッセージでもあった。鋼鉄ファンは涙なしでは観られない。
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【公演終了】ステロタイプテスト/パス

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【公演終了】ステロタイプテスト/パス

The end of company ジエン社

(たぶん)言葉を信じていない劇作家が、書道の見方に「空気」を発見して、作り上げたのがこの舞台。
ディスコミニケーションをディスコミニケーションで伝えたら、ディスコミニケーションでした、と。
でも「空気」だから、そこは察してね、と言っている。
「空気」なはずなのに、観客は窒息する。
役者も、そして、作者本人も窒息する。
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総評

2014年は162本の舞台作品を観た。
ベスト20に入っている団体は、2015年も目が離せない。
これ以外にも、ここのところもの凄く勢いのある、小松台東、ナカゴー、MU、そしていつもの通りのあひるなんちゃらと桟敷童子も2015年も要チェックだ。

10位以下も書いてみた。

11.チェルフィッチュ『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』
孤独と孤独が出会う場所=CVS。

12.アロッタファジャイナ『かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~』
僕は自分が思っているほど、地球の中心にはいなかった。
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13.大駱駝艦 我妻恵美子 『肉のうた』
拍手鳴り止まず。
客電が点いて、「終わりです」とならなかったら、いつまでも拍手が続いたのではないか、と思った。
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14.パラドックス定数『怪人21面相』
グリコ・森永じけんのお芝居やて
再さいえん ていうても なめたらあかん
グリコのキャラメルは なめてもいいけどな
どく入りきけんなお芝居や
ただし けいさつにしらせたらあかんで
とりひきはいっさいしない
かい人21面相
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15.椿組・花園神社野外劇『廃墟の鯨』
椿組と、土の香りが強いセンチメンタリズムが充満する舞台を見せてくれる、劇団桟敷童子の東憲司さんの作・演が見事に合体した。
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16.世田谷パブリックシアター『炎 アンサンディ』
原罪・贖罪・復活
沈黙の意味
沈黙の重さ
沈黙の向こう側
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17.劇団 東京フェスティバル『幸福な職場』
普段演劇を観ない方にもオススメしたい。
見終わったあと、「ありがとう」と、思わず言いたくなるような作品。
笑って、ボロ泣きしながら観た。
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18.さいたまゴールド・シアター × 瀬山亜津咲『KOMA\\\\\\\'』
観る者の、心を打つダンスとは、どのようなものなのか。
年齢から、気持ちから、解放されたダンサーたち。
美しい。
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19.パルコ・プロデュース『母に欲す』
作・演出の三浦大輔さんの、外連味、演劇へのスケベ心の放出。
「不在」の「穴」は埋めることができない。
それを抱えて生きるしかない。
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20.カトリ企画『紙風船文様5』
演出:鎌田順也(ナカゴー)と役者:黒岩三佳&武谷公雄との壮絶なバトル。
勝者は?

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