朝方のあさの観てきた!クチコミ一覧

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リボーン・チャンス

リボーン・チャンス

カムヰヤッセン

ワテラスコモンホール(東京都)

2015/10/14 (水) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★

ワ(和)テラスホールとは区の施設だったのですね
工夫されてるのはわかるし 良い作品なのだけど 
120分のうち始まりから90分が 長くて退屈。
しかし ラスト30分の急な展開に みるみるひきつけられ。
会場を活かした見事な終わり方に 思いのほか涙してしまった☆


♪観劇された方へお勧めリボーンチャンス予告編♪ 
https://twitter.com/kamuyyassen/status/654101288360128512

ネタバレBOX

舞台セットが良く出来ている。良く出来てるからこそ見逃しそうになったけど。
6個の部屋が存在し進行していきますが  6個はいらないと思います。
(これは持論です。目に入る情報が多くなれば多いほど 集中とは分散されてくと思います。なのでより集中してみれなくなってしまうのですよねー。ってそう感じるのは私だけなのかな)。


末娘のすずねちゃん 始まりから終わりまでずっと舞台にいて(正確には始まる前から)。 
役者さんの問題ではなく あの子をずっと出しておく必要はあるの?と思いました。


多少専門的にどうなの?と思う部分もあるのかもですが 
ラスト女弁護士2人の戦いが良かったです☆☆
中でもコロさんの存在の大きさって 凄まじいものがあると思います。


厳しい事を書かせて頂きましたが 
役者さんが良かったし ラストはやられたーって感じだし なかなかの作品だと思います!

 
本当にあったら怖い話

本当にあったら怖い話

江古田のガールズ

「劇」小劇場(東京都)

2015/08/05 (水) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディ濃い目
チケットプレゼントありがとうございます☆
他の方も書かれてますが お化け屋敷のセットが 本当に上手くできていました。
しかし仏壇だけピカピカだったのだけ ちょっと違和感かな。


劇団の方が『霊が怖くて観にこれない方もいらっしゃるので、この作品は怖くないよと教えてあげてください』と仰ってました。
でもラストは怖いかも。


ネタばれで劇団さんに迷惑かけたくないし どこまで書けばよいか 悩むな~
↓ネタばれが強いので これから行かれる方は観ないでください↓

ネタバレBOX

お化け屋敷の潜入レポートその撮影のお話です。


始まりがお化け屋敷に向かうロケバスでのやりとり スクリーンに映し出されるところから始まります。 
『どんな展開になるの?!』ワクワク☆とテンションが上がっていきました。


しかし 霊を信じていない監督は 事前に仕込みをしてしまい(要はヤラセ番組)。
仕込みをプローデューサーにも秘密で行い 霊能者:霊屋にさえ秘密で行うところから
ヤラセがバレたり トラブルになったり アイドル:パインちゃんといろはちゃんの 性格悪いのをよく表したエゲツない戦いだとか・・・。
(パインてパインて、そのセンスが・笑)
それらが怖い展開となります☆


途中 まさかダンスになるとは思わなかった (笑)
マネージャー:陣内ユウコ 
あれだけ色気のない髪形と服装なのに・・・それでも美しかったこと。
監督:この方もはまり役だった。


他の方も書かれてますが 路線を外さないラストがよかった。
 

アフターイベントがあって 三元茶屋ミワさんの歌がとてもよかったです。
次は出演してた女優陣の リアル怖い話となり それが思いのほか良くて。
役者だけに劇場での怖い話が怖かった。
その後再度歌となり 歌に除霊されるようなイメージを持った それが愛を感じるものだったから。


・・・って主宰の人と三元茶屋ミワさんって 同一人物疑惑?!
私にとって それが一番の 恐怖だったかも (笑)




底ん処をよろしく

底ん処をよろしく

東京ストーリーテラー

高田馬場ラビネスト(東京都)

2015/10/19 (月) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

愛がいっぱい
【Aチーム観劇】
フルカラーの豪華な当日パンフに この作品を作られた久間勝彦さんのご挨拶が。
『大きく取り上げられるのは 暗いニュースばかりです。小さな親切 心温まるお話しのたぐいは どうしても片隅においやられてしまう。でも私はそんなささやかな 温かいエピソードが大好きです』(文章は正確ではありません)。
私もこちらに同感です☆


他の方も書かれてるのでしつこいかもしれませんが。
今回の会場は 席が良くなくて イライラしたお客さんがいらして それだけ気になっちゃいました。
でも始まる前の挨拶での久間勝彦さんが 懸命にフォローしてらしたので 見守っていました。 


作品の方は ラストにたどり着くまで あまりメリハリがなく 正直冗長感はあったけど 
やっぱり久間勝彦さんの作品って 愛がひとつひとつにしっかり籠っていて。
例えば 仕事でイライラすることがあって引きずってても 愛で溶かされてしまうような。
帰り路 『えへへ』と 幸せな気持ちで帰る事が出来る。
そんな不思議な感覚があるのです。


あと最後お見送りも好きです。
なんていうか やっぱり温かさを感じて 他の劇団とは違うような気がするのですよね。
なので 私は誰にも話しかけないのだけど そのみんなを見守るのがやっぱり私は好きだ (笑)


Bチームも魅力的なキャスティングで ぜひ観て観たかったです☆

嘘でしょ。

嘘でしょ。

艶∞ポリス

OFF OFFシアター(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

興味深いテーマ
チケットプレゼントありがとうございます☆


途中中だるみしそうなものの 飽きさせない展開といい 
女子のあるあるトークもそうだし 言葉のセンスの良さや
鋭く世の中を見てる感じ。


それと役者さんが全員良かったです。


ただ当日パンフが 写真なしだとわかりにくく、
私は参加者の特徴を ペンで1人1人書きました
って 私がパーティーに参加してる人みたいだ (笑)

ネタバレBOX

役者さんが良くて みんなが良かったです。
役名と役者名と ほとんど同じなのですね!


日傘の不思議ちゃん役:佐藤友子(佐藤友佳子) 
リアルにいるっていうタイプで 違和感全くなし (笑) はまり役でした。


フェス会場を思い出し(?)1人で踊り出す井川晴賀(井上晴賀) 
それを目撃してしまった男性、鶴屋憲(鶴町憲)
気まずくなるあの「間」といい なのに同じタイミングで同じふりをするシーン 好きです☆
井川さんの痛い感じも 好感持てます。
大黒摩季が好きとか ぴったりきすぎる (笑)


婚活アドバイザー2人が まさか化粧品をアピールするシーンとか 
普通つまらなくなりそうなのですが そういうの小気味よく見せるのが 本当に上手い 
あのシーンもお見事でした。
岸本由佳(岸本鮎佳)の カリスマ的存在感も感じさせつつ 胡散臭さといい(←褒めてます)。
山根チアキ(山根チアキ)も 表面上上手くさばくが あの嘘っぽさといい。(←褒めてます)  


ただモテ男:藤木(加藤岳史)の元カノが来ていて 
更に その恋路を邪魔したオンナも来ていてって その三角関係は さすがに無理があると思いました。
それと 船故障が演出だったにしても 
終了時刻は さすがに大幅に変えることは難しいと思います。
↑個人的には 3人はいらなかったように思います。(役者さんの問題ではありません)。
三角関係の修羅場なら お見合いパーティーものじゃなくても 出来ますからね♪
その分 面白いキャラクターを 増やした方が良かった気がします。


私はお見合いパーティー業者に勤めてた事があるので 厳しい部分はあるかもしれません。
それから 参加されてる方には大変失礼なのですが 
あの業者側の シラけた感じとか実情を映してると思いました そういう方は多かったと思うので。


ちょっと詰め込みすぎた感じはあるかもしれませんが 
艶ポリスさん好きな路線です 見逃せない良い劇団を見つけました ありがとうございます☆ 
『痕跡≪あとあと≫』◆◇終演。ご来場ありがとうございました!!!◇◆

『痕跡≪あとあと≫』◆◇終演。ご来場ありがとうございました!!!◇◆

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/14 (月)公演終了

満足度★★★★

完成度の高さに驚き
自分は観劇したらすぐに書き込むほうなのですが こちらの作品はなかなか言葉が出てこなかったです・・・。


目撃者:若狭勝也さんから始まる語りのシーン 韓国料理マスター:大神拓哉さん お母さん:斎藤とも子さん あの日の連れて帰ってしまう吉川竹夫さんといい ほか役者さんも全員 すごく良かった!


メイ:桑原裕子さんも母親のわりに不自然に若く 息子と親子にみえなかったのも 納得。
あとあの役にメイという名前があっていた(←そういうとこ大事☆)


ほかの方も書かれてますが 照明も素晴らしいし ストーリーもしっかり作ってあるのに とてもわかりやすいのはすごいことだし キャラクターも光っていた☆


ネタバレBOX

(韓国マスター:大神さんは 割り切ってお店を盛り上げる姿 ラーラ:四浦麻希さんを お店の商品のように多少気は使いつつも 心理的にはとても冷たかったり 生きるしかないから仕方なく生きていて やっぱりその根底にあるものは冷たい でもどこかひたむきで・・・ 大神さんのあの役がなにしろインパクトが強くて好きだ)。 


最後の意味深自転車も良かった!


ただ 『(法的には別として)誰も何も悪くなかった』見事にまとまってる分 もっとえぐって欲しかったかな。
もちろん作品としてすごく良かったという前提でです(^^)


KAKUTAさん良い劇団に出会えました これからの作品も楽しみにしています☆ 

幸せを運ぶ男たち

幸せを運ぶ男たち

アナログスイッチ

小劇場 楽園(東京都)

2015/09/23 (水) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

心がほっこり、なのに笑いも容赦なし☆
温かくて可愛い フライヤーそのまんまのイメージ。
色々書いてたら 結局ネタバレ案件・・。

ネタバレBOX

みなさんネタばれを気にしてか書かないようですが 運の悪い男とそれを守る座敷わらしの話です。


コンセントを差し込むのに間を使ってたのは何だろう?思ったら
 『アナログスイッチ』劇団名のアピールだったのですね。


会場はL字席になっています。
入って左席が 主人公:唐沢の表情が正面から見えるため 個人的にお勧め。
この方の一瞬一瞬の表情がイイ。


あの空間も使っちゃうのかの 魔界スペース。
柱が太いのが気になった L字なのに向かい客席の人も観えないし(それが狙いなのかもですが) 
視界が必要以上にさえぎらちゃう感じなのは 劇場の作りがそうなってるのですね。


地味で運の悪い主人公「唐沢」は 人間らしくて憎めなさといい 段々と愛着がわいてくる。
どこかのび太を思わせる 私の個人的イメージ。
「ボタン」は大事な役どころ。
「ハギ」は有名なスポーツ選手(名前が出てこないけど多分サッカーの人)に
似てて キャラも髪形もかぶってた。
「アケビ」はパンサーのあの人に似ている 同じくキャラも髪形も 
しかも声まで似てるなんて もうパンサーの人だった。
(↑あっ 悪い意味ではなく純粋にそう思ったという意味です(^-^)♪)
「ユリ」は おっとり話すのかと思いきや 『座敷わらし協会』の人となったら ハキハキと理路整然と話しだし しっかり演じ切る。 
神の1人1人 存分に生かされていた。


『僕たち座敷わらしでーす』の決めポーズ?良かった♪
初めから笑えるけど ナイフで脅されシーン ふんだんに笑えます☆
ただ始まりから松島さんが神の存在を理解するまでが ちょっと長かったように思います。


アナログスイッチ 今後の活動が気になる劇団。
そして沢山の人に観てほしい作品です☆


永遠にムーン

永遠にムーン

合同会社シザーブリッツ

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/06/23 (火) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

初シザーブリッツ【Aチーム】
『恋愛ドックス』『グッドファーザー』『恋するアンチヒーロー』
を見逃したため 今作品が初めてのシザーブリッツでした。


テンポが良くて 飽きさせなくて キャラが濃くて強烈。
勘違いトーク 言葉のかけあい それを心地よく見せておいて 次の人間関係に移りゆく・・・
大げさな面はあったと思うものの その技は見事でした。


女性陣が特に 華奢でスタイルが良いのに 出るとこ出てると言う 
それを生かす衣装が多かったのもあるでしょうが ルックスの良さと言い きっと上の人の好みなのでしょうね~。


ただ2時間10分は長いと思いました。
それから当日パンフ キャストが20人弱と多いため 写真付きじゃないとわからないです。


それから座席 前から3列目 ただでさえ端っこで観にくいのに
段差なし席なのに前に男性ばかり、席の変更をお願いしたところ 
対応して観やすい席にしてくださいました ありがとうございます☆
ただ正規の値段を払って あの席をガマンして観る方も中にはいると思うと どうなのって思います
(男性をぬいても 端っこすぎて観にくいムリな席)。


あれだけの人数なのに 何度見渡しても
寝ている人を1人も見つけられなかったこと それってスゴイことだと思う。
高得点を付けざるをえない 仕上がりの良さなのは事実。
ただ 麻薬的なひきつけまでは 私には感じられなかったかな。

ネタバレBOX

せっかく登場人物が充実していたので・・・メモ的に。


残念なイケメン(ツイッターより借用):マモル(安達雅哉)
別にうさぎの彼氏でもないってのに彼氏面というのか 韓国ソングで出てくるのがまた衝撃だった (笑) 
後半普通の曲になっちゃうので マモルは最後まで韓国ソングでいてほしかったです。


『友達できたよ!』かぐやの ホントに『友達』だったこと (笑)
しかし生まれ変わったかぐやでは 『ブルママリア』が友達になるなんて。
マリアは別の意味で可愛いかった。愛情深い人。


あと、酒依存ダメ大人:おっさん役(三原有人)
なんか この人の存在も・・・ (笑)
作業着とか 本当にそういう仕事してんじゃないかってくらい 酒びんと似合ってた。


ジャイアン:(中村友)
あのジャイアンっぷリと ラストかぐやのことを好きになってしまい 男らしく変化する姿。
(というか、演技以前に見た目が既に^^;)


女医さん(中崎美香) 出来る女医っぽさと あのお色気。


ガチャピンもどき(誰が誰だかわからず、1人1人検索してるので、写真なしではもはや名前がわからない状態)あの名前好きです。


川村隆一ソングで出てくる ドラマティック恋愛依存男。
大げさに見えるようでも 実際居そうで 不思議と自然に見えてしまうという怖さ。
と言いますか ああいう男性にひかれる女性ってのは リアルに少なくないと思います。
(玉置○二さんを思い出してしまった・笑)。



ほか俳優さんが 力量不足な人とか誰もいなくて 良かったです。
これだけ濃い人たちを 上手くまとめてしまうところは 本当にスゴイと思います。


これは役者個人の問題ではないですし 今回の作品自体どうということではなく
大きな劇団になると どうも好きでは無くなる傾向があるような気がしてならない。
利害がらまるから?その他の事情??
目の肥えた コリッチ常連者がいかなくなるのは どうして?
(まあ あの方たちを留めておくのは 容易なことではないとは思うのですが)。
私は小劇場でやる 情熱にまみれたお芝居が やっぱり好きだなって思ってしまいます。


今度は愛妻家

今度は愛妻家

空茶本舗

銀座みゆき館劇場(東京都)

2015/06/18 (木) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

ぶんちゃん
チケットプレゼント ありがとうございます☆
こちら 不思議と口コミが少ないですね。


旦那さん:北見俊介(中島広貴)
(多少演技に不安な個所はありましたが)
自分勝手ながらも 本当は奥さんを大好きだったという 後半の愛情深い旦那さんっぷりと。
奥さん:北見さくら(倉橋みづえ)の明るい奥さんの演技といい。


間延びするシーンもあったと思う中 オカマの文太(池田ヒトシ)が出てくるあたりから  
すっかり物語に引き込まれてしまいました(^^;


みゆき劇場ははじめてだったのですが 銀座の昭和の劇場って感じで 
しかもこの作品にマッチしていて そこも良かったです☆

ネタバレBOX

電気で体の形を作って表現 あれとても良かった。
終わってから、お客さんをお見送りの時、
黒子に電気ワイヤー姿でいらして 『あっ電気の人だ』って思いました。


ぶんちゃんは そっか さくらのお父様だったのですね。
俊介が『おっさん』と冷たく呼ぶから ぶんちゃん気の毒だなあって思ったら 奥さんのお父さんですもんね。
まっ義理父にしては 距離が近すぎるのは不自然でもあるけれど そこまで気にならなかったです。


自分は感想を書くことをできるだけ意識してるのですが(忘れないようにしようとか) 
もうそういうの意識になくて すっかり忘れちゃいました。
夢なんて見ない

夢なんて見ない

演劇企画 ここだけの話

王子小劇場(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

タブーと言われてる内容に挑まれたのがスゴイ
私は不思議と 『親友の母親は熱心な宗教家』なんですよね。 しかも何故か数名います。
肝心の私の両親は『大の宗教嫌い』 という環境で育ったのですが・・・。
なので 斉木智恵美さんが何処の宗教か 詳しく見なくとも直感ですぐわかりました。
なんとも微妙な立場から見た作品でした。
 

1時間45分くらい。
いつもなら長すぎて苦痛になるのですが 時間が短く感じたので 良かったのだと思います。
続きはネタばれにて。





ネタバレBOX

面接官と面接を受ける主人公とのやりとりで 過去のエピソードとして 話が出てきます。


信仰を持つことで 差別されたり誤解されやすい 日本の世の中。
『空気の読めない人』として 見られてしまう事がある側面は そりゃ気を付けないといけないよなと感じたり。
(↑うちの両親の宗教嫌いはこういう所らしいです。ちなみに私は宗教を否定してるのではないです)。
信仰を持ってる人からはこうだけど 信仰を持っていない人からすれば 理解できない、というのも強く共感します。


『信仰をもつ家に生まれたから 自動的に引き継いでやってって それで良いの?
信仰することは義務ではないよ それをちゃんと自分の責任で ちゃんと選んでやっている??』
のところ 良かったです。


ラスト主人公が 自分の宗教を絶対視せず 『本当に間違っていないのか??』
自己に問いかける姿勢であったことは とても好感が持てました。
ただ 他の方仰るように ラストきれいになとまりすぎかなーとは思います。


それから 熱心な信者さんにとっては
 『それは教義に反するのでは?』的な 場面が出てくると思います。
それを ハッピーエンドにまとめられたのが 斉木さんの信者さんに対する配慮だったのかな?と考えます。
個人的に 斉木さんの問いかけは 素晴らしいものに思うからです。


それこそ大学の中でこのお芝居をやる・・・一石を投じるというのも 
そんなリスクの高いのも 怖いものですけど。


実は 私の数名いる親友のお母様の宗教団体も、
私の両親が宗教嫌いになった団体も、
斉木智恵美さんの属されてる宗教団体も・・・。
偶然にも 全部同じところなのです。
なので私は 古本屋の店長さんの心境かな。
まああんな人格者ではないですけどね。
どちらの気持ちもわかるものとしては 何のジャッジも出来ないです。


関係ないですが 王子の劇場は私の家から遠いので 
新宿からバスで王子まで行ったのですが(1本で行けるので) 1時間20分かかりました。
遠かったけど 色々な景色が見れて そんな楽しみも(^^)





ノミの心臓

ノミの心臓

劇団サミシガリヤ

シアター711(東京都)

2015/02/10 (火) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

元気で前向きな作品
チケットプレゼント ありがとうございます!

30代女性アイドルのパワフルさ 前向きさ 面白楽しく観劇できました ☆
『アイドルグループSHОWA』は 特別美人ではないけど かわいらしさ 素人っぽさが なんとも可愛く見えました。

ただ2時間ということで 長くて 途中集中力が数回切れたところも。
あとはネタばれにて。

ネタバレBOX

初めの『ラストオーダーです』の『やっぱり変更して』を繰り返し
店員を困らせるシーンはいらないと思います。
何の意味があったのか解らないし 人をばかにしてるようで不快でした。


水着審査は インパクトあったし斬新でした。
ただ 生着替えまでいくと(下着姿で女子話すシーン) 
エロ目線を意識してる印象があります。
過剰に露出してまで それで観客をひきつけようとしてるのなら 
作り手としてちょっとさみしく思います。


杉本彩ばりの水着を 『着替えないわけないでしょ』のシーン
『ラッテラッテ』は 笑えずきょとんとしてしまいました。


栗山さんもクロちゃんも良かったけど。
クロちゃんとリーダーの喧嘩のシーンと、栗山さん後半のシーン、は
長いと思います。 


『ガラスの十代』の替え歌が良かった。
そしてラストステージ せっかく盛り上がってるのに 
皆様手拍子をされないの?とちょっと気になりました。


言いたい事としては いらない場面が目立つなあ、と感じた事ですね。
気持ち良く 終わったというよりは (途中までは良かったが) シンドさが出て
きました。
それでも 役者陣が カラーと存在感があったし 楽しい感じで良かったと思います!


幸福な死に際

幸福な死に際

劇譚*華羽織

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2015/02/11 (水) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなかの・・・
チケット当選ありがとうございます!
なかなかの・・・見ごたえでした。
70分超えると間延びしたり飽きてきたりする自分なのですが
こちらの作品 1時間半と言う時間が すぐに過ぎていきました。


ストーリーも好きですし 笑える場面も笑えました。 
ラストは 感動して泣いてしまいました。
幸せな気持ちになれる作品って 個人的に好きです。


主役の詩子も 見るにつれて良くなるのは事実。
自称死神役も なかなか。  
出版社女性も 前向きで元気キャラであっていた。


ただ他の方仰るよう 役者さんに華が足りないかな、とは思いました。
これは私のコンディションの問題でしたら 申し訳ないのですが
劇場にいるときは とても感動したのに 外に出ると早くに感動が薄れちゃう感じがしました。
もしかしたら『深み』の問題かもしれません。
とはいえ 今日は良い時間を ありがとうございました (^^)


ネタバレBOX

舞台の右・左・中央 を使って 役者さんの無言の紹介・・・
ドラマのオープニングみたいで あれ好きです。
午後の素数

午後の素数

劇団超ダッシ

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2015/04/24 (金) ~ 2015/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★

ダッシチーム
チケットプレゼント ありがとうございます☆
若い劇団とありましたので 正直期待あまりしてなかったのもあり・・・
思ったより作品自体は 良かったです。
すごく目立つ訳じゃないのだけれど 
役者さんみなさんが それなりに実力がある方だと思いました。


なかでも トラは化粧がやたら似合っていたし(劇団○季のキャ○ツメイクより私は好き・笑) 
何か持ってる感じで トラ役はちょっと気になる。


猫又役も 低いトーンの声で 年齢を相当重ねてる役だけあり どっしり落ち着いていて。
その上ツンツンしてて 『死ねないから猫又仕方なく生きてます、
ほんと面倒なやつらに関わりたくねーし、大体お前らなんなんだよ』みたいな。
あの役はあの子にぴったり。
ただ名前が『はな』は あっていない気がしました。


死神役のあの人も 良い役やるだけの人。
主役の女の子も その旦那さん役も また安定してた。


あと大事なことで
当日パンフに 役名と役者名がなくて(役者の名前が書いてあるだけ) 
その上チームも二つあるから 誰が何の役をやったのか 全くわからないです。
役者紹介は しっかりわかる様に書いてほしい。


それからオープニングの役者さん紹介では 
ライトがズレてて 役者の表情が見えなかったりしてたのと。

 
入る時、案内の人が 立ってるだけで案内してくれなかったこと。
段差があるのに それも注意してくれず 私は転びそうになったこと。
他のお客さんも 『え?案内してくれないんだ』ってポカンとしたり、ムッとしたりしていたように見えました。
そこは注意した方が良いと思います。


ストーリーは 個人的に好みだったのもあるけれど 私は良いと思いました。
これから楽しみな劇団だと思います。


ネタバレBOX

あと素数(数字)での表現 わからなかったです。
とはいえ 役者さんが雰囲気を作ってくれたので そこまで気になりませんでしたが。
一般には ちょっとわかりにくいのではないでしょうか?
ナイゲン(2016年版)

ナイゲン(2016年版)

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/08/11 (木) ~ 2016/08/22 (月)公演終了

満足度★★★★

『ナイゲン』見たことない方 おススメ
いくつもの劇団が「ナイゲン」やられているようで 以前より気になってましたが feblaboプロデュースさんで やっとみることができました☆

やっぱりすごい作品だと思いました! 
テンポよく 要所要所ふんだんに面白く作られているし 高校生同士の熱い討論といい また生徒がそれぞれ個性的で うまく個性が出されてました。
高校生故 皆が純粋で必死なのだけど 中には優しさ故 緩い系の人もいたりで (笑)
会場が熱かったな~

最後は 高校生全員に『よく頑張ったね』と 1人1人抱きしめてあげたい気持ちになりました。

まだ観たことがない方は ぜひおすすめしたい作品です◎

時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

良い作品だけど複雑で懲りすぎ
皆様書かれてるのと似てしまいますが 
グルグルセットの舞台演出や それに合わせる役者さんも 役者さんの命がけの演技も 伏線を張りまくりの脚本も 全てがお見事でした☆


ただ一部ご意見があるように この作品は複雑に懲りすぎているように思います。 
頭がグルグルするほど 考え続けなければいけないというのは ちょっとどうなのって思います。
何回も観る前提で作られてるのだろうけど もうちょっとシンプルにできたのでは。


本妻:斎藤彩夏さんの迫真迫力の演技 
小説家の妻:平山空さん 
竹石悟朗さんの演技はもちろんのことだけど キムタクに似てるしカッコ良かった。
疲れた男:沖野晃司さんはもちろん!そしてこの方 椎名亜音さん!
他の役者さんも とても良かったです☆ 


ストーリーテラー役:今出舞さん 何も悪い点はないのですが 
周りのレベルが高すぎるので あの役は大役だったのでは?という意味で気になりました。

ネタバレBOX

お父さんがお金をせびりに来るシーン アフターパンフを観るまでわからなかったです。
でも理解出来ました。


私は好きな作品や良い作品には 登場人物に愛着が出るタイプなのですが。
ここまで良い役者さんが揃ってる割に 役に愛着がわきにくいのは
やはり考えさせる要素が 強すぎるのだと思います。


特に男役:大神拓哉さんの熱演っぷりに反し 
その背景がイマイチ見えてこなかったこと。そこまでして逃げてる理由とか。
 『そうだったのか!』があって そのたびとても気持と良い感覚になるのに→ バラバラのエピソードもストーリーとしては繋がってくのに→それがどうにもピタリと落ちてこない。
まあこれも 数回見れば 違ってくるのかもしれませんね。


それから私がわかってなかったらすみません。
 「婚約者の子供を本妻が誘拐し→誘拐された本人が今度は他人の子を誘拐する」
頭がおかしくなる以前に だれが誘拐したかわかってるのですから いくらでも子供を取り戻すことが出来たのでは?
誘拐された子供は 誘拐されたまま大人になるってあり得ないですよね(カンタのこと)。
あっそこは 男の想像なのでしょうか。
いずれにしても 「男の想像です」とされちゃうと 何でもアリになっちゃいますよね。


それから 好きな専属ファンの方は良いけど 幅広く観てきてるコリッチ常連者となると 
どれだけ観たい作品を 『多く楽しく観るか』という予定を組むのに 毎週必死です。
もちろん良い作品は何度でも観たいですし:そのようにさせて頂きますし:他の常連さんもそうなのですけど。
やはり 一度でわかるようにしてほしいと思ってしまいます。


オープニングシーン 
とても悲しそうな表情をしていたり 全身で苦悩する姿だったり・・・。
1人1人が 表情で語っていて 
ストーリーを知らない段階でも とても伝わってくるものがあり そこもスゴイと思いました。 
まさに一期一会に命をかけて演技している感じでした。


厳しい事書かせて頂きましたが 価値のある良い作品だと思います☆
聖地 X

聖地 X

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2015/05/10 (日) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

初イキウメ
前回の『カタルシツ』に行けず残念に思ってたら また秋にやられるとのこと。
今回の『聖地X』は 要はドッペルケンガーのお話し。


とにかく本格的で 全てのレベルが高かった。
力のある劇団さんなのは よくわかります。
哲学的なのとか 私は元々好きなタイプなはずだけど 
ちょっと好みじゃなかったかな~というのが一番の印象でした。


うっとなって・・・
ワタワタってなって・・・
汗がタラーっと流れてくる・・・
そのまま 扉を閉められちゃう感じ?


あっだから『イキウメ』っていうのかな?
続きはネタばれにて☆

ネタバレBOX

タイトルになってる「聖地X」とは 
いわくつきの土地で 初めに不幸があって以来? 商売が続かない。
そこで 自分では無い 自分に遭遇してしまうことがあり。
自分に遭遇してしまった人は その後おかしくなってしまうという。


自分(を①とすると)ドッペルケンガーの②と③がいて 
それを1人に統合させるように みんなで努力します。
細かい作り込みとかよくできていて さすがって感じでした。


一瞬 心が『うっ』て何度もなるのだけど 意外とすぐ普通になっちゃって。
で、持ち帰るものが あんまりない・・・みないなイメージ。
本格的なんだけど 良いもの見たのだけど 
心の深くに突き刺さるものが無い・・・みたいなイメージ。
私は下北沢の小屋みたいな劇場でやるお芝居が 妙に恋しくなっちゃったけどな。


役者さん全員良かった なかでも安井順平さんが良かったです ☆


次回作『カタルシツ』を見て 劇団としての印象を決めさせて頂きたいと思います。
(まあ分室とはあるけれど)。

「捨てる。」終演しました!

「捨てる。」終演しました!

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2015/07/26 (日) ~ 2015/08/05 (水)公演終了

満足度★★★★

目の前で繰り広げられる臨場感
『くすり ゆび きり』『葬式クラス』気になってたのに行けなかったのですが。


尚美:柳瀬晴日が とてもカワイイ しかも演技がなかなかイイ。
他の方も 実力溢れる方ばかりですね!


目の前で繰り広げられるお芝居は 臨場感たっぷりで 
まさにバーでの日常を 垣間見てるような気持ちになります。


よく出来ててひきつけられました。 

ネタバレBOX

エピソード①
結婚式後の打ち上げの男1人女2人のやりとり。
未散:川西佑佳 色っぽさと遊んでる主婦風なのが はまっていました。
史子:金崎敬江 不器用で真面目キャラ それも役にはまってました。
その史子が高校生の男子に手を出しちゃうのは ちょっと現実的でないと思うけど(史子キャラ的にも そんな大それたことは出来ないのでは)。 
結局は未散に対する対抗心として 達郎:鈴木研を使った事。
でもその達郎は いまや言葉で史子を振り回す(可愛く復讐)することが出来る。そのやりとりとか。 
史子が捨てたように見えて 互いに対し罪悪感も感じていたり。
絶妙なやりとりでした。


するのとか したのとか、すればとか、飲み屋でありそうな℃級会話?に全くついていけない 健全オーラ前回の私としては(笑)
「そこでそれは違うでしょ」ていつも思うけど。 
自分の世界にない世界を垣間見れて良かったです^^  


エピソード②
2人は兄弟 秋恵:榎あづさ 元春:伊丹孝利
田舎に帰るよう兄が妹を説得しに来る。
家族を捨てるのか!の話し。


エピソード③
お父さんに捨てられた尚美:柳瀬晴日と その父溝田:萩山博史と再会する話。
尚美の父に対する恨みと言うか不審そうな一瞬怖くなる目とか 父との微妙な距離感とか でもどこか好きでいたかった気持ちもなくはなかったり でもやっぱり許せなくて 途中からの攻撃的な感じとか 台詞も鬼気迫る。  
それで 最後父を捨てると思ったら 捨てなかった尚美の選択がなんとも愛おしい。
そのラストがとても良かった。
お父さん役も チョイ悪おやじ風で 家族に迷惑かけた風で役にあってた。
後から知りましたが お父さん役の方は 『虚言癖倶楽部』の方なのですね 
あれも気になってたのに行けなかった作品だったのです(><)


☆4.5
トランスイマー【満員御礼。ありがとうございました!】

トランスイマー【満員御礼。ありがとうございました!】

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ヤダ、ヤダ、ヤダ、ヤダ!
↑お決まり台詞をそのまま書くと 哲太に失礼だったかも 編集させて頂きました(^^;


冒頭の集合無意識についての説明から テンポよく 小気味よく 良かったです☆
作りがスゴイなって思いました。


主人公:里子(森島縁)の オタク女子というか いっちゃってる系の特徴をよくつかんでいる その好演っぷりと (あそこまで表現できるのってスゴイ・笑)
瀬戸:カウンセラー(関幸治)の演技と。
幼馴染の哲太:(工藤佑樹丸)の安定感。
哲太という名前がキャラにも見た目にもピッタリだったこと。
榊木並さんは 以前見た他の作品で 良い役者さんだと気になってた方でした。
ほか役者さんも魅力的☆

ネタバレBOX

良い思い出で別れた彼との トキメキ記憶を 心理学と夢を使って塗り替えよう!というお話し。
しかし 実際は別れておらず。里子の無意識のなかでは なぜか彼と別れた事になっているという。
これらは 里子のマリッジブルーが引き起こした話だったらしい・・・。
(実際は彼と上手くいっていて むしろ婚約中)。


いっぱい良いところがあったのだけど
後半は同じやりとりの繰り返しで ちょっと退屈になってしまったことと。
ラスト里子は 現実の世界が現実である事に気づいたのだけど、その変化があまり変化を感じられず、ラストがちょっと物足りなかったこと。


イキウメの前川大さんでしたかな? その人の脚本を ちょっと思いだしました。
なんでかわからないけど 作り込みの細かさとか うーんと唸らせるところとか 見事感が近いものがある気がします。
(あっヘンな意味ではなくです^^)。


あと席が増席なので おしりが痛かった事と 端っこで『この席嫌だろうなお客さん・・・』と心配そうに 脚本:演出の春陽漁介さんが 最後まで気にしてくださったこと。
お気づかいは嬉しい でも やっぱりあの席は嫌でした。
当日券で500円高くして入ってるのに。


『スイマー』と関連して作った作品とのことでしたが
『スイマー』も実は気になって観にいけなかったため 観劇出来て良かったです。
『ト音』も行きたかった作品でした。
もっと美人だった

もっと美人だった

箱庭円舞曲

ザ・スズナリ(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/09 (月)公演終了

満足度★★★★

ブスブス
褒め言葉☆

ネタバレBOX

私は本来関係ない所に 役者さんがいたりするのは すごく気になるタチなのですが
(集中を奪われてジャマに感じるから)。
こちらの作品は 全然ジャマに感じなかった。それってスゴイことだと思います。
照明も良かったということなのかな。
また舞台美術も 3部屋あると ゴチャゴチャ感も出そうなもの シンプルで観やすかったです。


『ブス』『ブス』『ブス』の見せ場シーン(?)とても良かった☆
まあ女性としては 自分がブスであろうとなかろうと 
人様にあのように言うことは 全くもってあり得ないのですけどね (笑)
あのシーン いい◎


ただ【学生時代の部屋】で ミライが彼に『整形してこなかったの?』と言われるのは 
そんなひどい事言う男の子って なかなかいないと思ったのと。
何より 二重整形するという設定なのに 役者さんがお目目ぱっちりて。。


ミライと先生との言葉のやりとりも 一見上手いのだけど 所どころ違和感で。
ミライのキャラが今っぽくて 20年30年前の大学生にみえなかった。
(これは役者さんの問題ではありません むしろ役者さんは好演でした)。


逆に【ブスブスブスの部屋】は 
『心のブス』と『ブスじゃないところ』の せめぎあいの見せ方 葛藤が 絶妙でした☆
【ザンさんの部屋】は 奇跡の安定感。


生徒役:辻沢綾香さん 
きれいになりたくて おかしなことでも真面目に努力し続ける姿・・・ピッタリはまってた☆
あんな訳のわからない方法でも 結果パートナーが出来てとかって 純粋に嬉しく感じましたよ。
同じく生徒の川口雅子さんも良かった♪


タイトル『もっと美人だった』の解釈。
 『自分で思ってたより もっと美人だった』
整形も必要でなかったのかも 選んできた人生も それなりに美人だったよねー。という受け取り方をしました。


伝えたいものは分かりやすく伝わってるし とても良いテーマなのだけど 
たまにあの世界から離れさせる部分があって 私はそれが気になったかな。
だけど 役者さんが良かったので それでフォローされてる所はあると思います。
東先生とかも ズルイてくらい 良かった。


 『若いころ美人だったのに年齢を重ねたら急に落ちた元美人』など 
世の中にありがちなのに あんまり描かれてない話、てのも興味あって。
というか 観るまではそういう話しかと思ってた。


色々書いちゃいましたが 
人気劇団なのがうなずける なかなかの作品だと思います☆


あたしのあしたの向こう側

あたしのあしたの向こう側

トツゲキ倶楽部

d-倉庫(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★

スパゲティを頼む人はとりあえず連れてきた。
劇団さんとは関係ないけど 日暮里遠いー。
新宿より上は池袋まで よほどお気に入り劇団以外私はいかないのですが
トツゲキ倶楽部さんとなると話は別。


前田綾香さん さすが安定の演技とその存在感。 
佐竹リサさん あの強烈キャラを はっちゃけ 見事に演じ切ったー。
謎の女は 前作『出来るオンナ教授』とのギャップがあって あの役は田中ひとみさんで良かった。
役者さん全員が活きてた☆


細かいところもホント作り込まれているし、ひきつけるところも外さない、スゴイなって今回も思いました。
ただちょっとドッペルケンガー?の人数 本人含め9人とは多い気がしました。
横に広げすぎて その分深みがなくなったイメージはあるように思います。
あと写真と印象が違うので ドッペルゲンガーの役者さんが誰が誰か意外とわからなくて 
番号を控えとけばよかったと後悔☆


私もそうですが いつも厳しい意見を書かれてる常連さんの 評価が高いですよね。
良い劇団だと思います。これからも 応援しています♪
 

リ:ライト

リ:ライト

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2015/07/01 (水) ~ 2015/07/06 (月)公演終了

満足度★★★★

トツゲキ倶楽部は ひとつのジャンルとして確立している、私のなかで。
って初見なのですけど なんていうか 他の劇団とは一線違うものがあるような気がしました。


チケットプレゼント ありがとうございます☆
始まって10分で 考えて熟れさせた 脚本の強さを感じました☆
こちらの作品90分ですが 他の劇団だったら120分超えだと思います。
まとめ上手。

ネタバレBOX

♪たまごかけごはん♪


主役の星神:(前田綾香) ひとつひとつの表情が 見逃せない
計算して作り込まれたと言うより 自然な感じで なんともイイ(それが計算なのかもですが)。
穏やかさの裏に 実は役者魂 ☆


かさどちゃん:(佐竹リサ)
後半の 「私は夢で知っているのよ~!」な 自慢げにも巻き返す姿 良かったです☆
 

淡路教授:(高橋優都子)
可愛くてキレイで色っぽかった。 


御蔵教授:(田中ひとみ)
高橋さんと並んでも なんら負ける事がない、
安定した演技で よい役者さんだと思います。


あと独特の雰囲気 田久保柚香さんも好きだ~


掃除のおばちゃん:(横森文) 
すごい存在感 (笑) トツゲキの主宰であり 今作品の演出をされたのですね!


役者さんがそれぞれに良かったし 端から端の人まで 全員同時に生きていて
ひとつひとつレベルが高くて 驚かされました ☆
私は細かいところ かなり気になるタチなのですが 
それらがほとんど見つけられない 仕上がりの高い作品です。


ただ他の方も書かれるように きれいに敷き詰めて それは素晴らしいのだけど
じわじわと湧き出る感情を感じる 余地がなかったかなーとは思います。 
私は「愛にまみれて帰る」のが理想の作品なのですが
(舞台の中は愛でいっぱいはあるけど、観ている方まで愛で満たすのは、全く別の話。なので実際なかなかないですけどね)その要素だけ弱かったかな。


この作品を作った人がどんな人なのか 興味あります 興味あります。

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