じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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【兵庫公演中止】パンとバラで退屈を飾って、わたしが明日も生きることを耐える。

【兵庫公演中止】パンとバラで退屈を飾って、わたしが明日も生きることを耐える。

趣向

シアター風姿花伝(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/25 (日)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2022/12/22 (木) 14:00

チラシなどに「整理番号付自由席(購入順)」と「受付開始・客席開場=開演30分前」という相反する情報があり怪訝に思われている方がいらっしゃるかと思いますのでとりあえず速報です。
実際は「購入順の整理番号」どころかそもそもチケットがなく、当日受付順の入場です。
なぜこのような誤情報がチラシに記載されたのか理解に苦しみます。
今後このような凡ミスがないことを祈ります。

鏡の仮面はブラフにて

鏡の仮面はブラフにて

劇団ミックスドッグス

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/12/09 (金) 19:30

表裏一体的な二つの世界を併行して描き、しかも表裏一体的な人物が交錯するので確かにややこしいが、上衣などの着脱で人物を描き分け/演じ分けるのは妙案。
また、9つの椅子と鏡(枠だけ)という舞台美術にもセンスを感じる。ミックスドッグスらしさ満載。

『生きてゐる小平次』

『生きてゐる小平次』

楽園王

サブテレニアン(東京都)

2022/12/01 (木) ~ 2022/12/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/12/06 (火) 14:00

三角関係での殺人と霊、な既存戯曲と書き下ろし(?)。
「小平次」の影響で書かれたという「風」はまさしくアンサーソングと言おうか対照的でニヤリ。また、ある人物が実は霊だった、というオチは好きなパターンのひとつなので「うひょー♪」。
「小平次」は殺した筈の小平次が二度も現れるが果たしてそれは実際に不死なのか殺した側の良心の呵責かはたまた霊なのか?な見方もできて面白い。

蛍

第27班

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2022/12/02 (金) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/12/04 (日) 13:00

併行する4つの軸の関係性が次第に見えてくる構成の巧みさよ!
「4つの軸」というヒントは初演時には明かされていなかったが今回は当日パンフレットで明かされており、所謂「観劇初心者」にもワカり易くなったような
また、萬劇場での初演に対して広い舞台となったことで異なる時空の場面を瞬時に切り替えることを可能ならしめた装置も余裕ができて、そちらの意味でもワカり易くなったと思うが、初演で衝撃を受けた身として物足りなさのようなものがないでもない。
が、今回の再演版を否定する意図は全くなく、「通向けの初演(オフィス上の空プロデュースだったし)、一般向けの再演」ということでどちらもアリと思う。
ところで初演のオシダってあんなにエキセントリックだったっけ?改訂した?

オーガッタジャ!

オーガッタジャ!

発条ロールシアター

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2022/11/03 (木) ~ 2022/11/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/05 (土) 14:00

廃ビルに潜り込んで偶然出くわした面々の物語。そのうちの一人(主人公)が「もう一つの世界」と行き来して、どちらが本当の世界か迷うあたりが「胡蝶之夢」的で好み。
また、得意パターンでもあるラストのあのシカケは考えようによっては「簡易版桟敷童子」的ではないか?

瞬きと閃光

瞬きと閃光

ムシラセ

シアター風姿花伝(東京都)

2022/11/30 (水) ~ 2022/12/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/12/03 (土) 14:00

観ていて大好きな作品と通ずるものを感じた。1本は「櫻の園」、もう1本は……(ネタバレBOXへ)
ミッション系女子高校の写真部員たちを中心とした物語。若さに基づく一本気さ/繊細さゆえの友人に対する羨望/嫉妬心などが瑞々しくそんな彼女たちに対する先生や先輩(?)の眼差しが優しい。
さらにそこに笑いの要素や個人的に大好きなパターンの一つであるアレも加えて本当に何なの、これ!(語彙力喪失(爆))
脚本、演出、演技の三位一体に感服♪

ネタバレBOX

思い浮かべたもう1本は鈴置洋孝原案・堤泰之脚本の「煙が目にしみる」。が、もちろん真似たとかそういうことではなく「根底に流れるものが共通」というレベル。あ、そういえば集合写真のラストシーンも共通だが故人の出方が違うし。
わなわな

わなわな

ジェットラグ

雑遊(東京都)

2022/11/29 (火) ~ 2022/11/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/30 (水) 13:00

ロベール・トマかアイラ・レヴィンか?な騙し合い/化かし合いサスペンスと江古田のガールズ/山崎洋平的笑いの融合。
(先述の作家の作品が好きだと特に)起こっていることすべてを疑ってかかり、二転三転のたびに「ほらやっぱり!」と思い、それでもなお騙されてしまうのが快感♪

babbling

babbling

エンニュイ

イズモギャラリー(東京都)

2022/11/25 (金) ~ 2022/11/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/27 (日) 13:00

一言で表現すれば「夜のコインランドリーに居合わせた4人の主題とその変奏曲」だった。この展開のさせ方が面白い。
いやぁ、面白かった♪(詳細はネタバレBOXへ)

ネタバレBOX

冒頭、定番の(?)自己紹介に続きその延長のような「フルーツバスケット」(ガチ?台本通り?)を経て始まる本編は夜のコインランドリーのスケッチ。
スキットを一旦見せた後に再度その繰り返し的な場面となるが各人の「この人はこんな人では?」という「心の声」場面が附加されるシカケ。そしてそれを何度か重ねて展開するさまはまるで多色刷りの版画の工程の如し。
さらに彼らの日常(?)のような場面も加わりそれは妄想の具現化か当たった想像か?なのも面白い。そうして、冒頭にやっていたフルーツバスケットで〆るのがまた巧い。
あと、紐とクリップで吊り下げたフラフープ(?)をドラム式洗濯機のドアの丸窓に見立て、時には対象人物を覗く窓として使うのも妙案。
近代能楽集「班女・熊野」

近代能楽集「班女・熊野」

CroixProjec†

APOCシアター(東京都)

2022/11/23 (水) ~ 2022/11/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/11/24 (木) 14:00

まずは本編部分。タイトルはよく目や耳にしていたものの初見で、全くの現代劇。もしも全く予備知識なしに観たとして三島の戯曲と聞かされて「なるほど」とは思うが元ネタが能楽と知って「全く気付かなかった」というレベル。
そして当日パンフレットにある概略で原典を知るのみだったのは不覚。元ネタを知っていれば「あれをそう使ったか!」などとより楽しめたのではないかと思い、予習していなかったことに大いに後悔。
そういや「班女」の読みが「はんじょ」、「熊野」の読みが「ゆや」であるとは初めて知った。(何と誤読していたかはナイショ)

ネタバレBOX

驚くべきはその構成。冒頭、能舞台の「橋掛かり」的な部分から能面をつかて舞手が登場して本舞台で舞う途中から本編出演者がそれを取り囲み「再生系」定番のマッチパフォーマンス……(笑)
エンディングも(本編でも使われた)「ラ・ヴィ・アン・ローズ」の生歌をバックにしたエアリアル・シルク(10年以上前に何度か観たが久しぶり)で〆るとは。この大胆かつダイナミックな構成も活きていたなぁ。
万物教会

万物教会

虚飾集団廻天百眼

ザムザ阿佐谷(東京都)

2022/11/22 (火) ~ 2022/11/28 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/23 (水) 14:00

人ならぬ者も含む個性的なキャラクターばかりの異世界での主人公の体験……ということから「ある有名な物語」を想起しつつ観ていたが、終盤はあるキャラの名前に導かれるように「ある方向」に向かい、それもアリと思っていたら「そっちか!」で終わる流れに翻弄された。
また、キャラクター原案がヨシジマシウさんによるポップ/ファンシーなものであることもあってか表現も(廻天百眼としては)マイルドで、まさか血糊が飛ばないとは!(一応「血」は客席まで飛ぶんだが)
その意味で2020年1月上演の「不思議の国のアリス・オブザデッド」同様、興味はあるけれど何か過激そうで……と迷っている方々には特にオススメ!

ネタバレBOX

想起した物語は「不思議の国のアリス」。また、終盤はラッパを吹く爆音天使ミカ=ミカエルから黙示録、そしてそれを経ての新たな世界の始まりの暗示はまさに新・創世記。
触れただけ

触れただけ

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2022/11/16 (水) ~ 2022/11/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/20 (日) 14:00

三人芝居・二人芝居・二人芝居の短編三本。
そう思って観ていたせいもあろうが何度か観たらまのだのテイストを感じつつ秋葉演出なのでSPIRAL MOONの味わいもあってまさにいいとこ取り。さらにラストシーンの美しさよ!
また、手話通訳付きの回だったが、3編それぞれに付け方が違うのも興味深かった。
なお、3編の中ではコミカルな2編目が一番好み。

自分がかわいいクッキー屋さん

自分がかわいいクッキー屋さん

江古田ぐるぐる

小劇場 楽園(東京都)

2022/11/17 (木) ~ 2022/11/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/19 (土) 18:00

幼稚園で食べたクッキーの味が忘れられず当時の先生からレシピを教わりクッキー店を開いた主人公の盛衰記。笑いもふんだんにありつつ業界の世知辛さなどを描いて江古田ぐるぐる版の池井戸潤?(笑)。

ネタバレBOX

だもんで主人公が窮地に陥ってもいつか大逆転して溜飲を下げることを期待していたらほろ苦い終わり方……ヤラれたぁ!(笑) いやしかし、これはこれで「そういうのもアリだな」と納得できて満足♪
あと、多数のカラフルな直方体を使った舞台美術も妙案で、ネットなどでの批判をそれぞれの1つの面に貼っておき、ある場面でそれを見せるというのも巧かった。
月花抄

月花抄

演劇ユニット 金の蜥蜴

シアター・アルファ東京(東京都)

2022/11/16 (水) ~ 2022/11/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/19 (土) 14:00

普段は能楽の一番(編)を芝居化することが多いが本作は源氏物語を題材とした三番(編)を六条御息所を軸に一編にまとめることでその嫉妬深さをを際立たせて大変ワカり易かった。σ(^-^) のような能楽に疎い層にはうってつけか?
六条御息所の嫉妬深さに大映テレビ制作のドラマを連想したりして……(笑)(例:「スチュワーデス物語」の片平なぎさ)
で、源氏物語というのはもしかすると昭和の昼メロとか今の一部の深夜ドラマのようなものだったのではないか?などと妄想。

ジャンキー・チエの木人件

ジャンキー・チエの木人件

グワィニャオン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/11/16 (水) ~ 2022/11/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/11/18 (金) 14:00

15年前にソラトビヨリに書き下ろした作品(当時のタイトルは「ジャンキー・チエの木人犯」)のセルフカバー/リメイク。
さすがに記憶が鮮明ではないので推定だが初演版よりも出演者の年齢層が幅広いのでベテラン劇団やムード歌謡歌手など登場人物を膨らませてパワーアップしたのでは?
そうして描かれるのは大好きなパターンの1つであるバックステージもの。芝居に対する愛はもちろん、小劇場あるあるなど芝居好きをくすぐるネタも満載で客席が笑いの渦になるどころか時々拍手まで。
いやぁ「また観たい」との想いが15年経って叶って良かったぁ♪(ちなみに初演も予定外のリピートをした、と記録にある)

ロミオ アンド ジュリエット アット ドーン!

ロミオ アンド ジュリエット アット ドーン!

waqu:iraz

APOCシアター(東京都)

2022/11/16 (水) ~ 2022/11/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/17 (木) 15:00

公表されている「沙翁の不朽の名作「ロミオとジュリエット」を原案に大胆に翻案」の通り、単に現代に置き換えただけでなくイマの様々な事柄を織り込んだ「原典の流れに沿った新たな物語」。
その翻案具合は「七人の侍→荒野の7人」よりも遥かに上で「ロミオとジュリエット→ウエストサイド・ストーリー」に匹敵するくらい?
新たな設定にした部分やそのまま使う部分など原典と対比しつつ楽しんだ。
特に原典の「あの人物」を「イマそのもの」な人物に置き換えたのは個人的に大ウケ。
さらにその関連で脱出(?)に「あんなベタな手口」を使うとは!(笑)
あと、王政(ひいては天皇制)について考えさせられたりもする。
そう言えば原典の台詞(?)を使った会話に第三者が「ずいぶんと古めかしい言い方をするのですね」とか茶々を入れるのにもニヤリ。
ところで、あれ以前の物語「ロミオ アンド ジュリエット アット ナイト!」とあれ以降の物語「ロミオ アンド ジュリエット アット デイ!」とかないのかしら? だって、「ナイト→ドーン→デイ」という有名な三部作(?)があるじゃないですか。(もしやその「ドーン」ではない?)

仮面劇・犬神

仮面劇・犬神

昭和精吾事務所

ザムザ阿佐谷(東京都)

2022/11/11 (金) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/12 (土) 14:00

一言で表現すれば「アングラのようでアングラでない少しアングラな作品(笑)」……というのは冗談として、物語は確かに土着的というか泥臭いというかアングラっぽい(個人の印象です)が、演劇表現としては垢抜けていて、いわば「ネオ・アングラ」なオモムキ?
また、タイトルにある通りの「仮面」が楽しい。実際にかぶると四頭身か三頭身くらいになってしまうが妙に説得力を感じたのは幼少時に観た木馬座などの着ぐるみ芝居の刷り込みによるものか?
そして、語り、演技・舞踏などの身体表現、生バンドをつけての歌、映像など各種表現を融合させたパフォーマンスは「観る」や「聴く」ではなく「浴びる」「感じる」感覚、テラヤマ汁ぶしゃあ~っっ!!!(笑)

われらの狂気を生き延びる道を教えてください

われらの狂気を生き延びる道を教えてください

コンプソンズ

浅草九劇(東京都)

2022/11/10 (木) ~ 2022/11/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/16 (水) 14:00

確かに事前告知の通り「元アイドルの営むラーメン屋での騒動」ではあるが、日常コメディ的に始まりながらもそれに続く時を遡った場面が単なる回想ではなく「現在」の人物がそこに登場する時間ものSF風になりさらに複数の異なったタイプに変容していくさまはエッシャーの「メタモルフォーゼ」の如し。
そして基本的にはナンセンスコメディっぽいが、ブッ跳んだりバイオレンスだったりもありつつ世相への皮肉/揶揄も盛り込み終末世界SFな展開を経て「そう来たか!」で落とすのがr巧み。
いやぁ、面白かった♪

Silent Blue ~farewell Song~

Silent Blue ~farewell Song~

ネオゼネレイター・プロジェクト

「劇」小劇場(東京都)

2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/11 (金) 14:00

詩的でファンタジック、コミカルで陽気な終末世界。漠然と新海誠監督作品(で描かれる終末世界観)に通ずるようなイメージもあった(私見)。
そしてちりばめられた映画ネタ(特撮ドラマ含む)・文学ネタの愉しさよ。台詞で語られたりもじった扮装・演技があったりと元ネタを知っていればいるほどニヤリ、的な。
開場して舞台美術を目にした時の感覚も含めて「あぁ、ネオゼネレイター・プロジェクトだぁ♪」で満足満足♪

あなたに会いたいから私は今日も空を見上げる

あなたに会いたいから私は今日も空を見上げる

劇団皇帝ケチャップ

浅草九劇(東京都)

2022/11/02 (水) ~ 2022/11/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/03 (木) 13:00

一言で表現すれば「あれこれ佳い塩梅の作品」。
まず、観客の想像力/読解力(?)を信じて語りすぎず説明不足にならずな語り口が鮮やか。
次に本筋を進めるための会話と無駄口/軽口や横道に逸れる会話の配分が絶妙で、初めてここを観た第2回公演以降毎回感心するが「そうそう、普段の会話ってそんな風に茶々を入れたり話が逸れたりするよね」な感覚が実に自然。
さらに安易なハッピーエンドではないがビターエンドでもない「生かさず殺さず」的な(違)結末の「切なさと優しさ」たるや。
あと、あるキャラクターがいわゆるファンタジー系のものながら現代風にアレンジされていて「文明の利器」まで使うけれどもそのアイテムがそこそこレトロというのもまた面白く効果的。

ネタバレBOX

「神」の使いである「天使」が現代風の若い女性で、天界(?)からの連絡を受けるアイテムが「黒電話」というのがまた上手いというか何というか……。
インディヴィジュアル・ライセンス

インディヴィジュアル・ライセンス

24/7lavo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/10/27 (木) ~ 2022/10/31 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/10/31 (月) 15:00

確かに「中年女性が運転免許を取る物語」だが、それを軸に夫婦・親子・兄妹など家族や大人になってからの友達などの人間関係にいわゆる社会問題まで織り込み、笑いと感動を存分に盛り込んでしかも細部まで丁寧なツクリなことに感服。
そして前日に観た演劇集団つむぐ「いつかまた生まれて来た時のために」同様、劇中の母親像に自分の母を重ね合わせたりする。今さらながらに「母親の心理」というものに気付く、みたいな?
しかし笑いと感動の「波状攻撃」ならともかく、同時にそれで攻めてくるのはやめてよね、観ていてどう対応したらいいか戸惑ってしまうもの。(笑)

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