まさきの観てきた!クチコミ一覧

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絶交わる子、ポンッ

絶交わる子、ポンッ

康本雅子

シアタートラム(東京都)

2012/06/28 (木) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

満足度★★★

ポップなノリと勢い。
康本雅子「絶交わる子、ポンッ」を観る。
キレの良いダンサーを集めての、ポップなショートショート集の感じ。それぞれのシーンは、ダンサーの個性が出ていて面白い。
中でも、あらた真生さんは、シーンに合わせてくるくる変わる感じで、幅の広さを感じさせる。
小難しい話はなく、ポップなノリと勢いで、一気に駆け抜ける。ある意味で万人受けする、「今」っぽい作品。この世代の傾向なのかな。

夕顔のはなしろきゆふぐれ

夕顔のはなしろきゆふぐれ

維新派

デザイン・クリエイティブセンター神戸(旧神戸生糸検査所)(兵庫県)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

室内作品では一番雰囲気があった。
神戸で維新派「夕顔のはなしろきゆふぐれ」を観る。
大阪という街へのオマージュか。白い室内に椅子を使ったミニマルな感じ。パースを効かせた舞台装置が、不思議な空間のねじれを表す。ライティングも美しく、室内作品では一番雰囲気があった。

伊藤千枝/珍しいキノコ舞踊団『3mmくらいズレてる部屋』

伊藤千枝/珍しいキノコ舞踊団『3mmくらいズレてる部屋』

ダンストリエンナーレトーキョー

スパイラルホール(東京都)

2012/09/27 (木) ~ 2012/09/29 (土)公演終了

満足度★★★

成熟、なのかな。
なんだか、ルーチンを流しているような感じに見えました。
昔はもっと苦悩して、とまどいながら、ぎりぎりまで、でも真摯に踊っていたように思うけど。
なにやら、パターンを作り上げてしまったみたいで、かつてのような新鮮さは見えなくなってきました。
それは、成熟した、ということかもしれません。もう大御所ですね。

秋カフェ『和いろいろ』

秋カフェ『和いろいろ』

劇団桃唄309

RAFT(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

美味しい幕の内弁当
短編劇集 vol.3 秋カフェ『和いろいろ』を観る。30分くらいの短編劇の二本立て+おまけ。
Aプロは、AnChie『大味噌村の昔話-ばばへびかえる-』と劇団桃唄309『しいたけくんと金魚』。AnChieは、古典芸能のエッセンスをふんだんに入れつつ、なんちゃって学説で真面目に不真面目にでっち上げ。シャキッとゆるく。一方、桃唄は、わかつきめぐみを思わせるほんわかもののけ話。おまけの、佐藤達さんのかみしばい、というか語りがほのぼの。ココロの荒んでいる人にはオススメです。

Bプロ。劇団リケチカ『さんかくの方向性』は、おにぎり島に辿り着いた漂流者の罵り合い(笑)。桃唄309『置き手紙』は、落語風味なとぼけた探偵物語。探偵役の佐藤達さんが意外にも?カッコいい。脚ながっ。

Cプロ。劇団だるめしあん「ムラサメ」は、妖刀伝説をモチーフにした学生演劇風味。エビマヨちゃんにざっくりと切られたいかも(笑)。桃唄309「ザ・キャンプ40」は、テンポの良い、3人の40オヤジの哀愁漂う微笑ましいキャンプの話。役者に当て書きしている感じ。

To Belong —dialogue—

To Belong —dialogue—

北村明子

シアタートラム(東京都)

2012/09/21 (金) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

ためらい、とまどい、すれ違い。
北村明子「To Belong -dialogue-」を観る。
ワークインプログレスでは、無機的な北村節と有機的なミロト節との不整合が露わになっていた感があったが、今回は微妙に寄り添っている感じ。インドネシアの動きや世界感を教わり、真似て行くくだりは、この作品の成り立ちを見ているよう。
ためらい、とまどい、すれ違い。「コンタクト」や「コミュニケーション」ではなく「ダイアローグ(対話)」とした意味を思う。
初めは、個々のダンサーの色が強かったが、動くにつれて途中からいい感じのハーモニーになっていた。シャープな個が滲みをみせ、群体になる感じ。
グンドノ氏の映像が要所に挿まれ、影絵や束芋風なアニメも交えて、映像が上手くコラージュされていて、作品世界を解りやすくしていた。

フリル

フリル

アマヤドリ

王子小劇場(東京都)

2012/09/08 (土) ~ 2012/09/17 (月)公演終了

満足度★★★★

水彩の抽象画のイメージ。
アマヤドリ「フリル」を観る。ちょっと劇団 青い鳥の「夏の思い出」を思い出させる。
「無くしたもの」「記憶」「見えないもの」「見たかったもの」。これまでの作風とは変わって静かに佇む作品。
今作は、ダンスや動きを抑えつつ、揺れる質感を出したかったのかな。が、中途半端なぎこちない動作にしかなっていない。1週間公演でパターンになっているのか。
原宿あたりで野球の歓声が聴こえるシーンは、祇園祭の季節には、どこにいてもお囃子が聴こえる京都の人のエピソードを思い出す。

個人的には、情緒的で、ブラッドベリ風の切なさがあって良かったと思います。まあ、アクティブな物語を観たい人には退屈だったかも。冒険物語を読もうとしたら、詩集をわたされた、みたいな。全体的に水彩の抽象画のような作風になったのかな。以前はアクリルでマンガっぽい感じでしたが。
あと、台本、照明、スクリーンなどがアマヤドリスタイルになったのに、役者はまだ前のスタイルのように見えました。台詞や動きが少なくなって、存在感まで小さくなったような。役者の強度、見せ方は、まだまだ改良の余地があるように思いました。
照明、美術はステキでした。

高円寺純情商店街でロミジュリ

高円寺純情商店街でロミジュリ

踊れ場

シアターブラッツ(東京都)

2012/11/12 (月) ~ 2012/11/14 (水)公演終了

満足度★★★★

バルコニーのシーンは秀逸。
踊れ場「高円寺純情商店街でロミジュリ」を観る。
男28?vs女1のむさ苦しい舞台(笑)。
バルコニーのシーンは秀逸。このノリで全編出来れば良かったけど。
主演の榊菜津美ちゃんは、キラキラふわふわ困ったちゃんでしょこたん入ってアニメチックに猟奇的で中2なリリカルビッチで、こんな役ができるのは世界で一人かと思います(笑)。
(そういえば、パパ・タラフマラでは、ビッチな白雪姫もいたなぁ)

はじめまして

はじめまして

スタジオアーキタンツ

スタジオ アーキタンツ(東京都)

2012/11/10 (土) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

組み合わせの妙
アーキタンツで「はじめまして」を観る。
白井剛振付で松島誠、井手茂太振付で森下真樹、そして松島&森下のデュオ。
スタイリッシュだけどイマイチ...な白井振付が、松島さんの存在感があると活きてくる。チラと出てく白井くんは存在感が希薄で黒子か幻影か。
デュオは、インプロだったのかな。音楽もない沈黙の中、ジリジリとしたシーンが続き、やがて、発声とともに空気が動き出す。ああ、こういう時間は楽しいな。

おたる鳥をよぶ準備

おたる鳥をよぶ準備

BATIK(黒田育世)

世田谷パブリックシアター(東京都)

2012/11/15 (木) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

黒田ワンダーランド
BATIK「おたる鳥をよぶ準備」を観る。
いつもながらの過剰なリフレイン。永遠とも思えるリリカルに子供じみた黒田ワンダーランド。
第二部の黒田ソロを観て気付く。ああ、第一部は、黒田の脳内のカオスなのか、と。その昇華した結果としての第二部なのか。

引き出しの中のラブレター

引き出しの中のラブレター

東京マハロ

駅前劇場(東京都)

2012/11/17 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

暮れにもう一度観たかったなぁ。
東京マハロ「引き出しの中のラブレター」を観る。
オーソドックスながら、真っ当な舞台を観た、という感じ。TVドラマがチャチになっても、舞台は変わらずに良い時間を創っていることに感謝。
映画版は観ていないが、ラジオ局と家庭を一つのセットで見立てたのはさすが。
主演の梅宮万紗子さんはじめ、役柄に合ったキャスティングも良かった。
暮れにもう一度観たいなぁ。

バットシェバ舞踊団『Sadeh21 ―サデ21』

バットシェバ舞踊団『Sadeh21 ―サデ21』

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2012/11/23 (金) ~ 2012/11/24 (土)公演終了

満足度★★★★★

シンプルで豊饒。
バットシェバ舞踊団「Sadeh 21」を彩の国さいたま芸術劇場で観る。
シーンが進むに連れソロからデュオ、アンサンブルへと拡がる動きに目を見張る。今回はインプロを封印したとのことだが、幾つかインプロかと思うシーンがあった。どうなんだろう。
時節柄、所々ガザを思わせるシーンもある。日本は能天気なので、特にカンパニーからコメントはないらしいが、これがある意味でカンパニーのコメントなのかな、と思う。
ラストシーンが、初めは静かに重く殉教のようだったが、やがて夏休みの子供たちのような明るく微笑ましい雰囲気に変わって終わったのが印象的だった。

ハヤサスラヒメ 速佐須良姫

ハヤサスラヒメ 速佐須良姫

天使館

世田谷パブリックシアター(東京都)

2012/11/29 (木) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒の世界。
笠井叡×麿赤兒「ハヤサスラヒメ 速佐須良姫」を観る。
二人の達人の初共演。舞踏やオイリュトミーを知らなくても、舞台に圧倒される。その意味で、すごい舞台。
大駱駝艦メンバーと天使館メンバーのコントラストがはっきり。重力とスピード、曲やリズムの取り方、流れる時間...。同じ動きをすると質感の違いがくっきり。影のようにも、双子のようにも。
二つに別れてしまったものの遊戯。幼女の笠井さんと老女の麿さんは、親子のようにも、一人の女の一生にも見え。
混沌を積み上げて、そして大団円の群舞、とおまけ(笑)。素直に楽しむべし。

アリス・イン・ワンダーランド

アリス・イン・ワンダーランド

ホリプロ

青山劇場(東京都)

2012/11/17 (土) ~ 2012/12/07 (金)公演終了

満足度★★★

ポスターとはイメージ違ったなぁ。
渡辺美里さんを観に青山劇場「アリス・イン・ワンダーランド」へ。
が、始まってすぐに痛い感じ。
いや、下手ではないのだが、なんか昭和テイスト。
特に脚本・歌詞が。
ダンスもなんちゃって感が・・・。
マシュー・ボーンの「白鳥の湖」みたいなのをイメージしていたので。

あ、美里さんは楽しそうでした。

客席中央に麗人の集団が。
?と思ったら、主演は安蘭けいさん。なるほど。

人力飛行機ソロモン 劇場版

人力飛行機ソロモン 劇場版

月蝕歌劇団

ひつじ座(東京都)

2012/12/22 (土) ~ 2012/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★

初月蝕
昨年は寺山修司記念館に行ったなぁ、と思いつつ寺山の「人力飛行機ソロモン 劇場版」を観る。初の月蝕歌劇団。
月蝕は高校生のときに戯曲「聖ミカエラ学園漂流記」を読んで、一度観たいなぁと思いつつ幾星霜(笑)。やっと、という感じ。
台本も音楽・歌も濃密な60年代を思わせ、あゝ昭和。が、役者の容姿や姿勢が現代的で違和感。
あまりカオス感や猥雑感はない。バナナで暴走を観たせいか。台詞は覚えたけど、コトバの意味が解って言っているのか? と思える役者もいて。
台本に現代性を持たせようとして最近のキーワードを散りばめるが、世界からコトバが浮いてしまう。オリジナルのままの台本で通した方が60年代感があって良かったかも。
が、追加されたコトバの方が若手の役者にマッチして、コトバと身体が生き生きしていたのが印象的。

バナナ学園大大大大大卒業式

バナナ学園大大大大大卒業式

バナナ学園純情乙女組

王子小劇場(東京都)

2012/12/28 (金) ~ 2012/12/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

サヨナラバナナ。
カウントダウンイベント、バナナ学園純情乙女組完結編「この支配からの卒業‼‼!」を観る。卒業証書授与とカウントダウン、そして、おはぎライブ。最後には舞台と客席をひっくり返して、終わらないアンコール。F/Tやアゴラが逃げたのに、しっかりと受け止めた王子小劇場。ここから、次代を担う若者たちの巣立ちを見届けた。

作中に流れたZONE「secret base」が頭の中をリフレイン。10年後の8月に同窓会があるのかな。そのときは、第一線で活躍する役者が再び集まって、ドリームチームな舞台になるのかな。そんな夢を見つつ。お疲れ様でした。サヨナラバナナ。

バナナ学園大大大大大卒業式

バナナ学園大大大大大卒業式

バナナ学園純情乙女組

王子小劇場(東京都)

2012/12/28 (金) ~ 2012/12/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

ああ、楽しかったね。
バナナ学園純情乙女組「大大大大大卒業式」@王子小劇場へ行く。同時多発的な振りはブリューゲルの絵を思わせ、マルチなパフォーマンスは渋さ知らズ並み、飛び散る水や豆腐はアトラクション。客席の中まで入る客いじりは丁寧で、小道具出しの手伝いはスタッフ気分。ああ、楽しかったね。

リライト【終了】

リライト【終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

NAVAJO COYOTE(新宿)(東京都)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

一足早いクリスマスプレゼント。
東京アシンメトリー舘「リライト」を観る。コミカルなキャラたちが、物語の中と外で奏でるハートフルな世界。構成がきれいで、いしいしんじ、小林弘利に通じる、ドタバタコメディと思わせつつ、最後はホロリ、優しいハッピーエンド。ラストは、笑顔の中で、うるうる涙が止まらない、そんな作品。なんか、クリスマス公演を観た感じ。ほっこり。幸せな時間をありがとう。

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