TOKYOハンバーグ produce Vol.19 「愛、あるいは哀、それは相。」PV第2弾
作品紹介
TOKYOハンバーグProduce Vol,19
10th Anniversary
愛、あるいは哀、それは相。(再演)
作・演出/大西弘記
会場/下北沢「劇」小劇場
公期間/2016年3月30日~4月10日
生まれて初めての転校生になった次女は、もうすぐ17歳。
こっちに来た頃は毎日泣いていたけれど、最近はあまり泣かなくなった。
この街でも保母さんになった長女は、死んだ主人にそっくりで、
子供たちの話をする時は、まるで主人と同じような笑顔を見せてくれる。
母親の私はというと、親戚が経営する喫茶店で働かせてもらい、
朝早くからコーヒーの豆を挽いては、ここに辿り着いた理由を探す。
この街で暮らす人たちの優しさや思いやりが時々、本当に時々、胸を痛くして
どうしたらいいのか、どう生きてゆけばいいのか、わからなくなる時がある。
何が本当で、何が嘘だなんて、誰が教えてくれるの?
私たちが知っていること、それはあの日を生き残ったということ。
ふるさとを離れて、もうすぐ5カ月。
この街では初雪が舞い散り、それを眺めては帰りたくなる。
私たちが生まれ育った街、南相馬へ。
2016年 桜の頃 TOKYOハンバーグがふたたび織り成す
3月11日から1年の歳月が流れた喫茶ホットラインの珈琲物語。
■出演
西山水木(プリエール)
光藤依里(TOKYOハンバーグ)
岩田陽葵(ミライプロダクション)
宇鉄菊三(tsumazuki no ishi)
内谷正文(Frank Age Company)
小林英樹/鷹野梨恵子(無名塾)
石本径代(ECHOES)
大内彩加(officePORT)
大石知恵
青山結実花(ミライ・アク ターズ・プロモーション)
永田涼香
脇野祐樹
横山将士
中込俊太郎(ULPS)
高畑加寿子(劇団娯楽天国)
藤原啓児(Studio Life)