満足度★★★★
『千年のセピラ』
レベルとしては公開ゲネのレベル。
お金を取って見せるにはあと4回以上本番を重ねて練られてから。
物語はとてもいいのだが、その作品世界に入り込むのに時間が掛かってしまった。
それでも満足度が高いのは、こうした試みに対する賞賛と空間を共有できた喜びから。
お祭り的な高揚感と晴れ晴れとした気分を味わえた舞台でした。今後も応援したい。
満足度★★★★
千年のセピラ
まさしく「パイドパイパー」エピソード:0であり歴史は繰り返すであり「荒野の7人」を先に観てから「七人の侍」を観る感覚のようでもあり、「あのキーワード」にはキターーーっ!だった。
林遊眠嬢の基本アルト系の声と歯切れの良い台詞回しはとても心地好く、麻薬性があるんじゃなかろうか?
次の公演が待ち遠しくなるくらいならまだしも、東京公演がしばらくない時に大阪まで行くようになったらコトだな。(爆)
満足度★★★★
更によくなろう
ハッピー圏外とのコラボ企画であるが何分13世紀ハーメルンで起こった子供失踪事件が史実とあって様々な説が飛び交い、解釈も多様な為、何が真実で一体何が問題であったのか? についても様々な想像が可能である。
満足度★★★★
パイドパイパー
童話や史実を下敷きに時代を超えて駆け抜ける歴史エンターテインメント作品。この手のジャンルは好物なので楽しめましたが、全体のテンポや上演時間を考えると途中休憩があってもいい気がしました。終盤の入口あたりで「ちょっと休ませてくれ…」と思いました。
満足度★★★★
パイドパイパー 観劇
パイドパイパーを観て,翌日に千年のセピラを観て,振り返ってみると・・・パイドパイパーって,壮大なファンタジーなんだって自分の中にしっくりときます。確かに,観劇当日は2時間30分,休憩なしに集中力がちょっと途切れ,盛り込み過ぎだよねって思ったものの,振り返ってみると物語は繋がっており,特に意味のない場面ていうのもなく,これは2度観していたらもっと感動あったんじゃねえのって思ってしまう。とすれば,これは良い芝居だったんだよね。惜しい観劇をしてしまったと,ちょっと反省の次第である。
満足度★★★★
『パイドパイパー』観ました
ちょっとややっこしくて、話に入り込むのに時間がかかってしまいましたが、スケールの大きなファンタジー大作、大いに楽しませてもらいました。大人数でも、遊眠さんの存在感大きいなー。
満足度★★★★
パイドパイパー観劇
千秋楽のパイドパイパーを観劇。スピンオフである、千年のセピラを先に観たが、観た方がより楽しめますが、基本的には本編だけで十分な2時間30分の長編大活劇。
ハーメルンの笛吹をベースに、時間軸をまたぐ良く練られた脚本と役者さん達の熱演で楽しめた舞台でした。
ただ、少し話が難解な部分も多く、またもう少し削れる部分もあるのではとも思いました。
役者さん達は皆さん熱演でしたが、あうるすぽっとの舞台が少し大き過ぎたかなと感じてしまう箇所も見受けられました。
ショウダウンさんでは、初めて一人芝居以外を観ましたが、林遊眠さんが大変楽しそうなのが印象的でした。
レスタト役の上杉逸平さんやマルヴォ/ジャック役の為房大輔さんが特に印象に残り、また物語の進行を説明する方が、出てくるのもある意味ショウダウンさんの特徴でしょうか。
来年1月に再度東京公演を予定されておりますが、今から楽しみです。
満足度★★★★
笛吹き祭の始まり
役者の力量に驚かされます。通常の2時間超え舞台の倍以上のセリフ量ではないかと思われる言葉を語り、殺陣も早変わりも、と盛りだくさん。この数カ月で稽古をして創りあげたとは思えない、長年この座組で公演を行っているかのような風格が漂う舞台です。すべてを良しとできない点もありますが、ここまでの大作を魅せてくれる出演者の意識の高さに感服。関西演劇人を観られる、良い機会を得られました。同時期に公演しているハッピー圏外の「双子のフロイライン」も観劇。同じ伝説をベースにしながら、それぞれの劇団色が反映された物語が展開されます。
満足度★★★★
活きの良い上方芝居
劇団も、役者さんも軒並み初見。知っていた役者は一人だけ。前情報はチラシと紹介PVのみ。それでも期待させる何かはあった。
優しいけれど芯のあるファンタジー。笛吹きの強さや、騎士の戸惑いと成長が上手く描かれていた。
東京の1公演目とはいえ、大阪で公演が終わった後なので、仕上がりは上々だったと思うのだが、文字数が多い事も相まってセリフが聞き取りにくい喋り方だったり、詰まってしまう箇所がいくつかあったのが残念。2時間半近くあるので、余計に集中が削がれてしまう。でも、活きの良い芝居が見れました。関西での潮流を垣間見れたと思う。
個人的には物語がどこに帰結するのか分からず、最後の30分ぐらいは”まだ?”という気持ちもよぎってしまったので、ひと要素減らせたら収まりが良かったのかも。登場人物が多く名前が分からなくなり、途中で相関図をチラ見しました…。そういうの気になっちゃ、負けなんでしょうけど。
笛吹の林夢眠さん。一人芝居で受賞したというのも納得な力量。『千年のセピラ』も見れたら良かったのですが。
満足度★★★★
トリックスター
19人で登場人物数百人を演じる。トリックスターのパイドパイパー、十字軍、そして近現代。パイドパイパーの秘密、由来、神の恩寵は…、対するは噛み?気弱で男らしいヒース、カッコよかったですぞ!物語前半を巧みな言葉で引っ張った従者の退場の仕方も見事!圧倒なセリフ量をこなす笛吹と狂言回しの先生!圧巻の2時間半は、ちょっと長いが、終わらないでほしくもある。笛吹き=パイドパイパーが最強の暗殺者の称号!しかし、この名無しのパイドパイパーこそその語源となった本人!他のもパイドパイパーが出てきますが、エスター、かませで、相方にそのちっさいのが…と紹介されところがツボでした。可愛いんですよ
満足度★★★★
私たちは平和を選べると思えた。
平和を選ぶのは 私達に委ねられた。 国 宗教 殺戮戦争 恨み 反撃 自由 平和 暮らす人 今の社会がだぶる。
おばあさんの物語 優しい じい様 私たちは平和を選べると思えた。
満足度★★★
笛吹き祭りの終わり
マナナン上演中に、まだジャガーノートという仮題のチラシを手にした時から、この瞬間を楽しみにしていましたが、自分の望んだ大満足の演目とはなりませんでした。自分がセリフを聞き逃したのか、理解が足りないのか、多数のキーワードが、絵柄のないパズルを作っているかのように、ピースがピッタリはまることはなく、それぞれのキャラの行動の動機の説明が弱く、人間性の不在を感じました。誰もが知るあのSF映画だって、光る剣で戦うばかりではなく人間ドラマが根底にあります。決しておろそかにはできない要素です。パイドパイパーの世界観の壮大さのために、前作のベラミー少年の喪失体験の苦痛が、物語の原動力となっていたマナナンのような繊細さが犠牲になっていたように思います。それでも、パイドパイパー2回、セピラ2回と、この3日間は大いにショウダウンを満喫した幸せな時間でした。
満足度★★★
力作です。
ハーメルンの笛吹き男に着想を得た物語で、ここまで物語を膨らませることが出来るのかと感心しました。
アクションも迫力があり、時代を超えても少女を守ろうとする笛吹きと騎士の必死の心がとてもピュアに描かれていました。
物語がどこに落ち着くのかと最後まで、気を抜けなかったです。
ただ、もうちょっと整理してもいいかなと思う場面もありましたが・・・・。
音楽がとても良くて、ライトの使い方も迫力を増していました。
楽しかったです。
満足度★★★
林遊眠さんの力強い演技!
う~~ん(^^;;
全体的にちょっと説明ばかりで長く感じてしまった…
不思議な世界観を創りだそうとしているのは伝わってきました
役者さんも林遊眠さんの力強い演技は存在あります
その他の役者さんも熱演で魅せてくれます
流れの中でナレーションで分かりやすくしようとしてると思いますが
それがテンポを悪くしている様にもにも感じました…
私の中では相関図が曖昧なまま展開されていった…
ラストの展開は見応えがあったと思います
もっと前半を凝縮しても良かったかなぁ⁈
東京公演ではどの様にブラッシュアップされるか期待‼︎
満足度★★★
『千年のセピラ』→『パイドパイパー』
『パイドパイパー』と『千年のセピラ』、両方観劇しました。
観た順番としては『千年のセピラ』→『パイドパイパー』で
物語の時系列に沿った形で良かったかも。