満足度★★★★
さすが「名作」
序盤で生と死について哲学的に語っておいてやがて人間側からは技術の進歩に頼ることの危うさ、ロボット側からは先人が創ってきたものをおろそかにすることの罪深さを訴え、「進化の兆し」を見せて終わるのはさすが。
美術や演出による現代的なアレンジも◎。(もちろん古式蒼然たるオモムキを否定するのではないが)
満足度★★★★
初見
次回のシアタートラム公演を観劇できないのでこちらを拝見。濃密な時間で役者力、演出力を感じる素晴らしい舞台でした。脚本選びも秀逸で考えさせられます。人気先行の団体さんが多い中、こういった力のある方達のお芝居をもっと広げていって欲しいです。時間が合う時はまた観劇したいです。
満足度★★★★
選挙目前に、思うところだらけ
カレル・チャペックの原作は全く知らないので、どこまでが船岩流にアレンジされているのか、不明ですが、とにかく、結果がえらく不安になる今回の選挙目前に観たせいか、かなり心に突き刺さる作品でした。
かなり以前から、何度も拝見していた田中壮太郎さんの舞台は、久々でしたが、やはり、群を抜いて、目が離せない演技をされる方で、改めて、いい役者さんだなあという思いを強くしました。
お知り合いの鈴木啓司さんと、壮太郎さんが、同じ舞台に立たれていることに、個人的に、やや興奮気味になってしまいました。
重要な役どころの井上さんが、やや台詞を咬むことがあったのが、緊迫した舞台だけに、ちょっと残念。
ガル役の藤尾さん、好演されていました。所属される劇団を観る機会はないと思うので、またどこかに客演される時、拝見したい役者さんでした。
満足度★★★★★
初・砂地
こんなに面白いならもっとちゃんと早くから観ておきたかったな・・・。
『RUR』の1920年の作品とは思えないほどの現代性と普遍性、そして役者勢の火花散る熱演から生まれる、ヒリヒリとした濃密な空気に圧倒される120分でした。
無題550(12-293)
19:00の回(晴)。初日、受付は開演の30分前と思っていましたが、1時間前からのようです。18:30開場、最前列のみミニ椅子。舞台に奥行きがあるのですこし高い位置からみるのがいいかもしれません。劇中、中央の通路も使います。入ってみると、上手、客席よりに椅子があり、女性が1人座っていて…ほとんど動きません。(多分)正方形にデスクが4つ置かれ、正面のものにはパソコンのモニター、携帯、呼び鈴。左右にラック、洋書や縄跳び、何かの缶。上手は大きなラックに段ボールなど…倉庫のイメージ。下手奥、脚立、パイプハンガー、大きい段ボール。正面、階段、登ると扉。「RUR」…8月に他の劇団で「 ロボット」というタイトルのものをみました(@APOC)。お話は何とかわかっているので演出の違いなどをみていました。すこし固かったかと。
18:45女性が一人入ってきて、ホースで水槽の水をバケツに汲み出す(このあとも3回ほど繰り返す)、19:02前説、上演時間2時間、19:06上手、電話が鳴り開演~21:06終演。