今夜だけ / × / ママさんボーリング(公演終了!感謝!御感想お待ちしています!)) 公演情報 今夜だけ / × / ママさんボーリング(公演終了!感謝!御感想お待ちしています!))」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★★

    初MU
    とにかく最高でした☆
    三本とも印象に残るし、最初から最後まで食い入るように観れました。
    今思い返せば2012年上半期で観た中で
    一番クオリティも高く面白かった作品ではないかと思う。
    とりあえずはこれでかなりお気に入りの劇団になりました。

  • 満足度★★★★

    MU初見
    「ママさんボーリング」はウワサ通りくだらない話なのだけれど、ライトな笑いかつ巧みな台詞でなぜかスゴい!と思わされてしまいました! 

    (2/14が近かったので) ママさんのうちのひとり、
    丸石さんからチョコいただきました! ありがとうございますー

    「×」は、西岡知美さんの一見普通なのに情緒不安定な面を見せたときの
    空気感が危うげで魅せられた。

    「今夜だけ」、些細な掛け違いと思っていたら、少しずつ少しずつ狂っていく
    歯車がついに外れるとき、、、

    押し寄せてくる恐怖感がなんともいえない衝撃です!

  • 満足度★★★★

    MU初見
    チラシからオシャレな雰囲気を想像してましたが、毒も笑いもあって非常に面白かったです。今回は短編3本、それぞれコミカルな味付けはされていますが、どう考えても悲惨な状況の中、背中に冷え冷えとした感覚を走らせながら拝見いたしました。ぜひ長編も観てみたいと思いました。

  • 満足度★★★★

    申し訳ないけど,今回のが好き...
    前々作の太田さんとか気に入って追いかけ中。前作は良かったのですが,自分的には,今作のような力の抜けた方が,より好みです。こればっかりやってると,そういうユニットって扱いになるのも困るのかも知れないけど。やはり太田さんの存在感が魅力。

  • 満足度★★★

    想像させる楽しさ
    ×だけはDVDで拝見済みでしたが、ほぼ入れ替えする豪華出演者さん。
    3本とも終わった後を想像させる、なんともいい所で暗転するのがいいです。
    所々に出てくるキーワードもMUさんは好きですね
    ママさんボーリングが短時間でも真ん中でいい味わいがあります。
    今夜だけ、ラジオをみんなで聞く場面が案外アッサリだったのは意外
    所詮、現実に直面するまでの避難場所だったラジオもそんなに優しくない
    やっと現実に戻った夫婦の別の火種発火したんでしょうけど、
    ショックで旦那さんの病気も治ればいいのに?なんて思ったりします。
    TBしたブログは数本纏めて書いたので少々内容薄めです。

  • 満足度★★★★★

    初MU舞台を拝見させて頂きました!
    初MUさんの舞台を拝見させて頂きました。クスッと笑えてシリアスなんだけどエロい舞台が面白くて物語に吸い込まれそうになりました!!私はポップンの吹原幸太さんに逢いたくて行きました(〃∀〃)また吹原さんを出演お願いいたします(^人^)

  • 満足度★★★★

    変更になったが
    三本とも人妻を主役にした物語なので、どの話しとも願望・欲望が入りながらも、破滅・幸福・回復を願う物語と言ったところかな。
    若干演目変更になったが、面白い作品に仕上がってた事は間違いなかった。

    ネタバレBOX

    丸石彩乃のあまり見ない人妻役も予想外に似合っていた。
  • 満足度★★★

    ジワジワくる
    かなり色あいの異なる3話オムニバス。作者のイメージする「人妻」ってかなり偏ってるなあ。面白かったけど。

  • 満足度★★★★

    MUの幅広さをみた!
    個人的には、良い時間を過ごせた!
    MUは独特の作風で好みなのだが、笑える作品があるとは思わなかった。
    上演時間120分。

    ネタバレBOX

    「×」「ママさんボーリング」「今夜だけ」の3本の短編。

    「ママさんボーリング」は下らなく、とても笑える作品!
    意外な作品だったが、これはグッド!
    今後もデザート作品として、本編の後にこういうのやって欲しいな(笑)。
    店長役の太田守信さんは、相変わらずいい。
    島崎祐気さんもさすがであった。

    「×」の西岡知美さんは初見であったが、情緒不安定な主婦を好演。
    ×は笑いと独特の作風がミックスしたような作品。
    今夜だけの渡辺まのさんも初見であったが、メールで毒を吐く人妻を好演。
    「今夜だけ」は、笑いの無い作品。MUの世界を堪能した。

    今回パンフレットには、作品の簡単なあらすじ、配役等が書かれていた。
    こういうのは、有り難い。
    ネタバレにならない程度であり、すぐに作品に入り込める。
    観客への配慮が感じられ良かった。
  • 満足度★★★★

    チケットプレゼントで行きました。
    『×』×は罰なんですね。スピード感があって(出演者たちもぐるぐる走っているし)面白かったです。
    『ママさんボーリング』がけっこう好きだなぁと観ていたのですが、後半ホントに予想以上にくだらない面白さになっていき・・びっくり。普段ならあんまり好きじゃないような台詞も、下品とは思わず嫌な気分にならなかったのは彼女が良かったからですよね。
    風邪薬で朦朧としてしまい、最後の『今夜だけ』のときフラフラしちゃって集中が途切れてしまい、あまり覚えていないのが残念です。
     
    チケットプレゼントに応募し当選したのは金曜の夜だったのですが、用事が出来たからと辞退したら・・土曜日にしてくださいました。ありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    ホント下らないのに!
    MUさん、初観劇でした。当日パンフレットにあったように、想像していたのよりも〇倍下らない!といった印象で、なんか嬉しくなっちゃいました(笑) ホント下らない部分でも、どこかお洒落な匂いがしたのがまた魅力的でしたね。個人的には舞台装置でもう一歩魅せて欲しかったなという印象がありますが、楽しませて頂きました!

  • 満足度★★★★★

    「ハセガワアユムは器用貧乏かもしれない」
    と思っていたが、本当は「不器用」で、そこに知らず知らずのうちに「共鳴」してしまうので、MUは面白い、のかもしれない、という個人的で、あるいは的外れかもしれない考察あれこれ(ここまでがこの感想のタイトル)。

    「笑い」と「日常」を、いつものアレとかに、うまく被せてきた。
    ハセガワアユムの器用さと不器用さが混在する作品。

    「笑い」はオフビートなユーモアで、前から作品中にあったのだが、こう正面切って堂々と見せてくることには正直驚いた、というより大歓迎した。
    また、「日常」も常に作品にあったのだが、今回の「日常」はまたニュアンスが違うように感じた。

    ネタバレBOX

    こういう言い方はアレかもしれないのだが、「ハセガワアユムは器用貧乏かもしれない」と密かに思っていた。
    今もそう思っている観客は多いかもしれない。
    短編から中編あたりの、脚本や演出のうまいまとめ上げ方は、言うまでもなく、観客のほとんどは感じているだろう。それが「器用さ」なのだが、「器用すぎて」作品の「ホンネ」のような毒々しさを、直接には感じないのではないかということだ。
    ファンの一人としては、「それが観客伝わっているのか?」という忸怩たる想いでいつも観ていた。「もっと不器用でいいじゃないか」と。「上手すぎるからなのか?」とも。
    そして、今回は、さらに「笑い」にまぶしてしまった。

    しかし、常に、根底に流れているのは、「自分の中にポッカリと空いているどうしようもない空白」とのせめぎ合いであり、それは「笑い」と「日常」にまぶしていても、隠れようもない事実なのだ。

    ハセガワアユムさんご本人はどういう方なのかは知らないが、舞台の上の創作物を見るにつけ、それを感じずにはいられない。

    確かに一見創作は「器用」に見えるかもしれないのだが、根底にあるのは「器用」とか「スマート」とかとは異なる「不器用さ」ではないだろうか。
    捻くれた見方だと承知で書くとすれば、「器用に」あるいは「スマートに」しか見せることのできない「不器用さ」が、実はあるのではないか。

    そしてさらに言えば、作品の根底に流れている「自分の胸に空いてしまった穴」を、どうしても覆い隠すことができない「不器用さ」もある。

    内にもやもやしている「毒」のようなものの対処の仕方で、「演劇」という手段でそれを吐き出すというテクニックをうまく活用しているのだが、自分の中でのその「もやもや」のようなものは日々肥大し続けているのではないかと(勝手に)思うのだ。

    ヘタに「コトバ」にして、さらに「誰かに演じさせる」ことで、自分の中のそうしたもやもやに、逆にスポットを当ててしまい、一瞬の快楽とともに昇華されたようで、実は次の「もやもやのタネ」を確実に蒔いている、という自家栽培的な中毒症状に陥っているのではないだろうか、「不器用」に(それが「次の創作」に向かうから、私たちは「次のMU」にまた会えるということでもあるのだが)。
    ハセガワアユムさんにとっての、ラジオ番組『今夜だけ』は、演劇だったりして…。

    そうした「不器用さ」は、誰も持っているもので、「スマート」で「器用」そうに見えるハセガワアユムさんの作風にも、そういう「不器用さ」があって、それをさらけ出している、ということに(無意識であっても)観客は共鳴しているのかもしれないと思ったりしている。

    つまり、今回で言えば、表面上に見えている人妻を巡るアレコレの面白さという具体的ことではなく、その根底に流れているモノに共鳴した者には、ちょっと痛みを感じる作品なのかもしれない。

    そう考えるとクリエイターという人たちは、意識、無意識にかかわらず、結局、観客へ向けて何もかもさらけ出してしまっているのだと思う。
    ハセガワアユムさんについて言えば、(たぶんだけど)好みのタイプの女性とか(これは確実だけど)団体の気持ち悪さとか、そんなことを露呈させてしまっているように思える。
    それを恐れることなく立ち向かった作品は、MUに限らず、確実に面白いものになっていると思う。

    だから、後に書くが、本来1本で上演するはずだった作品を、連作にせず、別の作品2本を足したのは、そういうことへの、無意識な危険回避だったのではないかと思う。
    「今」はまだ上演できない、ということ、だ。


    『×』
    =「罰」というのはわかりやすく、しかもストーリーは、「全部つながっている」という、気持ちの悪い(あるいは良い)展開のバカバカしさに、大笑いしてしまう。
    「中二」なんていうわかりやすいアイコンを入れ込んだあたりの、作者の意地の悪さ(笑)は素敵すぎる。
    そういう意味での「人妻」アイコン、「ホームレス」アイコン、「バカっぷる」アイコンもとてもいい要素だと思う。
    ただ、MUらしくないガチャガチャ感に溢れすぎていて、ハセガワさんならば、もっと統制のとれたガチャガチャ感が演出できたのではないかと思うので、そこが少々残念ではある。
    また、これは素人の考えなのだが、ラストのキメの台詞は、「一体にその台詞は、誰に向かって言っているのか」という演出はさすがだと思ったのだが、一言、あるいは二言ぐらいの短い台詞で十分だったと思う。確かにそういう幕切れは、ありそうな形にはなるけれど、丁寧になぞって説明しなくてもよかったように思うのだ。あるいは延々台詞を言わせて、フェードアウト的な観ているほうが苛つくようなラストでもよかったのではないだろうか。
    全体のガチャガチャしたところからの、ラストの展開と台詞にはシビれたので、そこをもっと印象付けてほしかったということなのだ。


    『ママさんボーリング』
    素敵すぎる短編。もうなにしろタイトルが良すぎる。観る前から面白いことはわかっていた。
    そして、実際に面白かった。
    キメキメの「演技」というような演技がとても功を奏しており、シモだけど、まさにスマートなMU作品にまとまっていて、気持ちいい。
    さらに言えば、ハセガワアユムさんは、実は(笑)変態ではない、ということを露呈してしまった(笑)作品でもある。
    アイコンとしての「スカトロ」というか(笑)。本気でやられたらシャレになんないけどね(笑)。
    バツイチ島崎役の橘麦さんの好演が光る。
    店長役の太田守信さんの、前の『×』からの印象の引っ張り方もうまい。こういう「演出」に「器用」さを感じてしまう。


    『今夜だけ』
    これは一番MU度が高い。
    なるほど、本来はこの1本だけだったのがよくわかる。
    しかし、なぜ連作3本にせずに、この長さにまとめたのかもわかるような気がする。
    つまり、夫婦間の話が、ハセガワさんにとってキツくなり出したのではないか、ということだ。
    戯曲を書き、演出をしていくと、キツさの先に見えそうなものが、リアルだったり、抜き差しならないものだったりする可能性を、直感したのではないだろうか。
    だから、「今」ではなく、少し寝かせた上で、新たに連作として上演できるとき(タイミング)が来たら、見せてもらえるのではないだろうか。
    そのときまでの楽しみとしてとっておこう。
    失っている者同士の夫婦の設定の面白さ、ラジオ番組『今夜だけ』をみんなで聴いたときの違和感など、面白要素はたくさんあるので。
    どうでもいいことだが、夫の弟のぬいぐるみとのベッドシーンはチャック開けるぐらいの気味悪さは欲しかったかも。あとガンジャ吸いは、息を止めたほうがそれっぽいかも。あの葉っぱのTシャツ着てたりするとバカすぎて楽しかったかも、なんてことを思ったり。
    あと、前の『ママさんボーリング』から「臭い」を引っ張ったのは偶然なのかな? にしても3本のゆるいつながりが、やっぱ「器用」(笑)。


    「団体や徒党を組む」ことに対しての嫌悪感を正面に掲げているように思えるMUというか、ハセガワアユムさんだが、今回は、劇団化した第1作。
    まだそれの影響や結果は見えてこないが、今後それ(劇団という団体)とどう付き合っていき、どう作品を見せてくれるのか、非常に楽しみである。
  • 人妻だらけでした。
    臭いのするお話でした。
    登場人物がみんな一生懸命で、滑稽で、愛おしくて
    こころがぎゅっとしました(ママさんボーリングもです!)
    トニールさんのああいう役は貴重だと思うのですがあってると思います。
    また観たいです。

  • 満足度★★★★★

    狂気の形
    恐ろしい事が おもしろかったり。

     すごいです。

  • 満足度★★★★

    毒々しい魅力
    吹原さん目当てで行ってきました。
    正直、最初は入り込めなかったのですが、どんどんヒートアップする物語に、気がついたら釘付けに。
    オムニバスだと、色々と気が楽。
    役者としての活動がレアな吹原さんの演技も見れて、本当に良かった!
    そういう意味でも釘付けでした。

  • 満足度★★★★

    充実
    たっぷり見てきたぞ、と感じさせる公演。

  • 満足度★★★★

    それぞれ大暴れ
    3本だて。それぞれ大騒ぎのシーンがあり盛り上がる。

    ちょっとおかしな人たちのちょっとおかしなお話たち。
    なんとなく同じにおいがするが、これがMUの感じなんだろう。

    面白い。面白いんだけど、
    多分、ちょっと人間の本質を赤裸々に出しすぎている分、刺激が強いかもしれない。



    ネタバレBOX

    3話ともほんとにおかしな人たち。
    それぞれ人間の本性を出している姿がチクチクくる。
    それがかなりストレートに描かれているから、すこし抵抗感を感じる。
    その抵抗感は多分、自分自身そこまで"ぶっちゃけられない"せいかもしれない。

    あと、役者さんの”体当たり”度も激しいときは激しいが、そうでないところとのギャップが大きいのも、そのぶっちゃけ感を増幅させているのかも。

    お話としては面白いし、楽しめる。ちょっと唐突的に驚かせ、ちゃんと丁寧に種明かしがされる。

    バナナの前園さんのかわいらしい役と、元ヤン役はとってもよかったです。
    あと、×の夫・ボーリングの店長の太田さんはとてもいい感じでした。


  • 満足度★★★★

    「MUの三段跳び」(笑)
    いかにもMUな3本、中編2本で短編を挟んだ構成もバランス良く、いわば「MUの三段跳び」(笑)。
    中でも特に「今夜だけ」の【代理戦争】部分の演出と突き放したような(大人向け「道徳教材ドラマ」のような?)終わり方が印象的。

    前週の鵺的が実は変態ではなかった分、こっちで埋め合わせた、な感もアリ。(爆)

  • 満足度★★★★★

    笑いました。
    けど、それだけじゃなかったです。ちょっと色々と考えさせられました。そして物語に引き込まれました。

    三本のストーリー、それぞれが良かったです。

    ネタバレBOX

    一本目が結構な長さで・・・いや別にそれが悪いわけじゃなくて、むしろ逆に良くて、もうこれで普通のお芝居一本いけちゃうんじゃないの?ってくらいに中味も濃くて、トラウマを克服しようとしている女の子が健気で、けれどそのトラウマを与えた男のことが頭に浮かんで彼女を抱けない彼氏の心情は昔先輩から彼女を奪った自分には共感できる話で、なんだか先輩の顔がちらついてセックスレスになっていったわけで・・・そうやって最終的には別れてしまい・・・とまぁそんなこんなを思い出させられるようななんとも言えない感情を揺さぶる物語でした。

    二本目はとにかく笑えました。ウンチウンチ言い過ぎですから。

    で、笑わせておいての三本目でシリアス路線ですか・・・劇場を去る時にはなんともいえない余韻が残りました。

  • 満足度★★★★★

    凄まじい狂いっぷり。
    キレてました。変態でした。セクシーでした。MUで描かれる狂気は実は誰もがこっそり身に潜めていること。秘密の部分を掘り返されて、痛くて痛くて仕方ない。けれどそんな人間を大きな愛で慈しんでくれる、そんなMUの良さは今回も顕在。笑いました。そして、心の中で泣きました。

    ネタバレBOX

    「×」
    DVDで観た初演のキャストが神だったので、リメイクでどうなるかとても楽しみでした。「なんだこの川!」の台詞が好きなので、その台詞を聞けたときは心の中で拍手喝采。探偵が人妻を追いかけるシーンがキモくて好き(笑)

    「ママさんボーリング」
    最初から最後まで爆笑。いやもう、女なんてあんなものですよ。平和で、アホで、そこが可愛い。

    「今夜だけ」
    セクシー。ぬいぐるみとの擬似セックスはダイレクトにキますが、それ以上に、そこに至るまでの人妻の心の変遷・・・葛藤であったり、罪の意識との戦いや背徳の甘い疼きであったり等、想像するまでもなく心に突き刺さってきて痛い痛い。でもこんな感覚を味わえる大人で良かった、そう思うと共に、きっとまだまだ未知の感覚が沢山埋もれてる気がする、そんな風に思える素敵な作品でした。

このページのQRコードです。

拡大