いつも誰かのせいにする 公演情報 いつも誰かのせいにする」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
21-40件 / 48件中
  • 満足度★★★★★

    遅れてしまった
    名前の通り、いつも誰かのせいにする。まさにそのテーマが常に見え隠れしながら展開していく脚本は素晴らしかった。
    役者さんもそれぞれ個性がきっちり立っていた良かった。

    次回も楽しみにしています!

  • 満足度★★★★

    カッコイイ!
    スタイリッシュなお芝居。
    メッセージ性もあり舞台セットも美しく役者さんも上手い。
    全てにおいてレベルの高い作品だった。

    ただ、いまひとつインパクトが無いと言うか・・。
    それと、ラスト近くが分かりにくかったのが残念。

    でも十分に楽しんだ。

  • 201111091430
    201111091430@駅前劇場

  • 満足度★★

    あまり好きではない
    いろいろと主張されていますが、あまり好みの作品ではありませんでした。
    自分の痛いとこをついているからかも知れません。

  • 満足度★★★

    やっぱり好きなんだけど、、、
    やっぱり箱庭大好きです!
    内容、演技、舞台、どれをとってもすばらしい出来だと思います。
    前回見に行った時もめっちゃ感動しました。
    だからこそ、今回、とてもおもしろいテーマだったので迷わず観劇してきたのですが、終盤のまとめ方にもうちょっとインパクトが欲しかったというのが正直なところ。
    この劇が箱庭じゃなかったら大満足で終わってたと思うんだけど、箱庭専用の満足基準によりこの評価になりました。
    次回も絶対見に行きます!!!

  • 満足度★★★

    メッセージ性・・・
    久々にメッセージ性の高い舞台を見させていただいた、という感じです。
    同じ時間をかけて、中途半端なメッセージをなんとなく伝えられるより、
    このくらいきっぱりしているほうが、スッキリしてていいと思います。

  • 満足度★★★★★

    スリリングな会話劇
    映画製作会社を舞台に、それぞれ嫌な一面を持った人達を笑いをふんだんに盛り込みつつシニカルに描き、オーソドックスな会話劇ながらも脚本・演出・演技ともクオリティが高く、スリリングな展開に一瞬たりとも目が離せない、完成度の高い作品でした。

    タイトルの通り、責任を人のせいにしようとする人達の物語をメインに据えつつ、芸術と仕事、デモ活動、匿名のネットコミュニティー、メディアによる煽動など今日的なトピックにも触れていて、それらが散漫にならずテーマに収束して行く脚本が面白く、かつ心に刺さる鋭さがありました。
    緊張感のあるオープニングから、それまで俯瞰的な立場で観ている観客を終盤にフォーカスされる人物と同じ心境にさせる手法など、演出もスマートで素晴らしかったです。

    劇場の形に対して斜めに配置し客席まで張り出したインパクトのある舞台に事務室と応接室が高低差を付けて区切られていて、その2部屋を照明効果と合わせて巧みに使って、時間軸をジャンプしていく演出が見事でした。それまでの世界観を変える、終盤の空間の使い方がとてもスタイリッシュで格好良かったです。
    演出家自身の選曲による音楽もセンスが良く、テンションが上がりました。

    役者達の個性的でかつ自然な演技が曰くありげな登場人物をリアルに描出していて、物語の世界にストレスなく没入出来ました。
    菊池明明さんのボケキャラっぷりと小林タクシーさんの小物感が楽しく、片桐はづきさんの寂しさを感じさせる姿が印象的でした。

  • 満足度★★

    あえて・・・
    やはり大賞劇団なので厳しく評価させてもらいますが・・・設定があまりに、学生演劇っぽいというか。取材ってガッチリやられたのかな??用語は確かに業界用語使ってるんだけど、ディティールや問題に対する解決策にいたっては吉本新喜劇並の浅はかさ(新喜劇はそこをあえてやって設定で無駄に悩ませないようにして笑いに特化させてるわけだからいいんですが)正直ないと思いますよ、この脚本は。セットも素敵だし、役者さんも良い芝居されてる方いっぱいいらっしゃいましたし。(個人的には小林タクシーさんが好きです、あの感じで空気を抜ける役者さんは小劇場界で中々いないんじゃないですか?もっと色々に出て欲しいです・・・)箱庭は何回か観させてもらってるんですが、だいたい悪い時は、1個の台詞で説明した気になってる時が最悪だと思うのです。だから、他の人の感想読んでも(人のせいにしてすみません)ちゃんと理解してる人が全然いなくて、敢えて言わせてもらうと、雰囲気なんですよ全てが!!空気を伝って感情や情景を客に届けずに、台詞の意味だけで話を進めてるから、雰囲気は分かるんだけど、ちゃんとした核の部分は伝わらない。☆5個つけてる人も感想読むと、「それ☆5か!?」と思わずにはいられない(また人のせいにしてますが)逆に言うと、その雰囲気力が半端ないってのは確かです。だから、観れることは観れるんです。楽しいような気にもなれるんです。それは凄いとは思います、思うんですが・・・もう1段上に行けるはずなんですよ!!台詞でどんだけ、「何を見ていたんですか」って言ったって、こっちも意味としては分かってるけど、気持ちは全く動かないんですよ!もったいなさすぎですよ!!ほんとに!

    ネタバレBOX

    冒頭の沈黙のやつなんて、雰囲気オンリーじゃないですか?あれ、どういう意図あるんですか?いや、意図というか説明は色々できるんですけど、今回の芝居のどういう役割を担ってるんですか??マイケルジャクソンが冒頭フリーズするのには、むちゃくちゃ意図がありますよそれは!!でも、あの2人があそこまで沈黙でひっぱって、結果男が女を引っ叩く・・・いやいや、どうなんですか?手っ取り早い裏切り&インパクトの一番近いところ。というか、本当に意図が知りたいです・・・演出自体は凄く面白いんですが、時空が飛ぶときのあの扉ドン!とか、ああいう表現は露骨すぎるというか、これ雰囲気云々と結びついてくるんですが、今回の演出は、演出してますよ!!っていうのが伝わりすぎてる気がして・・・酔ってる感じが。セットも素敵なんですが、そういう目で見ちゃうと・・・酔ってる感じが・・・ラストなんて極みだし・・・革命とか・・・ちなみに、そういう映画が当たると思ってるのが、残念すぎます・・・興収いくらいくと思ってるんですか?すみません、何か変ないちゃもんみたいになってきたので、ここらで・・・本当は☆3.5なのですが、大賞受賞後ということで厳しくさせてください。すみません。
  • 満足度★★★★

    耳と心が痛い話
    賞を取ったことで、より劇団力が高くなった感じがして、ほぼ劇団として完成しちゃってんじゃないかとも思いました。

    また、今回は特に映画界の話と言うこともあり絵力が、圧倒されるほどとても強かったです。

    ネタバレBOX

    見えてない、分かってないのは自分じゃないかなと糾弾されているようで痛かった。分かったふりと言うか分かった気分になっていたんじゃないかなと自己嫌悪に陥りました。この芝居のラストも観客任せの感じでしたが、やっぱり自分は分かってないのかもしれないなと思いました。
  • 満足度★★★★

    日本人
    日本人特有の考えとかってあるのかな…。きっとあるのですよね。すごくストレートに訴えているようで、自分にも当てはまるようで…。ズキッとしました。
    駅前劇場であんな舞台もつくれるんだなぁ。とも感じました。いやぁ、いつも箱庭円舞曲のセットは本物ですからね。

  • 満足度★★★★★

    わたしのせい
    劇場に入り椅子に座り、チラシを束ねているプログラムの紙の 前書き が 長文だったので 後で読もうと思った今日 の 私の具合は きっと 私のせいで。

    引きずり込まれました。

    おうちに帰って から、
    その 前書きと この公演のチラシの裏の文を 読みました。

    いろいろと 凄かったです。
    そんな風に 思います。 

  • 満足度★★★★★

    見事と言うほかありません
    お見事でした。2時間という上演時間にもかかわらず、最後までよく出来ているなと唸りっぱなしでした。テーマを伝えつつ演劇として観るべきものに仕上げるのは大変だったかと思います。
    役者さん達の演技がしっかりしており、安心して観ていられます。普通に会話しているのに何故か微妙に話が噛み合わない、というのを表現出来るというのは凄いことだと思います。
    奇妙な形をした舞台でしたが、最後にあれがやりたかったのかということが分かり、納得です。

    ネタバレBOX

    監督をプロデューサーが宥め賺しておだてるシーンなど、観ていてニヤニヤしっぱなしでした。座間監督、いいですね。
    黒澤明は、いくら一般人と変りないといってもヤクザなのですから、殺気のようなものが欲しかったです。

    「誰も気付いてないだけで、実は既に起こっている」
    という言葉に身につまされました。

    唯一残念だったのは、冒頭シーンの静止があまりにも長いことです。途中で他ごとを考えてしまいましたし、上演時間2時間と聞いていましたから、そのうち何分の1をこれに消費するのだろうなどとも考えてしまいました。
  • 満足度★★★

    自分の理解力が高いとは思わないが…
    ラストシーンちょっと前まで、ずっと集中して観られた。引き込まれる感じが強くて、作演と役者の力量に感心した。特に菊池明明さんの演技が素晴らしかった。

    でも、もう少し背景説明をするべきだったと思う。

    自分の理解力が高いとは思わないが、あれでは何が起こっていたのか、観客には分からないのではないか。

    連れ(年に数十本の芝居を観る中年女性。たぶんバカではない)は完全に置いてかれてしまったと言っていた。

    複数の解釈を与える芝居を否定はしない。
    しかし、本作は、答え(事実)があることを十分に説明しないから観客にフラストレーションを与える、という結果になっているように感じた。

    ネタバレBOX

    「原発事故の中にいる我々」という共通点がなければ、もっと分からないと思う。
    例えば、冷戦を知らない世代が、80年代に書かれた核戦争後の世界を描いた芝居を理解できないように。
  • 満足度★★★★

    良い公演であった!
    個人的には、とても良い時間を過ごせた!満足した。
    劇団初見であったが、舞台の中に惹きこまれた。
    3000円の舞台とは思えないほど、レベルが高い!!
    題名から推測できるように、観劇して愉快な気分になる内容ではない。
    しかし、「役者陣の力量、舞台美術、演出が、Good!」なため、
    小劇場ファンにはオススメしたい。
    上演時間2時間。

    ネタバレBOX

    <良かった点>
    ・役者陣は全員上手いと思った!
    特に、須貝英さん、片桐はづきさん、井上裕朗さんは素晴らしかった!
    表の顔と裏の顔の演じ方が見事なもので、観ていて唸ってしまうほど。
    須貝英さんの脚本家とインテリヤクザの使い分けは、最後には怖いくらいの差(笑)。
    ・舞台セットは「映画製作会社の事務所」と「応接室」に分かれており、
    芝居している所を照明、していない所を暗転させながら展開していく。
    テンポよく使い分けて、進行していくので観ている側の集中力がきれない。
    ・特に最後シーンの照明の使い方は、鮮やかで印象的であった。

    <ちょっとだけ残念な点>
    脚本については、観ていて、あれ?って思うような点があった。
    他の側面がとても良いので、不満にはならない程度。

    <その他>
    開場時間前に受付に行ったところ、整理番号を渡され、時間までに戻るように言われた。
    駅前劇場は並ばされるイメージが強かったので、ナイスな対応だと思う。
  • 満足度★★★★★

    良い刺激
    ここ数年の中では最高傑作。

    舞台、照明が細かくセッティングされ、
    オープニングに代表されるような良い感じの「間」があるかと思いきや
    目まぐるしい展開を繰り広げ、その中で登場人物の感情、意志を強弱付けて
    見事に表現しています。テーマに沿いながら。
    刺激的なセリフで語られる、ありえなくはない日本の姿が
    現実性と緊張感を生み出し、
    劇場を支配しきっていた感じがあります。

    人により好みはあるでしょうが、
    これくらいのアクの強さは欲しいものですね。
    程よく痛さ、気持ち悪さが残っているのは
    意識しているかどうかにかかわらず、問題がそこにあるんだ、と
    強烈に印象付けられたからでしょうね。

    帰り際、前回公演のDVDを購入しました。今から観ようっと。

  • 満足度★★★★

    責任を負いたくない人
    さすがCorichグランプリ作品の団体、よくできてると思います。
    ただ一般サラリーマンの自分として、好んで見たいとは言い難い内容だったように思います。

  • 満足度★★★★★

    世界のミカタ
    まばたきすることすら惜しいと感じてしまう目まぐるしく展開する劇的展開。役者の動きや舞台美術音楽照明の細部まで計算された洗練された空間、生きている言葉で浮かび上がるリアルな世界、そして一貫して語られる「いつも誰かのせいにする」というテーマ。最高のエンタメ。文句無し。だからこそわからないことが悔しくてたまらない。あぁ、自分の無知を呪う。それとも、劇中の台詞を借りれば、わかってるやつはダサイのか??

    ネタバレBOX

    最後のシーンで全てがひっくり返る。各々の登場人物の見えてるものと見えてないものの差を楽しむ。そうした体感では、作品の評価は浅いんだろうなぁと思いつつ、そこまでしかわからない。悔しい。観劇後、クライマックスの黒澤明が徳川さんに向けた台詞の意図をずっと考えてる。「右近さんがああまでして守りたかったものって何だと思う。あなたは何もない。あなたの世界で見えるものしか見えてない。」的な内容の台詞。あっち側とこっち側。右近さんがいるのがあっち側で、徳川さんは何も知らない中立で、じゃあ流されるがままに「革命」を見に行く観客がこっち側なのか。だとしたら僕はどう足掻いたってこっち側だ、だって、見えるものしか見えない。徳川さんが責められる理由はどうとでも解釈できる哲学的なソクラテス的なあれなのか。わからないわからない…悔しい。悪の華、清濁併せ呑む、「いつも誰かのせいにする」の世界を一番俯瞰で見ていて、同時に無責任、この息苦しいくそったれな世界をくだらねーといいつつ楽しみ抜く、右近さんのピカレスク的な世界観。世界の見方、味方。みんな何も見えてないし、正しさは見方で変わる。そんな感覚で物語を楽しみました。
  • 満足度★★★★

    個人的にいたたまれなかった
    役者の皆さんとてもお上手で、照明、場面転換なども計算されていて、すばらしい舞台であることは間違いないのですが、このお芝居が好きかどうかと聞かれたら、「好きじゃない。ちょっと苦手」というのが正直な気持ちです。

    いろいろなセリフで、チクチクと痛いところを突かれました。というか、ほじくり返された。

    片桐はづきさんが演じる徳川修子が30才のころの自分に重なりました。
    同族嫌悪を呼び起こすくらい。リアルに嫌な女を演じられていましたね。

    他の登場人物にも、ちょっとずつ(もしくは、かなり)嫌な面があって、それが過去の自分と重なって、いたたまれなかったです。
    まあ、「過去の」と言えるくらいに年とって大人になっているのが今の自分の救いです。30才で見たら、何も気づかなかったと思います。
    え、あれ、何が悪いの?的な(笑)

    脚本に込められたテーマが重くリアルなんでしょうね。
    背景はデフォルメされていますが、ものすごくリアルに感じました。
    次は、また違う脚本で観てみたいです。

    嫌な人物を演じられていても、役者の皆さんは、本当に素敵でした。
    個人的に小林タクシーさんとザンヨウコさんが気になります。とてもvv

    上質なお芝居をありがとうございました。

    ネタバレBOX

    開演前のアナウンスはよくわかりませんでした。
    あんな風に自分の名前を連呼したり「ごめんなさい」を繰り返したのは、何かの演出ですか?
    内輪受けっぽくて、初見の自分には少々耳障りでした。
    (すみません。正直な感想として、あしからず。)



    徳川さん同族嫌悪集(自分用覚書)
    ・上司という立場で年上の男性にも嵩に懸かったもの言い
    ・自分のことは棚にあげ、他人の欠点や限界についてえらそうに説教
    ・自分の知らないもの、見ていないものについては、無かったこと
    ・試写会に応募してくるタダ見客を乞食扱い
    ・自分がやったことでも「あれで本当によかったの?」と被害者ぶる
    ・あなたって××と指摘(否定)された時、言われた内容を省みる前に「誰が言ってるの」と聞くあたり

    けんのん けんのん
  • 満足度★★★★★

    ベスト更新
    仕事の現場に舞台を戻し、時世のあれこれを盛り込んだ力作。
    恨み節に聞こえる所もあるけど(笑)
    前作と同様に駅前でできることを目一杯やってる印象。
    今回のお気に入りは村上直子と菊池明明。

    ネタバレBOX

    登場シーンの原田優理子を観ながら、
    俺も見下されたいと思っていた事は秘密だ。
  • 満足度★★★★★

    劇場を斜めに使ったパースのようなセット!
    臨場感たっぷり、ジェットコースター的な展開に息つく暇もなく・・凄く面白かった。 ちょっとむちゃな脚本だって気もするけれど、それがエンタメとして楽しかったし、力強い演出に引っぱられました。 時間軸が違う場面が同時進行するのもおもしろく、場面転換がすばらしいです。

    ザンヨウコさん、今回の髪型、似合っています。重い雰囲気のなか、ひとりオアシスでした(^^) 
     
    チケットプレゼントで観ました(笑)

    ネタバレBOX

    黒澤明、怖い男です。

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