サヨナラ サイキック オーケストラ 公演情報 サヨナラ サイキック オーケストラ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-20件 / 31件中
  • 満足度★★★★★

    萱、石井、今村、ツボです
    今村さん、マジかよ、みたいな。ふつうにおもしろいなぁ、これ

  • 満足度★★★★★

    素敵な未来をみた
    15mmで2回観ているMrs.fictionsの単独公演ということで鑑賞。やはり素晴らしい出来だった。15mm「東京へつれてって」の中嶋康太の作演。好みの作風。今後も注目していきたいと思った。

    バシバシと決まる笑い、愛すべき登場人物、若干の社会性、どこかあたたかい気持ちになるエピソード、前向きなフィナーレなど、大満足の90分だった。

    チラシモデルである北川未来の儚く静かな美しさが、舞台中央で際立っていた。控えめに拍手するところとか、腹痛とか、表情・仕草、すべて◎でした。

    ネタバレBOX

    惑星衝突をとめるため、一般公募で超能力者が環境省の「屋上」に集まるという、ばかばかしいストーリーではある。が、そこが良い。フィクションは楽しいほうが良い。大歓迎だ。
    「屋上長」などというバカな役職を当てられる「人生弱者」の清田(岡野)を筆頭に、透視能力があるのかないのかはっきりしない宜保(松本)、ずっと前に投身自殺した予知能力の魔美(北川)、自然の声が聞けるらしい新興宗教の教主ヤオイ(石井)とその弟・稲川(菊池)、ティーンに絶大な人気を誇る霊媒師のユリ(萱)、念写ができるらしく屋上に住まう秋山(夏見)、自称宇宙人のカゼッタ(今村)という、素晴らしくも寂しくもあるキャラたちが、隕石衝突までの「最後の時間」をユーモアたっぷり爽やかに描く。

    色々書きたいことはあるけども、ラストで魔美が独白する話が一番好き。何かが原因で命を絶った魔美は、環境省屋上で楽しそうに水をまく清田を観て、楽しく生きることができたんじゃないかと思い、それを気付かせてくれた清田に想いを寄せる‥。
    最後の手をつないだ記念写真と、魔美が予知した朝食を二人で食べる姿に、素敵な未来をみた舞台だった。
  • 満足度★★★★★

    素晴らしかった
    ストーリー・間・テンポがとても心地よく、片意地張らずに素直な気持ちで舞台を観れました。初めての感覚かもしれません。。。

    ネタバレBOX

    地球最後の日という背景で、干された役場の職員・透視能力がある(?)男・DVを受けている(?)霊感の強い(?)女性+カゼッタ星からきた宇宙人(?)+向かいのビルから飛び降りた幽霊(?)+宗教の教祖(?)とそのお付きである兄弟・念写ができる(?)乞食、とキャラクタ設定も飛んでいる中で、全てにおいて(?)が付く曖昧な感じ。

    ただ、それは掘り下げて?を解決さえてしまうととてもツマラナイものになってしまい、だからこそこの不思議な温かい雰囲気が作られたのだと思う。

    初の本公演ではありましたが、とても楽しませて頂きました。

    お疲れ様でした。
  • 満足度★★★★★

    終わって欲しくない
    と、本当に久しぶりに思った劇だった。僕の人生で、っていうほど芝居を見てるわけではないけれど、人生ベスト3に入る傑作だった。

    飾らない静かな演技、美しくしかしどこかチープでおかしみを誘う舞台美術。絶望的でありまたチープでもある設定、それに反して重いそれぞれの登場人物の悩み。

    全ての融合がそこはかとなく笑えるおもしろさと、何とも言えない優しさを生みだし、この劇を包んでいた。

    文句なく星5つです。

    ネタバレBOX

    様々な方のレビューにもありますが、ラストの北村さんの一瞬の仕草に本当に感動しました。

    次第に大きくなる隕石の音、それでも笑顔で集合写真を撮る人物、そして最後に繋がれた手。

    絶望的であるのに希望にあふれたそのラストは本当にすばらしい。
    間違いなく今まで観た芝居の中で最高のラストシーンだった。
  • 満足度★★★★★

    優しい
    8人もの人がいながら誰一人悪い人がいない。それぞれいろんな悩みを抱え、人には言えず、どうしたらいいのか、どうしたいのか、必死に答えをだそうとしている。セリフは少ないながらも心にはいい意味で傷跡を残してもらいました。また、違う作品を観たい。

  • 満足度★★★★★

    引き込まれた
    今年の『15 Minutes Made』以来2度目のMrs.fictions。
    長編でも抜群の面白さ。
    脚本の原型が大学の時に書いたらしいがとても良くできている。
    物語の進行と会話のテンポが良くて更に笑いが加わって引き込まれた。

    短編も長編もまた観たい。

    ネタバレBOX

    カゼッタ星人はツボでした。
  • 満足度★★★★★

    普遍的にしてリアル。
    世界の終わりを前にして、その時をどう過ごすか、今をどう生きるか。普遍的なテーマにして、今の日本では超リアル。隕石衝突という絶望的な日を描きながら、悲観的な雰囲気は全くなく、逆にコミカルな登場人物達が生き生きとしていて愛おしささえ感じる。それにしてもこのラストは・・・面白すぎる(笑) あの恋の行方がどうなるかが全く分からないし、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかさえ疑問(笑) いや、でも。たとえ地球がなくなろうと、幸せならいいのだと。そう思います。

    ※屋上周囲のビルのセットが可愛かったです♪

    ネタバレBOX

    地球の行く末も、恋の行く末も。地球が無くなってみんな死んでもハッピーエンドなんだなと思いました。あんな風に世界の終わりに自分は笑顔でいられるかなぁ。。そうありたいな。

    それにしても、カゼッタ役の方が面白すぎ(笑) アフタートークでは「普通の人」だったのでびっくりしましたw
  • 満足度★★★★★

    あと2時間で世界が終わるって!
    好きです。
    ストーリーの設定自体ありえなくて、登場人物の名前も可笑しくて、そうなるとなんでもあり!!と思って観ていたのですが・・
    どこかにいそうな社会からちょっとはみ出してしまっている人たちが、本当の自分を誰かに聞いてもらいたい(懺悔のようでもあり)、最後は誰かと一緒にいたいと集まってきたんだと思います。愛を求めて。

    Mrs.fictionsは、短編企画『15 Minutes Made』で「東京へつれてって」を観ましたが、結成4年目にして未だ2回目の単独公演とはびっくり。もっと観たいです。

  • 満足度★★★★★

    個性あるキャラが魅力
    ストーリーは、何処かで聞いたことありそうなお話なのに、個性の非常に強いキャラクターで、凄く新鮮に感じられた。
    台詞のテンポも良く、気持ちが良い。
    観劇直後は、ラストが中途半端に感じられたが、
    今思うと、あれでも良かったのかなぁと、感じる。

    磯川家の菊池さん。
    最高に面白かったです。
    演技と言うか、動きが面白い。

    この劇団さんは、初見でしたが、大変楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    ★×20個。
    完璧でした。

    自分が好きなすべての要素が舞台上に詰まっていました。

    テンポの良さ
    会話のおもしろさ
    魅力的な登場人物達
    演じる経験豊かな役者達
    細部までこだわった舞台美術

    そしてなにより全体としてのストーリーのおもしろさ

    そうして観終わった後はやけに清々しくて・・・

    はぁ〜

    いやもうため息が出るほど完璧でした。

    素晴しかったです。
    絶賛です。

    自分が映画監督だったらすぐにでも映画化したいくらい素晴らしい作品でした。が、しかしまぁなにしろ自分ただのサラリーマンですので、そんな能力も資金もないわけですが・・・

    まぁそれでも資金さえあれば素人の自分でも最高の作品ができるだろうと、そう想像できるほどに完成度の高い、というか完成した作品でした。

    DVDが出たら絶対買いますから、
    その時はご連絡ください。

    ネタバレBOX

    それにしてもほんと・・・

    やってくれましたね。
    やっちゃってくれましたね。

    まずは素晴らしく魅力的な登場人物達を作り上げたことが勝因でしょうね。

    窓際族のさらに上を行く屋上長、カゼッタ星人、女の子の幽霊(?)、教祖、シスコン、DVを受ける霊能力者、ホームレス、ニセ超能力者・・・

    よく集めたものです。

    そして設定が地球最期の日ですもんね。

    そりゃもう完璧ですよ。

    いやぁ、
    ほんと面白かった。

    もっともっとたくさんの人に観てもらいたい、この感動を多くの人と共有したい、そう思える作品でした。

    あ、そうそう・・・

    台本を販売することになったら買いますから、
    その時はご連絡ください。
  • 満足度★★★★★

    登場人物ひとりひとりが魅力的。
    上野ストアハウスにてMrs.fictionsの「サヨナラサイキックオーケストラ」を観た。作・演出の中嶋康太の作劇術が冴え渡り名作が出来上がった。最近の中嶋康太は凄い。登場人物ひとりひとりの設定が見事で、何気ない会話がおかしくておかしくてしょうがない。

    また役者では岡野康弘、今村圭佑がメキメキと腕をあげている。特に今村圭佑の存在感ある演技はまねができない。また石井舞、萱怜子が新境地を開いて魅力的。

  • 満足度★★★★

    千穐楽(リピート)
    幸いにもコマが空いていたので予定外ながらリピート。

    結末を知った上で観ると改めてワカる台詞の仕掛けなどもあり、1回目とは違った楽しみも加わる。一方、やはり彼女はアレで、地球は**か、な気がしたが、不思議な幸福感に包まれる。

    ネタバレBOX

    他で目にした感想の中に「彼女は実はまだ生きていて、地球も無事という見かたもできる」とするものがあって、1回目にσ(^-^)が思ったことと同じ捉え方をする方がいらしたのも嬉しかった。

    あと、ユリの「強力な霊がいる」ってのはそういうコトだったのね、とか。
  • 満足度★★★★

    世界の終わりに
    パニックも無く、救世主も現れないけど、救われた気がした。




    次回の単独公演がいつになるのかが心配(笑

    ネタバレBOX

    初日になんか漠然と観てしまい、いろいろ拾い忘れた気がしてリピート

    内容は想像していたのと違い、心に傷を持った面々が隕石衝突回避の
    ミッション(笑 のもと集まり成り行きの中で心情を吐露して行く展開に・・・

    北川未来さん、役柄上、弱弱しいトーンながらもしっかり受け手に
    伝わってきて良かった。



  • 満足度★★★★

    遅ればせながら感想です
    15ミニッツメイドの高クオリティを保つ主催側は
    どんな芝居を見せてくれるのか…!とワクワクして行きました。

    ネタバレBOX

    登場人物はキャラは濃いけど、どこかぱっとしなくて、
    でもそれがまたいい味を出していて。


    岡野さんのキャラが好き。
    いや、でもこれはかなりコミュニケーション能力ある人に見える。
    いじめられて生きてきたとは思えない。
    そういう意味では痛々しい今村さんはいじめられっこだな確実に。

    魔美役の北川未来さんの地味~な感じがよい。
    結局幽霊と言うことは展開に作用しなかったし(笑)。

    ストーリーもいい感じに緩急のメリハリがついてて、飽きも来ず最後まで引き込まれた。

    おわりの会楽しかった。
    いつもトーク系は聞かずに帰ってしまうのだけど、聞いてよかった。

    作・演の中嶋氏の3.11以降の苦悩?的なものがすごく共感できた。
    表現できるものが狭められた、あるいは自ら狭めようとしているっていうの。
    まさしく。まさしくだよー。

    「なんか質問ある人~」って言われて、無粋を承知で聞いてしまいたかった。
    結局隕石は衝突したのか。
    …とことん無粋なので聞かなかったけど。
    この愛すべきキャラクターたちが消滅してしまったら嫌だなぁ。
  • 満足度★★★★

    2日目(初回)
    1シチュエーションのコメディっぽく始まりつつ、ある場面からハートウオーミング系に移行する構成が巧み。
    また、複数の謎を残す終わり方は観る側の精神状態を測るようで面白い。
    さらに遠景を含めて「いかにも屋上」な美術も◎。
    なお、上野ストアハウスのロビーは江古田時代のソレの面影を残しているようで、どことなく懐かしさが…

  • 満足度★★★★

    なんとなくゆるゆるした感じが最高
    大雨にびしょ濡れ後に会場したので、気分はあまり良くなかったのですが、ザ・ミセスフィクションズの良い意味で「ゆるゆるな感じ」のお芝居がとても良かったです。15ミニッツで前説をするゆるキャラの今村さんの「濃い役どころ」や石井さんの「妙に合った役どころ」なども映えましたが、ストーリーを運ぶ台詞とそれぞれのキャラが最高でした。

  • 満足度★★★★

    おしまいの日
    世間には短編がすごい面白い作家さんと、長編だと面白い作家さんがいるので、長かったらどうなのだろうと思い観ておりましたが。。15分も90分も面白かったです!!
    ほのぼのとしているのにゾッとする、あったかいお話でした。

    ネタバレBOX

    見事に誰も役に立たない能力で。。

    魚クンぽいうざキャラの清田さんエピソードは泣けました。最後にむくわれてよかった。2人がごはん食べてる世界がそのあとあるんじゃないかと思わせるラストでした~

    こまかいところでけっこう笑えました。。
  • 満足度★★★★

    窮屈さを感じず
    いつもの15分の作品でないからか、無理矢理詰め込んだり、必要な所だけをピックアップなどせずに、書いてたように感じられました。
    ただ、各キャラの設定は面白いしいいとは思うのですが、もう少し生かすエピソードがあってもよかったかなと思いました。
    未来に期待を持てるラストはよかったです。

  • 満足度★★★★

    映像で
    始めに舞台にクーラーbox持った男性の方が現れただけで、“あぁ芝居、上手いんだ”と瞬時に感じました。それは間違ってなかった。彼だけでなく達者なアクの強い面々。面白い!面白いけど、わたし的には映像の方がこの話もっと面白くない!?かなと・・・・・深夜のドラマでも、Vシネサイズのそれでもいい、コメディーでも、ハートフルでも、お馬鹿でも、どんな形にでもなる話、頭の中でいろいろ想像してしまった。空間の狭さが話の広がりを抑えてしまっているような気がして少々勿体無い気がする。違うパターンの観たい劇団だと思う。

  • 満足度★★★★

    今村部!
    Mrs.fictions今村さんが最後の最後に決めるところが一番面白かった! 

    大笑いするというよりはクスクス笑う、そんなユーモアを交えつつ環境省の人と自称超能力者達との会話劇がとても優しく、ほんわかした気持ちにさせてくれました。 それに加え、初日乾杯でお酒も入り、今日は良い夢見れそうです。

    ネタバレBOX

    ユリ役の萱怜子さん、初出はビックリするのですが似合いすぎていて凄くカワイイ。かやさんファン必見! 

    北川さん演じる魔美は、素性を隠す仕草がたどたどしい所がまた良かった! 

    ヤオイ役の石井舞さん、着物姿がステキです☆ 

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