サヨナラ サイキック オーケストラ 公演情報 Mrs.fictions「サヨナラ サイキック オーケストラ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    素敵な未来をみた
    15mmで2回観ているMrs.fictionsの単独公演ということで鑑賞。やはり素晴らしい出来だった。15mm「東京へつれてって」の中嶋康太の作演。好みの作風。今後も注目していきたいと思った。

    バシバシと決まる笑い、愛すべき登場人物、若干の社会性、どこかあたたかい気持ちになるエピソード、前向きなフィナーレなど、大満足の90分だった。

    チラシモデルである北川未来の儚く静かな美しさが、舞台中央で際立っていた。控えめに拍手するところとか、腹痛とか、表情・仕草、すべて◎でした。

    ネタバレBOX

    惑星衝突をとめるため、一般公募で超能力者が環境省の「屋上」に集まるという、ばかばかしいストーリーではある。が、そこが良い。フィクションは楽しいほうが良い。大歓迎だ。
    「屋上長」などというバカな役職を当てられる「人生弱者」の清田(岡野)を筆頭に、透視能力があるのかないのかはっきりしない宜保(松本)、ずっと前に投身自殺した予知能力の魔美(北川)、自然の声が聞けるらしい新興宗教の教主ヤオイ(石井)とその弟・稲川(菊池)、ティーンに絶大な人気を誇る霊媒師のユリ(萱)、念写ができるらしく屋上に住まう秋山(夏見)、自称宇宙人のカゼッタ(今村)という、素晴らしくも寂しくもあるキャラたちが、隕石衝突までの「最後の時間」をユーモアたっぷり爽やかに描く。

    色々書きたいことはあるけども、ラストで魔美が独白する話が一番好き。何かが原因で命を絶った魔美は、環境省屋上で楽しそうに水をまく清田を観て、楽しく生きることができたんじゃないかと思い、それを気付かせてくれた清田に想いを寄せる‥。
    最後の手をつないだ記念写真と、魔美が予知した朝食を二人で食べる姿に、素敵な未来をみた舞台だった。

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    2011/08/29 00:32

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