満足度★★★★★
無題7
直前になってみることにしました。チラシだけはよく目にしていて「みようかなぁー、どうしようかなー」とは思っていました。タイトルを聞いてもピンとこないのですから泉鏡花原作はもちろん、あらすじすら知りません。もともとSF以外の日本の小説はほとんど読んだことがないのでした。泉鏡花といえば→「消滅の光輪」が泉鏡花文学賞を受賞したしたくらいしか知らないのです(ですのでみなさんのコメント、たいへん参考になります)。ここは3回目ですけど、前2作広さを少しもてあましているような感じを受けたので、ちょっぴり不安。新宿から混んでいる中央線で吉祥寺へ。ブックオフと古書店1件をチェックし会場へ向かいました。奥の扉からはいるとそこは異郷。
満足度★★★★★
少年社中を信じて!今こそ、多くの人と共に!
美しい!
あまりもの美しい世界観に、言葉を失いました。
舞台美術、照明、衣装、人物の心情に寄り添うように流れる音楽、
役者の声色、その一挙手一投足に込められる想い、役者同士の信頼。
全て、全てが、美しい!
慈しみ!
日本への、日本人一人ひとりへのまるで母のような愛情を感じて、
あの日以来、初めて心に硬く結んだ結び目をほどく気持ちになれました。
生きる!
一瞬一瞬を慈しむように舞台に生きる役者の方々の想いが、切々と伝わり、
その真剣さを思うと、今も涙が溢れてきます。
刻一刻!
舞台に紡ぎ出される命をかけたそれぞれの生き様に、
刻一刻新しい自分が生まれてくるような新鮮な思いがしました。
まるで劇団少年社中は、この年に『天守物語』を描き出すために生まれ、
これまでの道のりを歩んできたのでは、と思えるほど。
この作品は、日本人の心に空いてしまった空虚な穴の中に
今こそ、生命の息吹を吹き込んでくれることでしょう!
今だからこそ、
この過酷で残酷な現実に真向勝負をかけ、人間の「生きる」が問われている。
真に生きるとはどういうことか?
真に愛するとはどういうことか?
人間とは何なのか?
この大自然に秘められた真実とは何なのか?
痛みと苦しみを得ることを覚悟に、
その問いへの答えを求める、茨の道を少年社中と共に歩む。
今だからこそ、多くの日本人と、この辛く苦しい旅を共にしたいと思う。
一瞬一瞬を慈しむように歩む中、
必ず、生きる意欲が見つかるから。
必ず、生きる希望が見つかるから。
少年社中を信じて。
満足度★★★★★
やっぱり
少年社中さんすきだなぁ。と感じました。
役者さんはもちろん、舞台装置もすごく迫力があり
音響も照明もとても力強く美しかったです。
それから吉祥寺シアターまでの道のり…
細い道を通らない行き方を知らず、
夜公演後はこわいなと思っていたのですが
いただいたハガキにアトレ沿いの行き方が!
方向音痴な私でも楽々でした^^
満足度★★★★★
格違いの、素晴らしさでした
夢幻世界で繰り広がられる清冽な愛の物語ですが、生きねばならぬという現実を、しっかり見据えた素敵な作品で、格違いの素晴らしさでした。見たいのがいっぱいあって、悩んでる方は、悩んでいる時間が、もったいない!即予約をお勧めします。次回作も、絶対、見逃せないと思いました。
満足度★★★★★
すごかった
まずセットと衣装がすごかった。手が込んでいて、こだわりを感じられた。
時代劇って何となく苦手なんだけど、そんなことを感じさせない構成、そして役者さんたちの迫力。物語に入り込んでしまった。
今までで一番かも?ってぐらいにすごい芝居でした。
満足度★★★★★
たくさんの人の心に届けたい作品
説明するよりも、とにかく見てもらいたい!一人でも多くの人に!
今だからこそ、「生きる」という単純で力強いメッセージが胸を打ちます。
圧巻のラストシーン、次から次へと溢れ出る涙を拭く事はせず、もう流しっぱなしの状態で見ていました。
一瞬でも目を塞ぎたくなかったんです。あの鮮烈なシーンを、メッセージを、ただただ目に、心に焼き付けました。
本当に、心から!おすすめの舞台です。
満足度★★★★★
あかん
いや、圧巻。
舞台セットからワクワクをそそられ、芝居・ダンス、全てがガツンと飛んでくる。
ストーリーもわかりやすく、役者一人一人が際立っていた。
爆笑をさそうわけではないが、必要は息抜きシーンも絶妙なバランスであった。
更には最前列ど真ん中の席で観れたこともあり、間近で役者をこれでもかと見させて頂いた。
本来、洋風なテイストであると聞いていたが、和でも全くもって素敵な世界観。是非来年の舞台も観たい!
満足度★★★★★
絶品!
鷹役の中村龍介があまりにも妖艶で美しい。まず、会場に入ると天守閣のセットに圧倒される。このセットでこれから始まる物語に相当な期待感が生まれ、なんだか嬉しくなってワクワクドキドキする。結果、照明、音楽、衣装、音響、メイク、演技力、それらの匠は秀逸な演出と融合し幻想的な舞台を作り上げていた。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
妖美
相変わらず衣装が美しい~!!舞台美術も気合入って期待が高まりました。
映画と原作の「天守物語」は観ていない&読んでないですが、悲恋の大本をみてみたくなりました。
富姫が年齢不詳に美しい!大竹さんかわいいけれど超怖かったです。
杉山さんパンフと配役ギャップありすぎです。そういう役が多いのは声が低いからですかね。終演後、役者が物販売りに出てきておりました。グッズはもはや雑貨屋の域でした…。
満足度★★★★★
劇場を制した段階で勝負あり!
劇場に一歩入った瞬間、聳え立つ天守閣、手前の白色L字動線(90度より間違いなく少し鋭角)、見事な舞台セットに圧倒され!・・更に照明、衣装、音楽(和洋折中コーラス込み)も良く、特にその中で、心揺さぶる和楽(龍笛・篠笛、琴、和太鼓)更に、お祭り型円舞により、血が湧きたち肉が踊らされました・・正にジャパニーズ・エンターテイメント、圧巻でした。
”主役鷹匠役の甘浦さん"の大抜擢、”妖艶なあずみさん”、”鷹役の中村さん"の為に用意されたL字動線を颯爽と飛び駆け回る勇美な鷹もカッコ良かった。”岩田さん・大竹さん・井俣さん・堀池さん”は、皆さん適役でした。贅沢を言えば、もっと悲恋的なものを折り込んで戴きたかったのです・・が、時間的な制約か?”毛利さん”の”あずみさん”に対する遠慮なのか?・・そういえば・・”毛利さん”の描く恋愛描写/場面って・・苦手なのか?経験不足なのか?元々の素養が・・?、本作も”少年社中”らしくて、大満足に終わりましたです。
終演後、恒例の劇場からの留意事項、周辺住宅街への影響を配慮する為、役者さんの見送り御容赦願いの告知があり、珍しく吉祥寺シアター1Fホールに人が溢れ出ていない状態でした。”少年社中さん”はマナーを含め劇場さんの評判も良い劇団さん、なのかなと思いました。その中、物販コーナーに遠慮気味に唯一井俣さんが出ておられ・・前作「ネバーランド」のDVD購入した際、声をかけて戴き+握手をさせて戴きました。基本役者さんとは会話を含め、(のめり込まない様)あえて交流をしない事を心がけていますが、今回は握手をさせて戴きました。(モダンスイマーズ自称“名も無き役者Fさん”に次ぐ2人目です。)次回作、一年後との事ですが、期待して待ってます。
満足度★★★★★
鷹の演出に驚いた!ステキでした!
すごかったです。美しく力強く、吉祥寺シアターの舞台が夢のように美しく壮大なステージとなり、ただただ感動。ラストは涙止まらず(T ^ T) 生かされて、生きていくことへの涙です。この物語の背景が、天災が人のエゴにより人災となっている、今の日本とだぶります。 スタンディングオベーションしたかった。すればよかった。それくらい感動しました。
昨日から始まって6月12日(日)までです。ぜひ、ぜひぜひ。
中村龍介くんの鷹の動きは全部自分で考えたと聞いて、嬉しくなりました。あのしなやかさはダンサーでもあるから、なのですね。
満足度★★★★★
素晴らしかった!!
舞台セットの造りが凝ってました。
その造りを駆使した疾走感は、少年社中らしい。
しかし今回オトナシャチュウというだけあって、流れるテーマはしっとり。
わたしは天守物語そのものが初めて。
妖の存在の、なんという儚さ。
強くて、美しくて、優しくて、恐ろしくて、哀しい。
それぞれの報われない愛と、運命が、たまらなく切なかったです。
シャチュウ独自と思われる人物像や演出に、「らしさ」が出てました。
遊び心が楽しい。
各キャスト毎の感想は、また次に。
また観に行くので。
最後の乱舞が、生命そのものを現しているようで。
舞い上がる火の粉、降り注ぐ紙吹雪を浴びたその舞は必見です。
満足度★★★★★
本物だった。
ここまで完成度の高い作品を観たのはいつ以来だろう・・・。
観終わった後はただもう『すげぇ・・・』の一言。
キャンプファイヤーで炎の近くに立っているかの様な、そんな熱気を舞台から感じた。
ラストに向かう怒涛の流れはとにかくもう圧巻。
それこそ近くにいる自分の服が燃えちゃうんじゃ?ってくらいの熱気だった。
満足度★★★★★
やっぱり大好きでした。
いやあ面白かった!!
今回は当初観に行くつもりは無かったんだけど、観に行ってよかった!!
すんごいすんごいおもしろかった。
やっぱり少年社中好きだー。
満足度★★★★★
お見事!!レベルが違う!!!
少年社中は、明らかに芝居のレベルが違う!!
この公演内容、役者陣で、4000円という価格は本当にお買い得だと思う!!
脚本、演出、照明、音響等も上質なレベルのため、一般観客のみならず、劇団関係者にもオススメしたい!!
私は時代劇は、どちらかというと苦手であり、今回の公演は少し心配だった。
(以前観劇した「ネバーランド」が素晴らしかったため、時代劇ではどうかと。)
しかし、力強いメッセージ性を込めた芝居、素晴らしい演出の前には、そんなことは関係なかった。
あとはネタバレで。
満足度★★★★
素晴らしい世界観。
原作の世界を残しつつ独自のアレンジ、そしてメッセージに心を打たれました。
壮大で普遍のテーマと未来への希望と絶望。
この空間を沢山の方に味わって頂きたい。
千秋楽もチケットを買い、更なる進化を期待して。
もう一度感動したいと思います。
追記:千秋楽を観て来ました。
前回よりテンポが良くなり観やすくなってました。
グッと来る部分も違って観れたしセリフもよく聞こえました。
それと、桃六の方の声枯れのせいか、前回ほど胸に響かず残念。
長丁場で喉から声を出しちゃっていたのでしょね。
で、やはり亀姫と舌長姥の方の演技が大好きです。
満足度★★★★
妖艶美追求で幻想の花を・・・
少年社中の力量は素晴らしい。中村龍介の立体感ある演技が圧巻!対照的に描かれていた加藤良子も好演!観ていて安心感が有り、コントラスト良く彩られていた。元ジェンヌ・あづみれいかは、妖艶美の追求で舞台に幻想の花を咲かせて欲しい!■原作台本などネタバレBOX