15 Minutes Made Volume10 公演情報 15 Minutes Made Volume10」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-20件 / 30件中
  • 満足度★★★★★

     
    観劇

  • 満足度★★★★★

    総括
    しょうねんしゃちゅう☆☆
    ぬいぐるみはんたー☆☆☆☆☆
    とりこげきじょう☆☆☆☆
    せたがやしるく☆☆☆
    たがみぱる☆
    みせすふぃくしょん☆☆☆

  • 満足度★★★★★

    劇場に集まる人々を包みこむ、大いなる愛情
     観劇したその日には気づくことができなかったのですが、
    数日を経た今、この企画の中に、
    何か大いなる「ぬくもり」のような存在を感じて、驚いています。

     6つの劇団がそれぞれ15分を使って表現する、或る意味「演劇祭り」
    のように思っていたこの企画。
     よく咀嚼してみると、実に深く信念や想いが練り込められていて、感動
    してしまいました。

     思うに誰もが生き残りをかけて闘い、競争するのがあたりまえの現代社会。
    夢を創り出す演劇界でさえも、ある意味、例外ではないかもしれません。

     それなのに主催者は、仲間を集め、人と人との「出会い」を演出し、
    共に同じ道を歩んで行こう、と投げかけているようした。

     「終わりの会」という、観劇後観客と劇団双方のコミュニケーションを
    深める企画の中で、主催者がそれぞれの劇団を紹介する時に見せた、
    いかにも幸せそうな笑顔。そして、あたたかいまなざし。

     小劇場演劇から発信されるものが、もたらすもの。
     その可能性と創り出す未来について、希望の光を見る思いがしました。

    各作品の中でも、

     「死」の仮想体験を通して、「真に生きること」を
    等身大の劇団員と「ノストラダムス」を絡めて描いた、
    決して古くはない、むしろ今こそ、思い起こすべき題材、

    『僕らとノストラダムスの1999年の大晦日』。

    旗揚げの信念をも覗かせる、
    「少年社中」の作品をオープニングにした意義。

     これから繰り広げられる、
    それぞれの劇団が描く謎に満ちた新しい世界へと誘う、
    最高の演出と情熱!

    少年社中だからこそ、できる技だと感じました。
     
    素晴らしかったです!!さすがです!!

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい企画に拍手!
    千秋楽を2回観てきました。
    少年社中以外は全て初見な劇団さん。
    6団体、様々なほんと様々な舞台を一挙に観れて、とても素敵時間を過ごさせていただきました。
    このような企画を長年続けてこられていることが素晴らしく、感謝の念を抱きます!

    おかげさまで、東京でもまた好きな劇団さん増えてしまいました(笑)
    ひとつひとつの感想書いてしまいたくなるくらいですが…それは控えて☆
    今回一番のお目当てだった少年社中は、100%の期待→100%の満足感でした♪
    他に新たに惚れてしまったのが、Mrs.fictionsとぬいぐるみハンター!
    好きですね、とても好きな舞台でした。
    また、公演観れる機会を虎視眈々と狙いたいと思います!

    今回参加の6団体の全てのみなさま、良い舞台をみせていただきありがとうございました!
    来年のツアーは、大阪でまた楽しみにお待ちしてます☆

  • 満足度★★★★★

    満足×6
    どの団体もそれぞれのカラーが出ていてとてもよかった。
    15分という時間の短さを全く感じさせない出来。
    しかも満足度は90分や120分のお芝居を観たのと変わらないです。

  • 満足度★★★★★

    味のある短編集
    小劇場で活躍中の劇団による短編集。中でもぬいぐるみハンターは傑作。途中休憩を入れないで一挙上演がよいのでは。

  • 満足度★★★★★

    贅沢な公演!!!
    15 Minutes Made初見。 6団体も観れて贅沢な公演だ! 

    見応えスゴくてお腹いっぱい☆ 

    ぬいぐるみハンターはテンポよく話が展開され、

    登場人物もわさわさ出てきて、自然に笑えて楽しかった♪


    Mrs.fictionsさんの『東京へつれてって』はズルいっ!!!(笑) 

    黒木絵美花さん演じる「小桜」に心掴まれました。
    ^^

  • 満足度★★★★★

    すばらしい出来
    各劇団初見。Mrs.fictionsの「東京へつれてって」は素晴らしい出来ばえ。抜群の舞台だった。これ1本でも入場料払う価値があったかなと。脚本・演出・演技、最高の15minでした。

    「少年社中」ジェンガでどう話をひっぱるのか(舞台をみせるのか)興味が湧いたが、早々に別の展開に流れてしまい、肩透かしの印象を持ってしまった。
    「ぬいぐるみ」演劇というよりコントだなと。エンターテイメントしてた。
    「トリコ」15分でみせるのは難しい話だけど、人間模様を描く話は好き。
    「シルク」ポップな色彩。ダンス良いね。
    「田上パル」いい意味で肩の力が抜けました。

  • 満足度★★★★★

    本当に良企画!
    15 Minutes Madeは今回でちょうど10回目になるらしい。その記念公演に相応しい豪華な劇団と役者が揃い、6劇団の競演を楽しませてもらった。

    毎回思うが、本当にいい企画だ。それぞれの参加劇団が真剣に参加しているのがいいし、運営する側のサポート体制がしっかりしていることがさらにいい。

    6つの作品とも楽しめたが、ラストを飾ったMrs.fictionsが意表を突いて、登場人物二人だけのシンプルなラブストーリーを見せてくれた。黒木絵美花さんがとても素敵だった。

  • 満足度★★★★★

    こういうイベント面白い
    とにかく、どの劇団も面白くて
    あっという間の時間でした

    初見の劇団も多く
    本公演が是非見てみたいです

  • 満足度★★★★

    世田谷シルクと少年社中
    が楽しかったなぁ!!

  • 満足度★★★★

    相変わらず楽しい劇団見本市
    6作品ともレベルが高くて、今回も楽しませてもらいました。個人的には、Mrs.fictionsのホームレスになっちゃった同級生を一途に思う女の子の話がよかったです。

  • 満足度★★★★

    いやはや、
    おもしろい!少年社中は初見!本公演がぜひ観たい!

  • 満足度★★★★

    組み合わせと配置に今回も感心
    色合いの異なる作品6編の組み合わせと配置に今回も感心。
    個別ではぬいぐるみハンターの勢い(破壊力と言っても過言ではない?)、世田谷シルクの二段落ち、Mrs.fictionsの余韻をたっぷり含んだラストカットが特に印象に残る。

  • 満足度★★★★

    濃密な15分間の舞台表現
     6団体の舞台を一挙に観ることができる。それぞれの持ち味生かした個性溢れる実験的な内容が盛りだくさん。15分間という時間制約の中で、エキスそのものを放出している。15分間の中で、どれだけの表現が可能かを徹底して追求している。寄席で味わう入れ替わり立ち替わりの芸人の芸と、形式的にはちょっと似ている。
     内容的にはバラエティーに富んでいる。ペテン劇あり、夫婦げんかの不条理劇あり、不倫劇あり、夢想劇あり、重力格闘劇あり、悲恋劇ありと、深刻さをばかばかしさで笑い飛ばす活力がいい。
     今の社会状況に抗しようとする力あふれるものを感じる。若い一途な役者たちの挑戦がここにある。というのは、ちょっと感覚として暑苦しいかな。
     あと、一つ注文。若手だけでなく、中年も出演する団体も今後出て欲しい。

    ネタバレBOX

     6本中、特にお気に入りは、少年社中「『僕ら』と『ノストラダムス』の1999年の大晦日」と、Mrs.fictions「東京へつれてって」の2本。
     少年社中の『ノストラダムス』役がでかい体を生かし、迫力ある演技が印象的。ペテン師としての嘘臭さが、外国語なまりのセリフまわしからよく出ていた。ジャックバウアーが活躍する「24」(時間)よろしく、「15」分間を意識した芝居構成も秀逸。ただ、ジェンガゲームの失敗の巻き返しのために「ジェンカ」を踊るというのはちょっと安易。もう少しひねりが必要。
     Mrs.fictions「東京へつれてって」は、一途な田舎のキャバクラ嬢「小桜」が、同級生「山瀬」というインテリ風ホームレスを慕うという、ちょっとあり得ない設定にギャップがあって面白い。
     小桜による中学1年生の時から6年間かけて書いた最高傑作のラブレター。小桜は、その告白の返事を高校卒業して何年経ってももらっていなかった。山瀬が居づらくなった故郷を離れて東京に行くことを聞いて、小桜は「東京」へついていくと荷物をいっぱい抱え、けばだったおしゃれをして、登場する。あほと称する小桜は、山瀬に精一杯の想いを伝える。
     山瀬にとって、前向きで疑うことを知らない小桜が愛おしい。
     15分間の小品とはいえ完成度高い。セリフもセンスあふれるものを感じる。
      
  • 満足度★★★★

    単なるショーケースではなく
    個々の作品がたっぷりと面白くて。
    劇団のショーケース的な部分も
    失われているわけではないのですが
    それよりも、6つのテイストをもった
    15分の世界自体が本当に魅力的。
    エンタティメントとしても
    一つのメソッドが確立した感があって・・・。

    観ていて、時間があっという間でした。

    ネタバレBOX

    各劇団とも15分の表現にとまどいがなく、むしろ短篇の利点を生かした作品が次々にやってくる感じ。

    ・少年社中

    キャラクターの設定などや時間設定など、どこか薄っぺらくあざとい感じもするのですが、それを引っ張りきってしまう底力がありました。

    濃い感じはしないのですが強い。

    物語としての筋の通し方にも手練を感じて
    15分とは思えないボリューム感がありました。

    ・ぬいぐるみハンター

    前回の本公演を観たときにも圧倒的だったのですが、
    そのエキスがこの掌編にも
    たっぷりと盛り込まれておりました。

    枠の外し方という別のベクトルの差し込み方に
    観る側の想像を乗り越えたり塗り重ねていくような
    面白さがあって。
    しかもそれが
    霧散しないで蓄積されていく感じに
    あれよあれよと引き込まれていく。

    細かい仕込みがてんこ盛り。
    その繰り出し方もしたたかで
    なおかつ緩急自在。
    突っ張る部分と外す部分のバランスが抜群によい。

    これはもう
    次回の本公演が楽しみになりました。

    ・トリコ劇場

    冒頭の雰囲気はちょっと色の濃い家庭内愛憎劇なのですが、
    そこから意外な感覚が生み出されていきます。

    戯曲のしたたかさが、きちんと観る側の視点をコントロールしていく。
    男や3人の姉妹に視線を惹きつけておいて
    その先をさらっと現出させる・・・。

    3人の女性たちそれぞれが
    すっと母親の一部に集約されていく態には
    ぞくっときました

    その夫婦間の愛情の浮かび方も本当に秀逸。
    ラストシーンが持つ
    深さや厚み、
    そのふくよかさに作り手の力量を感じました。

    ===intermission===

    ・世田谷シルク

    一つずつのシーンが丁寧に作られ、
    しかもビビットで創意にあふれていました。

    表現のひとつずつに目を引くような力があり
    それらがなによりもわくわくするほどに楽しい。
    刹那ごとに惹かれるのは
    役者たちの演技がもつ切れであったり
    一歩観る側を凌駕したような
    舞台上の空気やセンスであったりもするのですが、
    夢と現の端境の作り方や
    女子学生のヌードのスケッチというベースが
    場ごとのしなやかな枠となって
    その楽しさが拡散せず、
    舞台上でさらに醸成されていく。

    この質感だいすきです。
    よしんば短編であっても、
    むしろ短編であるからこその
    ぞくっとくるような魅力にしっかりと浸されて。

    ほんと、いろんな意味で楽しかったです。

    ・田上パル

    ある意味ワンアイデアなのですが、
    貫き通す力にしっかりと裏打ちされていて
    観る方が飽きずにもっていかれました。

    なんというか
    舞台上に迷いがないのがよい。
    多少ラフな部分を感じないわけでもないのですが、
    舞台上のコアにある掟がしっかりしているから
    観る側がとまどわないし迷わない。
    むしろ、そのラフさが
    舞台上の嘘に観る側を導く味のようなものになっていて。

    この作品、45分バージョンで演じられるということですが
    どんな展開になるのか・・、
    実際に伺うかどうかは別としても
    ちょっと心惹かれてしまいました。

    ・Mrs.fictions

    キャラクターたちに厚みがあるとか深さがあるとか
    そういう印象があまりないのに
    なにか観ていくうちに
    それぞれの味わいのようなものが
    じわっとやってきます。

    どこかデフォルメされた
    コミカルでうすっぺらい会話から
    それぞれの時間、そして二人の時間の重なりが
    ホログラムのように浮かんでくる。
    深く浸潤されるというわけでもないのですが、
    気がつけばどこかがほかっと暖かくなるような
    感覚が生まれていて。

    そういう染められ方をしているから
    最後のワンシーンが・・・沁みる。
    彼らの人生の刹那を垣間見て
    ふっとその後ろ姿に目がいくような感じ。
    どこかシニカルでさらっとした洗練があって、
    心に残りました。

    *** *** ***

    観終わって結構な充実感・・・。
    エレベータを待つ間には
    また来たいとの声も漏れ聞こえてきて・・
    この企画、本当に良い形で定着したなと思います。

    ほんと、来年の展開への期待が膨らんだことでした。




  • 満足度★★★★

    いろいろな面白さ
    今回もいろいろな面白さがありました。

    ネタバレBOX

    少年社中「『僕ら』と『ノストラダムス』の1999年の大晦日
    ジェンカするならあのぐらいの出演者数が居てもいいともうが、それ以外ではあまりあの人数の必要性が感じられなかったかな。
    もう少し人数を絞った方が面白く感じたかな。


    ぬいぐるみハンター「血がみどり」
    15分なので、いつものハチャメチャ振りは控えめでしたが、それでも劇団の色は出ていたと思います。
    バカらしい話でしたが面白かった。いやー神戸さんはやはり最強だ(笑)
    しかし、浅利ねこが今回出る事完全に忘れてたな(笑)


    トリコ劇場「君とは無理」
    大人の会話劇でした。ガチでキムチ鍋を作るのには驚かされましたが、全編等して大人のエロさもアリ、面白かったです。
    しかし、ラストの解釈は人それぞれだな。
    (オイラは、過去の一場面とも捉えたし、母親(妻)が実は三人姉妹そのものだったとも捉えました)


    世田谷シルク「[model:unkei]」
    15分であっても、いつもの違うことは行わず、本公演で観せる世田谷シルクを凝縮したものになってました。
    面白かった。
    あ、シルクダンスは広い舞台だったからか、いつもより動きが大きかったです。


    田上パル「ミートくん」
    全然何がやりたいのか伝わってきませんでした。ごめんなさい。


    Mrs.fictions「東京へつれてって」
    前半は前のよくわからん気持ちを引きずったままとなり、ちょっと世界観に入れ込めなかった。
    後半は何とかMrs.fictionsの世界観に戻る事が出来たので、後半は面白く感じました。
    しかしMrs.fictions、ほんとの毎回色が違うな。
  • 満足度★★★★

    はずせない企画
    もう、観劇予定をはずせない企画に成長してる。

  • 満足度★★★★

    面白かった
    2010.12.17達成。

  • 満足度★★★★

    おトク感ありの好企画
    この企画、観るのは初めて。「世田谷シルク」を除き、自分には初見の劇団ばかりでした。未見の劇団の雰囲気をつかみたいと思っている人にとっては好企画だと思った。
    15分とは思えない充実度。さすがです。自分が観た日は、客席歓談やアフタートークの時間が設けられていて、客席はほとんどが友人や関係者のようだった。

    ※レビュー書き終えて、登録ボタン押そうとする直前、突然文章が全部消えて真っ白になってしまった。これって何なんでしょう?
    再度、書き直しです。

    ネタバレBOX

    「少年社中」。ここは知人の間で評価が両極端に分かれているので興味があった。実際に観て、なるほどキャラクター設定や演技の質は好みが分かれるかもしれないと思った。20世紀末の大晦日の話。当時を思い出し、懐かしく観られた。
    「ぬいぐるみハンター」。本公演の感想を読んでいると自分には付いていけないものを感じて敬遠していた。でもこの脱力系の芝居は嫌いじゃない。神戸アキコさんのとぼけ具合、好きだなぁ。彼女のギャグになぜか涙がポロッとこぼれた。これ、自分の中で10年に一度くらい起こる特異現象で、無意識のうちに深層心理に反応して内容に関係なく、涙がこぼれるようだ。子役のつばさくん(丸石彩乃)の「仕事の現場を遊びと思ったことはないよ!」の台詞には噴いた。
    「トリコ劇場」。これが15分とは思えなかった。素晴らしいドラマでした。エビス駅前バーの公演に脚本書いてるだけあって米内山陽子さんは巧いと思った。ホームレス風流浪の父さんが3人の娘との過去にさかのぼるラストの演出には絶句。
    「世田谷シルク」。この劇団の特徴をよく表していて、新作のダイジェストを観たようなお得感がありました。15分では難しい感じだけど、本公演の特徴はまさにこのとおり、よく出ていました。
    「田上パル」。「ミートくん」というのがよくわからなかったがナンセンスさは伝わった。「青い山脈」の春歌をフルコーラス歌うのには唖然。芯となる俳優さんの落語家ばりの話芸に注目した。
    「Mrs.fictions」。山瀬(岡野康弘)と小桜(黒木絵美花)との噛みあわない会話がとても面白かった。ホームレスの山瀬くんの淡々とした芝居が何とも可笑しい。岡野さんは客演でよく観ている俳優さんだが、この劇団だったのですね。

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