ザ・キャラクター 公演情報 ザ・キャラクター」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
21-40件 / 46件中
  • 満足度★★★★

    観ました
    かなり悪意の込めた作品になってました。
    良くぞこれだけのことをしたなと感心。
    今回は装置を人間の身体を用い現していたが、もっと表現できたのではないかと作品の内容に比べ薄かったように思う。
    それでも衝撃的な舞台ではあった。

  • 満足度★★★★

    見てきた
    野田さんの言葉遊びは素敵。
    聞きあたりのよい言葉が心地いい。

    内容は重いなぁ・・・

  • 満足度★★★★

    ああ、このせりふまわしは!
    前半はまさに野田秀樹!!って思えました。なぜ、今、この主題を取り上げるのか??まだまだ1回観ただけじゃわからないです。セリフを読みこんで見えてくるものがあるのではないか、と思います。確かに出演者個々のキャラクターは立っていましたよね。んー、タイトルがまだ理解できていないです。そういう意味では観劇後も楽しいですね、いろいろ想いは巡りますから。

    ネタバレBOX

    私の先輩もオウム被害者です。今も後遺症があります。そんな意味でも、涙が出ました。でも、もう誰が被害者で誰が加害者か?とか、そんなこと意味がないようにも思えて来ます。それが、あのセリフにも出ていたと思います。少し前の日本。今はそのように何かを信じることさへ失ってしまっているのではないでしょうか。
  • 満足度★★★★

    最後の一筆、一突きに、刺し貫かれた。
    日本人にしか深く味わえないことを、敢えて。野田さんは「ロープ」「オイル」同様、過去を忘れるなと烈火の如く叫んでいるんじゃないでしょうか。「ザ•キャラクター」戯曲掲載の新潮 2010年7月号を劇場ロビーで購入。

    ネタバレBOX

    実在の事件がモチーフになっています。あのことをよく知らない若者がどう受け取るのか。1000円で見る高校生の感想が気になります。
  • 満足度★★★★

    感慨深い
    抵抗感のあった野田作品を初観劇。評判の高さを思い知る。セリフもセットも演出も、もちろん演技も素晴らしかった。古田さんはどんな舞台でも存在感すごい。宮沢りえさんは完全にノドやられててすこぶる残念。チョウソンハさんの躍動感ステキでした。
    時を同じく観劇していたクロムモリブデンの「恋する剥製」を思い出す。似たような題材でも描き方でこんなに違うのだと、改めて演劇の奥深さにしびれました。

    ネタバレBOX

    でも、観終わった後、不思議な重圧を身体全体から感じ、その足で軽妙なクロムモリブデンをもう1回観に行ってしまいました。リピート割りで値段6分の1以下・・・演劇って不思議すぎる。
  • 満足度★★★★

    観ました
    苦手な分野というか、観ていてきつかったのですが、終盤胸をつかれた。

  • 満足度★★★★

    NODA-MAP版「これからの「正義」の話をしよう」
     字事ネタあり、時事ネタもありで、ちょいちょい客席の笑いをひきだす舞台。
     存在がすでに奇天烈な古田新太さん、トボけたセリフ回しの可笑しい橋爪功さんをはじめ個々の役者さんそれぞれに上手でした。
     一緒になって笑いつつ、さすがに場面場面の単発ギャグが多くて、物語が散漫だと感じました。でも‥(以下ネタバレBOX)

     私が「ザ・キャラクター」の登場人物だったら、どうするのだろう。
     最近、書店での売上を伸ばしている、マイケル・サンデル著
    「これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学」を思い出しながら観ました。

    ネタバレBOX

     某カルト教団の事件を下敷きにした物語は、後半崖を転がり落ちるようにグジャグジャになっていきます。その重さとバランスを取るために、笑いは必要だったのかも。

     哀しいことに、実際の事件が目の前で起きるまで、私たちはあの集団の表面だけをみて笑っていた。かつてこの国では、確かにそういうことが、あったのです。十数年で、すっかり忘れていました。
     それを思い出しただけでも、この舞台を観た価値があったと思います。
  • 満足度★★★★

    まさかの内容で驚いた。あの事は風化させてはいけない,と。
    タイトル、出演者から予想していた内容とは全く異なる、まさかの内容で驚きました。
    あの事を、風化させてはいけない、と。

    ユーモアも、ちりばめられてはいても、時々ドキッとする、ゾッとする瞬間がある。
    そして、そのテーマは重くのしかかる。
    集団の中で何かが変わり続け、その内に誰にも止められずにエスカレートしていく怖さ。

    また、今回は「書道」が大きくかかわるため、言葉遊びもいつになく多い。
    その「紙」を、ギリシャの「神」に引っかけて、そこにもおおきく比重がかかっています。

    宮沢えりさんは、細い体に力強い演技。
    古田さんは、変わらず飄々と堂々とした貫禄で悪役を担う。
    銀粉蝶さんは、稽古中にけがをされて、途中からの出演。
    今回はいつになく若く元気な印象でした。
    そして、なによりも、ポスタービジュアルにも通じる、
    アンサンブルによる、からみつくうごめく人々が迫力あり。

  • 満足度★★★★

    2回目!
    1回目の観劇の時と180度とまでとはいかないが
    だいぶ感想が変わりました。

    初日に観たときは
    あの事件をかなり再現した後半部分から受けた
    インパクト(嫌悪感みたいなもの)で、カーテンコールの拍手も
    そこそこに劇場を出た記憶があるが

    今回は
    一度観ているので、ストーリーも分かっているので
    心の準備ができ、
    物語の重層的構造や言葉遊びなどもより楽しめた。
    前回は、前半と後半で雰囲気がかなり変わるように感じたが
    今回は全体として、流れが自然でスムーズに感じた。

    初日は、宮沢りえさん以外はまだ硬さが残る感があったけど
    さすがに1ヶ月もやっていると、他の人も良くなっていて
    橋爪さん特によかった!もちろん、宮沢りえさんも。


    『パイパー』も2回観たが、感想が大きく変わることはなかったが
    今回は1回目と2回目で印象がだいぶ変わった。
    作品としては『パイパー』より上だと思う。

    ただ、他の人の感想を読む限り
    多くの人がどうしても(1回目の自分と同じように)
    あの事件の部分に目が行きがちになっているように思う。

    なので
    野田さんがあそこまで具体的で「あの事件」を盛り込んだのは
    やり過ぎだったのでは?と思う。
    他のいい部分もあのインパクトに隠れてしまって伝わらないのでは
    非常にもったいない。


    すでに観た人も2回目観に行くと
    単純に作品として楽しむことができるかも。
    ただ、残り公演数少ないし、チケット完売だし高い。
    当日券は全公演あるらしいが。。。

  • 満足度★★★★

    そうなんだ!
    とにかく何がテーマなんだろう?、どんな言葉遊びがあるんだろう?

    ふーんなるほどって漢字、いや感じ。

    ネタバレBOX

    カルトを扱った話でした。最近流行った小説の影響もあるのかな。

    言葉遊びは、書道教室で使うものといったら、紙→カミ→神への転換。

    文字の面から、袖の誤字(示す偏に由)→誤字を指摘され→神への転換、これは素晴らしかったです。

    墨は特殊なインクなのでしょうか、乾くと消えるようなイメージで、場面に応じて床に文字を書いてもそのうちに消えていて、いい感じで進行していきました。

    一方、ダジャレ的な言葉遊びはあまり面白くありませんでした。

    文字を書くということから、不動産の譲渡契約書に自署させたり遺書を書かせたりする悪知恵、古田さんの目の据わった教祖振りは迫力がありました。

    弟をカルトに取られた姉や子供をカルトに殺された母の苦悩、ミイラ獲りがミイラになる恐怖、責任転嫁する教祖のずるさ…、全体として分かり易く描かれていました。
  • 満足度★★★

    どう解釈すれば良いのか
    ちょっと話が長すぎかな。
    でも、宮沢りえちゃんは秀逸です!

  • 満足度★★★

    久々のNODA・MAP
    夜の部を観劇してきました。

    メッセージ性はまずまずなのですが、
    前半はギリシャ神話などとリンクさせるなど
    工夫が見られましたけど、
    終盤の直球さ、終わり方は、もう少し
    なんとかならんかったのかと
    思うところです。

    あと、これはいつも思うところですが
    走り回っているだけの感が否めなくなりつつあるような気がしなくもないです。
    それが野田なのかもしれませんが・・・

  • 満足度★★★

     
     

  • 満足度★★★

    重い作品
    終盤の映像兼ねた演出に圧倒されました。最後は怖かった~。

  • 満足度★★★

    おもい
    モブシーンがいまいちなのが残念。軽快さはなく、ズシンと重い。スタッフワークなど含め、全体のバランスがうまくいってないのか、印象があまり。。。声が、大変そうだった。正直、ちょっと高すぎるかと。

  • 満足度★★★

    言葉遊びかと思いきや、真っ当なメッセージ性のある物語だった。
    しかしながら、ここまで饒舌に語ることもないのでは??と思ってしまった。
    言わんとしていることが真っ当過ぎたからかしら。
    途中で、わかり過ぎちゃって、早く言えばいいのにって感じになった。
    アンサンブルの動きとか諸々の演出は素敵だったけれど、そこまで凝らず、上演時間、3分の2にして欲しかった。

    古田新太さんは圧巻。本当に圧巻。
    ここまで面白く演じたら、普通、「悪役だけどどこか憎めないな」って思うもんなんだけど、見事に憎たらしい。

  • 満足度★★★

    難しかった・・・
    初めてのNODA・MAP。
    お話の下敷きをもっと分かっていればもっと楽しめたんだろうなーと思います。
    うごめく人々が気持ち悪くて素敵でした。

  • 満足度★★

    がっかり
    このテーマでこのクオリティの作品まで持ってくるのは難しいことなのはわかりますが、重いテーマに逃げている気がしました。
    絶対に忘れてはいけないことだから、作品に対する純粋な批評がしにくい。


    野田地図ってまだまだこんなもんじゃないはずだと思いました。

    宮沢さんは完全にのど潰れててセリフ聞こえなかっとこあったし。

  • 満足度★★

    説明しにくい
    観た感想をどう表現していいのか難しい。出演している役者さんはそれぞれの役をうまくこなしている。効果音、照明等、演出も悪くない。ただどうもストライクゾーンから少しはずれている。脚本がしっくりこのいのか。うまくまとめられない。

  • 満足度★★

    これで9,500円は高い!!
    すでに40人ものこりっちユーザーが感想を書いている公演。ざっと目を通しただけでも、「同じものを観ても、感じ方・受けとめ方は本当に人それぞれ」と、当たり前の事実に改めて感慨を受けます。

    個人的には、今回の野田作品には全くといってよいほど面白さを感じませんでした。これでS席9,500円は、あまりに内容に見合っていない。農家の嫁さんがおっしゃっているとおり、チケット代のかなりの割合は、有名人を生で目にする「舞台挨拶」を見るために払っているようなものと感じました。

    物語として選んだモチーフだとか、言葉遊びを豊富に用いた脚本、あるいは俳優の演技に本質的な問題があったとは思いません(必ずしも名前のある俳優を起用する必然性は感じませんでしたが)。それよりももっとシンプルな理由―単に芝居の作りこみが甘いまま本番を迎えてしまい、ここまで来てしまった―を強く感じました。「このシーンのこの箇所はもっと丁寧に作らないと・・・」というところが芝居全体でおそらく何十もあって、そういう部分の積み重ねが全体のクオリティを下げてるような気がしました。

    野田さんは東京芸術劇場の芸術監督になってとても忙しいとは思いますが、何ヶ月もワークショップを重ねて「THE BEE」を創ったような、演出家としての矜持をこれからも大切にしてほしいと思います。

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