ザ・キャラクター 公演情報 NODA・MAP「ザ・キャラクター」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    まさかの内容で驚いた。あの事は風化させてはいけない,と。
    タイトル、出演者から予想していた内容とは全く異なる、まさかの内容で驚きました。
    あの事を、風化させてはいけない、と。

    ユーモアも、ちりばめられてはいても、時々ドキッとする、ゾッとする瞬間がある。
    そして、そのテーマは重くのしかかる。
    集団の中で何かが変わり続け、その内に誰にも止められずにエスカレートしていく怖さ。

    また、今回は「書道」が大きくかかわるため、言葉遊びもいつになく多い。
    その「紙」を、ギリシャの「神」に引っかけて、そこにもおおきく比重がかかっています。

    宮沢えりさんは、細い体に力強い演技。
    古田さんは、変わらず飄々と堂々とした貫禄で悪役を担う。
    銀粉蝶さんは、稽古中にけがをされて、途中からの出演。
    今回はいつになく若く元気な印象でした。
    そして、なによりも、ポスタービジュアルにも通じる、
    アンサンブルによる、からみつくうごめく人々が迫力あり。

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    2010/07/12 01:02

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